19期振り返りブログ【ゆうとさん編】あなたのコンパスはどこを指していますか?

こんにちは!牛島利明研究会19期のゆうとです!

牛島ゼミに入る前に読んでいた振り返りブログを自分が書くことになるなんて2年前は思わなかったですね。なんか感慨深いなと思います。それと同時に、大学生活の終わりを告げられているようでなんだか悲しくなっております。

 

まず僕がこのゼミを選んだ理由を述べたいと思います。以下3つとなっています。

  • 先輩いい人多そうだから
  • 活動おもろそうだから
  • 仲のいい友達も受けるから

正直に言いましょう。大した理由はありませんでした。なんとなーくで選んでいたのです笑

どうやら猫を被るのはお上手なようで、面接では綺麗事を言い、先輩に媚びへつらった結果、運良くゼミに入ることができました。(牛島ゼミの選考基準は公正公平なものです。自分の何かが認められ、受かったのでしょう。面接での評価は良くなかったらしいですが、、、)

 

さてそんな適当な僕が2年間ゼミに入って感じたことを書いていこうかなと思います。

 

牛島ゼミでは2年間で、ディベートやらプロジェクトやら多くのことを経験することができます。これらの活動をしてきた中で、僕が一番感じたことは『いかに自分のことを知らなかったか』です。

僕はゼミに入る前の2年間本当に何もしてきませんでした。何も考えずただお金のためにバイトをし、お金が溜まったら友達と遊んであー楽しかったと満足する日々。いわゆるダメ大学生ですね笑

でもその時は自分がダメな大学生であることには気づいていませんでした。大学での成績は周りに比べてまあまあ良かったし、他の大学生も自分とそう違わないように見えていました。

しかし牛島ゼミでの活動をして行くなかで、この考えが一変するのです。『なんて自分はバカなんだ』と。

 

これを如実に感じたのがディベートでした。ディベートでは論理的思考力を問われます。自分たちの主張を通すために、この要素を裏付けてとして使用すれば良いのではと仮説を立てる。その仮説に基づき情報を集め検証し、理論を組み立てて行くと言った感じですかね。簡単に言うとこんな感じですが、実際は本当に難しく、僕は議論について行くのが精一杯でした。基本みんなの言っていることを理解するのに時間はかかるし、何度も同じ質問をしてご迷惑をおかけすることも多々ありました。(同期の仲間には何度も助けられました。ありがとう。)

 

周りの優秀な同期と比べ、自分はこんなにも考える力がないのかと実感しました。

そうなるとさすがに適当な僕でも自分なりに努力をしてみんなに追いつこうとします。徐々にではあるものの、力は身についてきて最後には自分でも成長を感じられるほど、考える力が身についていると思えるようになっていました。

いやーディベートやって良かったと充実感を味わえました。

3年生での活動で少しはお利口になった僕はその後就活をすることになるのです。今後の人生を左右するファーストキャリアを選ばなければなりません。そこでゼミ活動を振り返るなかで僕はこう感じました。

「何で今までこんなに努力してきたのだろうか」

3年生では目の前のことを自分なりに一生懸命に取り組んできました。響きはよく聞こえますが、悪く言えば盲目に何も目的意識もなく取り組んでいるだけでした。

何のために牛島ゼミに入り、どのような成長を遂げたいのか、そしてなぜそのような成長をしたいのかビジョンを全く持たずに取り組んでいたことにようやく気づきます。

本当にもったないですよね。目的地がわからず、道草を食うことに必死になり、右往左往しているような感じでしょうか。道草を食うことが無駄だとは思いませんが、もし自分にしっかりとした目標があれば今までの活動にもっと意味合いをもって取り組めたかもしれない。もっと違う観点から物事を捉え、有意義な時間を得ることができたかもしれません。

 

しかしこのように考えられるようになったのは牛島ゼミに入り、考える機会を多く与えてもらえ、また優秀なゼミ員と活動をすることができたからだと思います。

ゼミに入る前は既述したゼミの志望理由からも分かる通り、周りに左右されるし、後先考えずにその時の感情で物事を決めてしまうような人間でしたが、ゼミでの活動を通じて自分と向き合い、何も考えていない人間であったと知ることができました。

そして自分のゴールを目指して物事を考えられるようになったのは大きな成長だと感じます。

 

「自分を知ること」ができたこの2年間は今後の人生を歩んで行くなかで、大きな財産です!本当に価値のある2年間でした!

最後にこれからゼミを選ぶ2年生に考えて欲しいことがあります。

なぜゼミに入るのでしょうか?

なぜ牛島ゼミに入りたいのでしょうか。

僕の友達にはゼミに入らなくても自分の納得の行く進路に進む人も多いし、残念ながら牛島ゼミに選考で落ちてしまった友達は「俺は牛島ゼミに落ちて良かったぜ〜」と言っています。

必ずしも牛島ゼミに入ることがその人にとって最善の選択肢となるとは限りません。

僕ももし2年生の時に将来のビジョンをしっかりと持っていれば牛島ゼミに入ることはなかったかもしれません。(ですが未熟だった僕にとって自分と向き合うことができる環境があった牛島ゼミはベターな選択肢であったと胸を張って言えます。)

 

今、ゼミ選びをしている2年生の皆さん、ゼミに入ることが目的となってはないでしょうか?あくまでも、ゼミは手段です。一度立ち止まってなりたい自分を考えてゼミを選んでみてください!!

応援しています!