”Dog days are over” ゼミ生活2年を振り返って(しおり編)

しおりのプロフィール
#東京都出身 #体育会所属団体ソフトボール部
#ウクレレ #あいみょん #スポーツ観戦
#ディベート班 #渉外係
#Unispo #いきかたずかん #プロジェクトZ

部活だけでは物足りないと思っていた日吉時代

ゼミに入る前はどういった生活を送っていましたか?

部活中心の生活をしていました!週4から5くらいかな?平日は朝練で土日は午前練か試合だったね〜。大学2年からは塾のバイトも始めたので2つの活動をしつつ遊んでいました。

2年生になってゼミをどういった基準で選ばれたんですか?

2年生の時までは部活だけで満足していたんだけど、ゼミを選ぶってなった時に今までの生活が高校の時と変わらないなって思っていて。大学になって1個頑張ったなって思えるものが欲しかったけど、一方で部活もあるし大変すぎるのも嫌だなって思いもあったからちょっと葛藤していました。牛ゼミを選んだ1番の理由はやっぱり人。多かれ少なかれ人は環境に左右されると思っていて、なんとなくゆるいゼミに入ったらゆるくなるだろうなと思っていたし、しっかりしたところにはいればしっかりできるだろうなって思っていました。その点、牛ゼミは人もいいし、頑張れる環境があるなと思ったから入りました!

悔しさから続けようと決意したディベート

3年生では三田論とディベートに分かれますが、最初はどちらをやりたかったですか?

最初はディベートをやりたくなかったから三田論をやろうと思ってましたね。ディベートって大変そうだし。部活の大会と10月の渋沢杯が重なっていたから渋沢杯に出るのは不可能だと思ってたというのも理由としてはありました。あとは普通にディベートなんて私にはできないよって思っていました。2年生の時にディベート見学会に行ったんだけど、先輩方がすごすぎて、私には無理だと思ってたってのもありますね。

ディベートを最終的に選んだ理由は何ですか?

5月の対4年のディベートと7月の3ゼミディベートがきっかけかなあ。今までの人生で私は大きな壁にぶつかったことがあまりなかったんだけど、5月の対4年のディベートが自分の中でかなり大きな挫折だったんです。5月のディベートは準備段階から同期の論理的思考力や資料を集めるスキルとかがすごくて私はついていけなくて。それでも7月のディベートでは5月のときの悔しさがあったからフリディスの練習も頑張ったし、時間を多く割いてきた。その結果、5月の時よりは手を挙げて積極的に発言できたからようやく一筋の光が見えてきた感じがして、もっと上手くなりたいって思ったかな。あとは純粋に八代ゼミに負けて、このまま負けで終わりたくないと思ってました

当時を振り返った感想を教えてもらえますか?

去年の夏はやっぱりちょっと大変だったけど、学べたことが沢山あるからやっぱりディベートを選んで良かったなと思ってます!それでも今卒論をやってるときとかに三田論やりたかったとも思うし、三田論っていう自分の成果が形に残ることに憧れは少しあるので、それぞれに魅力があると思います。

複数のプロジェクトの中で得たもの

それぞれ活動しているプロジェクトはどのような経緯で入ったんですか?

Unispoは一番最初に入ってて、いきかたずかんは正式にメンバーとしてしっかり活動し始めたのが、3年の2、3月ですね。プロジェクトZ(※)は3年の6月からだったかな?

Unispoはもともと入りたかったんです! 自分がスポーツをやっているってことや障がいを持っている弟がいるってこと、あとはUnispoを作った方が私の部活の先輩だったこともあって最初から興味がありました。

プロジェクトZは牛ゼミの他のプロジェクトとは違って、外部のNPO法人の方が主導でやっているプロジェクトで、だから外部の人の視点を得られるっていうのが大きかったですね。続けているのもそれが理由かも。いきかたずかんは純粋に就活を通して、自分の働き方や生き方について考えることが多くなって、他の人の生き方に興味を持ったっていうのが大きいかな。私自身、人から学ぶのが好きなんです。他人の価値観に触れないと視野が広がらないって思っているから色々な活動に手を出してるって感じです。

※プロジェクトZ:NPO法人ディーセントワーク・ラボ、牛島利明研究会と美大生の3者が集まった有志グループ。障がいのある人の一つ一つに向き合う丁寧なモノづくりの姿勢と、そこから生まれる商品の魅力を少しでも多くの人に伝えるための活動を行い、ディーセント・ワークについても学ぶことができるプロジェクト。

複数のプロジェクトに入ってよかったことはありますか?

各プロジェクトによって会議の進め方とかが違っていて純粋に面白い(笑) あとはそれぞれのプロジェクトによって自分の立ち位置が違っていて。例えばUnispoだと自分が主導になって動くけどプロジェクトZは3年生のサポートとしての立場で動いているから色々な立場を経験できるのが楽しいかもと思ったりします! あとは入った理由とも重なるけど、色々な人のお話を聞けたり学べたりするのがよかったです

ゼミ員の存在の大きさを知ることができた2年間

部活とゼミの両立の秘訣はなんですか?

完璧に両立できていたかは怪しいかな。牛ゼミの人たちは褒めてくれたけど中途半端だったこともあったなって反省してます(笑)  牛ゼミはグループワークが多いから自分が何かを投げ出すと、周りに迷惑かけちゃうし、他のゼミ員も色々と両立してたから自分も頑張ろうと思えました。あとは空いた時間を有効活用しようという意識が前よりも上がりました。それと、最初の話に戻るけど、みんながしっかり頑張っていた環境だったから自分も頑張ってこれたと思います。あと純粋に活動が楽しかったんですよね。それが大きいかも!

これまで大変だったことをどのように乗り越えてきましたか?

一番大変だったのはやっぱりディベートの期間かな。部活との両立もあったし、ディベートは苦手なことで、技術的にまだまだだったから大変だったかもしれません。ただ、そういうときこそゼミ員に素直に頼って教えてもらったりフリディスの練習に付き合ってもらったりしてたかな。2年生の時までは自分でなんでもやっちゃうタイプだったけど、自分の人生の中で信頼できる同期や先輩に出会えて、挫折を経て人に頼ることの大切さを学びましたね

牛ゼミに入ったからこそできたことって何ですか?

私は環境には染まれるタイプだから牛ゼミじゃなくても充実はしていたと思います。ただ、牛ゼミに入ってなかったら尊敬できる人には出会えなかっただろうし、外部の人から色々な話を聞ける機会もなかったんじゃないかな。あとは挫折の話にも繋がるけど、自分の弱さに向き合えたのは牛ゼミに入ったからこそだと思います

現在の牛ゼミ員の印象を教えてください!

変な人ばっかですよ(笑) 19期は自分を持ってる人が多いですかね。それぞれみんなが強みを持ってて、みんながみんなディベートが得意とか論文書くのが得意っていうわけではないけど、どこかしらすごいとこがありますね。自分の強みに気づける人が多いのかな!

最後に2年生にメッセージをお願いします!

成長したい、変わりたいと思っている子がチャンスをつかむきっかけになる環境はこのゼミに整ってます。何事も選択は自分次第だと思ってて、今迷ってる選択を決断した後に後悔しないように過ごして欲しいなと思います!それが牛ゼミならなお嬉しいですね!

4年生がゼミ生活を振り返るトークイベント “Dog days are over” 開催!
2020年12月21日(月)16:30~18:30
三田キャンパス&オンライン
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