牛島ゼミでは、毎年夏休みにSummer Workshop(合宿)を実施しています。教室で行う普段のゼミではできない「2泊3日のワークショップを企画する」というコンセプトで、各期の合宿係が企画を立案し、準備を重ねて実施する行事です。
●郷土料理のフィールドワーク(2024年度)
2024年度はグループごとに関東近辺の郷土料理(地域の特産品に関係する食べ物)体験を行いました。御厨そば(静岡)、小田原かまぼこ(神奈川)、さつまいもタルト(茨城)、椿油(伊豆大島)、揚げまき湯葉(栃木)、ほうとう(山梨)の体験及びインタビューを行い、最終日に活動成果の発表を行いました。
●地域伝統工芸品のフィールドワーク(2023年度)
2023年度は、グループごとに関東の地域伝統工芸品(だるま(群馬)、寄木細工(箱根)、益子焼(栃木)、江戸切子(東京)、和紙(埼玉)、草木染め(群馬))の体験学習と取材を行い、最終日にはプレゼン形式にて活動成果の報告を行いました。
●江東区ミニフィールドワーク+オンライン合宿(2021年度)
コロナ禍で宿泊や飲食を伴う活動ができない状況が続いているため、2021年度は東京都江東区での短時間完結型のフィールドワークとオンラインでの企画提案グループワークを組み合わせた3日間のワークショップを実施しました。
●オンライン合宿・四万十にいかんと!(2020年度)
コロナ禍で対面合宿ができなかった2020年度のSummer Workshopは、高知県四万十町とオンラインで結び、現地の方へのインタビューなどを踏まえて「東京の大学生が四万十町でやってみたいプロジェクトを企画する」というテーマでグループごとに四万十町役場、ゲストの皆様にプレゼンテーションを行いました。合宿レポートとインタビュー記事はこちら。
●牛の潜入調査〜伊豆の魅力を再発見〜(2019年度)
2019年度は、伊豆地域をフィールドとして、グループごとに地域で活動をされている方や特産品の生産者を尋ねてインタビュー調査を実施しました。
また、合宿の成果として”Re-discover the charm of IZU“というフリーペーパーを作成し、各グループの訪問先などで配布していただきました。
●牛の放牧合宿 in 房総(2018年度)
2018年度は、千葉県房総地域をフィールドとして、地域で魅力的な活動をされている方を訪ね、インタビュー記事を作成するなどの活動を行いました。
●TOGA-Camp(2011~2017年度)
2011年度から17年度のSummer Workshopは、利賀プロジェクトのフィールドである富山県南砺市利賀村で”TOGA-Camp”として実施されました。
合宿係と利賀プロジェクトメンバーが協力して各グループの体験プログラムを企画・準備し、毎年9月に2泊3日でゼミ員全員が利賀村を訪問して行うワークショップを行いました。
単に農業体験や伝統に触れることだけが目的ではなく、牛島ゼミの目標である”現在”を知り”問題意識を持つ”ための活動や企画提案を取り入れています。たとえば、2013年度のTOGA-Camp!では「情報発信力を鍛える」ことをテーマに、各班がそれぞれ民泊先で取材してきた内容を紙面発表とプレゼンテーションに向けてまとめ、相手に一番伝わる方法を模索しました。最終日には利賀村の方々を招いてワークショップを開き、意見交換を行いました。
(参考)民泊体験の感想(2013年度)