こんにちは。19期のはるなです。
私は今、実家のある山口の、駅前にある老舗喫茶店でいそいそこれを書いています。ここは、一階にある和食屋さんのごはんも食べられるし、コーヒーもおいしいし常にジャズがかかってるしWi-Fiもあるしでめちゃくちゃ使ってます。私の横では、喫茶店のママと、常連の奥さんが絶賛世間話展開中。お隣の旅館の改装工事、4か月かかるんや、ふむふむ。
さて、私の振り返りブログなんですが、ここまでに公開されたブログで、「牛ゼミに入ってこういう変化があった」とか「こういう力がついた」っていうのは、もう言ってくれていると思うので、「牛ゼミに入ってからこういう心持ちでいるとええんやないかな」、ということを書いてみたいと思います。
〇はじめに ちょっと前提の心持ちの話します
最初にちょっとだけ、私がいちばん調子が出るときの話をさせてください。冒頭から話がでかくてすみません。心持ちの話に帰着するので、ご安心を。
私がいちばん調子が出るな~、心地いいな~、楽しいな~、と感じるのが、どうも「おもしろい人が周りにおるとき」なようなんです。
(おもろい人たち、トガプロ。この写真がお気に入り。)
でも、おもしろい人を探して、出会って、つながりを持つうちに気づいたのは、だんだん「こういう人がおもしろいんや」、っていう型みたいなものが自分の中にできてきちょるということ。そうすると、パッと見てその型にあてはまらん人に対しては、「たぶんおもしろくない人なんやろな」と先にシャットアウトしてしまう。
んで、ある人に、「相手がおもしろいかっていうより、自分がおもしろがれるか、よ。」と言われたんですね。ハッとしました。器量が足りてないのは実は自分やったんやなあ、と。それからは、自分のおもしろがれる感性の感度みたいなものをもっと研ぎ澄そうと思うようになりました。
(おもろい人たち、三田論のみんな。この人たちのおかげでおもしろがりの幅は間違いなく広がった。)
そんな気づきがあって、最近の私のテーマは、「だれとでもしゃべれる人になること」。あ、ゼミに関係なさそうなでっかい話が続いてますが、お付き合いください。もうすぐ本題です。
このテーマは、私が人見知りだとか、そういうことではないです(笑)。地元の中学生や、大学の教授、喫茶店のママ、慶應の学生、利賀村のおいちゃんといった多様な属性の人と楽しく会話ができるって意味で設定してます。
なんでそんなことをテーマにしちょるか?それは、楽しく会話できるって、会話の相手をおもろがれんとできんことやから。おもしろがる感度を高めるために、まずは身近な会話から心がけていきたいなと思ったんですね。
〇本題 牛ゼミで成長するには、いかにおもしろがれるかが大事な気がする
言いたいことは、見出しの通りなんですが、今お話したような、私の人生(?)のテーマって、牛ゼミの活動を有意義にするためにも応用できる気がしています。
これを読んでいるみなさんの多くは、なんらかの成長を求め、そのフィールドとして牛ゼミを志望されていると思います。2年前の私もそうでしたし、実際、そのフィールドとして牛ゼミを選んだことは間違いなかったと感じています。
ただし、ゼミ活動が始まって、手をうごかしてみると、ひとつひとつのことは大したことはないというか、いわゆる“めんどくさい”作業です。ゼミ活動って、そういう作業の集合体だと思います。そういう作業に徹しているうちに、「なんでこれやってんだっけ」「なんの意味があるのかな」と思うこともあると思います。ゼミ試験のころは、成長したい、そのために、牛ゼミでがんばろうと思えていたのに、です。
(三田論会議の一コマ。ぐるぐるして、なにしてんだろ、となることもしばしば。)
もちろん、人間なんで、モチベーションの上下があるのは自然で、それ自体一切あってはならないという話ではないです。でも、そういう状態が続くと、最初のころの自分の心意気を達成しにくいというのは、間違いないくて。最初の心意気を達成できず、なんともいえない2年間だったなとみなさんに振り返ってもらいたくないと強く思います。
そこでみなさんに、「おもしろがれる人になりましょ」と伝えたいです。
きっと最初に取り組むであろうディベートの資料集めも、ソーシャルプロジェクトで担うちょっとした議事録作成とか外部の方への連絡やメンバーへのリマインドも、三田論で年代別に店舗属性に色塗りするのも本文を一言一句の校閲するのも、入ゼミで選考軸を練るのも、ぜんぶぜんぶ、おもしろがって取り組んでほしいです。
(私がちょっと編集した牛ゼミTwitter用の写真。アナリティクスをみて、どうしたらもっと2年生を惹きつけられるかを考えて工夫していました。)
で、さっきもお話したように、おもしろがるって自分の器量です。なんも意識してなかったら、普通の人はおもしろくないと思います。だから、意識しておもしろがりの感度を高めることが必要です。この点に関しては、私も最近のテーマにしてるくらい、まだまだです。幸い私は、この2年間でモチベーションがめちゃくちゃ下がるということはなかったのですが、もっとおもしろがれてたら、あの作業やあの企画もっといいものになったなと思うことがあります。
で、ゼミ活動においておもしろがりの感度を高めるってどうするのかというと、「ガーっとやりこんでみる」ということだと思います。話はそれからです。なんにせよ、やってみないとおもしろさって分からん。かつ、その取り組み方が中途半端だとおもしろさを見落としやすい。だからしっかり向き合って、やりこんでみる。他のメンバーが読んでなさそうな文献を中心に読み込んでみるとか、プロジェクトの企画のリマインドをめちゃくちゃ分かりやすい文面になるよう研究する、とか。
(トガプロ企画展の会場の一部。ルポタージュ風なものをつくって展示しよう、となって、文章めちゃくちゃ考えた。)
牛ゼミに入って、「なんでこれやってんだっけ」「なんの意味があるのかな」と思いかけたら、自分がおもしろさを見つけきれてないのかも、と自分に目を向けて、目の前のことをガーっとやってみる、という風に軌道修正してみてください。
みなさんの牛ゼミ生活が、エキサイティングなものになることを願っています。
おもしろがれる人になりましょ。
私も、みなさんが牛ゼミで頑張っている間、いろんな人との会話をおもしろがれる人になっておきます。
まだまだ伝えきれていないことはありますが、そろそろランチタイムの営業が終わってしまうので、私の敬愛する先輩方のブログ中でも、読んでグッときたものをご紹介して、終わりにします。
(牛ゼミで、おまちしてます!!)