”Dog days are over” 2年間のゼミ生活で感じたこと(よーへい編)

よーへいのプロフィール
#東京都出身 #日吉ハンドボール同好会
#合宿係 #ディベート班 #めぐるめ

楽しかったけど、焦りも感じていた

-日吉時代はどんな生活を送っていましたか?

1,2年は本当に何も考えずに生活していました。とりあえず目先の楽しいこと(バイト・サークル・飲み・遊び)みたいなのをずーっとやっていて。その時は楽しかったけど、このままでいいのかなとは思っていました。
だから、3年から何かを頑張る環境としてゼミを考え、牛島ゼミを選びました。

-日吉時代は楽しかったけど、充実感がないというか、何か物足りないと感じてらっしゃったんですね。

充実はしてたけど、物足りなさというか、このままでいいのかなというのは感じていました。
授業とか本当に出てなかったし、テスト前にちょろっとやって、GPAも低かったし。そういう典型的な「ダメ大学生」みたいな感じでした(笑)。

-日吉時代に勉強していないことに対してモヤモヤしていたのですか?

はい、それももちろんそうだし、僕自身大学の4年間で何も得てないというのは個人的にも良くないと感じていました。自分自身社会に出てからの力が圧倒的に足りていないと感じていたので、3,4年生では何か力を身に付けなきゃいけない、何かを頑張りたいという思いがありました。

思考力を鍛えていく、実践的な力を付けたかった

-3,4年では頑張りたいという思いがあったと思うんですが、2年生の時にどういう軸でゼミ選びをしていたんですか?

本当に頑張れるゼミ、自分に足りない力が身に付くゼミに入りたいなと思っていて、この二つの軸でゼミは見ていました。

-具体的にどのような力を身に付けたいと思っていたのですか?

ゼミでは、メインとしては一つの学問分野を座学で学ぶものが多いですよね。マーケティングだったり、会計だったりとか。そういう学問の知識というよりも、社会に出て役立つ実践的な力が身に付くゼミを探していました。

-その中で牛島ゼミに入った理由は何ですか?

第1回のゼミ説の時に牛島ゼミを初めて知って、そこで論理的思考力だったり、批判的思考力、0から1を生み出す力を身に付けることが出来ると聞きました。このゼミは実践の場で自分で問題を発見し、それを学問と結びつけていくことを重視してて、かつ自分の知らないことを知ることができる環境がいっぱいある、という点に魅力を感じて牛島ゼミに入ろうと思いました。

-ゼミイベントの中で、刺激を受けたものはありますか?

ディベート見学会です。難しそうな内容をわーっと話していて、集中して見ていたのに内容が全然分からなくて圧倒されたのを今でも覚えています。

その時に「1学年しか違わないのにこんなにも差があるのか。自分もこのゼミに入ったらこうなれるかもな。こうなりたいな。」と思いました。そこで牛島ゼミへの思いがより高まりました。

ゼミで身に付いた3つの考える力

-それでは、牛島ゼミのゼミ生活の中で、成長や、価値観の変化はありましたか?

はい。ディベートを通して、大きく成長しましたね。あれだけ深く、一つのことをずっと考え続けることは普通の生活ではなくて。それをできた経験はかなり大きかったです。

-具体的にどういった力がディベートで付きましたか?

多面的に考える力、深く考える力、先を見通す力の3つの力は身につきました。それはディベートにおいて自分がこれを言ったら相手はこう言ってくる、それに対して自分は何を言うのかというのを考え続けたからこそ身に付いたんだと思います。

この3つの力は何においても必要な力である一方で、僕はゼミに入る前に圧倒的にこの力がありませんでした。ディベートを通してそれが身に付いたのは今後に活きると思います。

-ディベート以外に成長や価値観の変化はありますか?

プロジェクトも価値観の変化としては大きかったです。自分はゼミに入る前まで、大学2年生までに会った人たちはすごく狭くて限られていました。でもプロジェクトを通して、限界集落のおじいちゃん、おばあちゃんや、農家さんや市役所の方、JAの方に出会ってお話する機会がありました。そういう人たちと一緒になってやっていく中で、こういう風に生きてた人ってこういう考え方するんだ、と多様な価値観を知れたのはすごく良かったです。

-よーへいさんはソーシャルプロジェクトではめぐるめに所属し、三島市と一緒に活動されていますが、活動を通して感じたことはありますか?

そうですね、めぐるめで活動したこの1年半は、僕の中で大きな意味がありました。自分は学生という立場で活動していますが、一緒に活動する人たちは社会人が多かったので、社会人の価値観を学べたという側面では大きな意味があり、影響を受けました。

というのも、僕自身結構「浅はか」だって言われてて。まあいいっしょ!みたいな(笑)。でも社会人になったらそうはいかないし、これってどうやってやるの? なんでやるの? というところまでしっかり詰めないと企画はできないことが分かりました。そこはめぐるめとして活動する中でだんだん意識して動けるようになりました。

-それでは、日吉から三田でどう成長できたと思いますか?

先ほども話したように自分が求めている力は付きました。とくに、考える力という部分での成長は大きかったです。僕はサークルで企画係をやっていて、これやりたい、あれやりたいって色々言うタイプだったんですが、なんでそれやるの? って言われるし、実行まで至らないことも多かったんです。でもそれって、なぜこれをやるのか、どうやるのかということを考える力が足りなかったからなんだなと今は思います。それが今は、牛島ゼミに入ってある程度自分があれやりたい、これやりたいっていうのをなぜ・どうやってという部分まで落とし込んで考えることができるようになったので、色々な場面で実行まで持ち込めるようになりました。

-やっぱりゼミは入ってよかったと思いますか?

思います。とくに、ディベートとかはいざ終わると良かったな、もしゼミに入ってなかったらどうなっていたんだろうって感じます。

それこそ、自分で言うのは恥ずかしいけど実践を通じて学ぶ力は身に付いたと思います。日吉時代の自分と比べたらそこは圧倒的に変わった点です。

-牛ゼミ員の印象を聞かせてください!

先を見通す力があるという意味で、みんな頭いいな〜と思います。自分がこれを言ったら、相手にどう捉えられるのか、相手が何を言うのかというのを何個先までも分かってる、そういう人が多いなと思います。それを分かったうえでみんな行動してるし発言してる。そこが本当にすごいなと思います。

変わりたいと思う人が変われる場所

-それでは2年生にメッセージをお願いします!

今の自分から変わりたいと強く思ってる人はきっと牛島ゼミで変われる、成長できるんじゃないかと思います。その想いの強さが行動になってくるし、そういう人をゼミもやっぱり求めているんだと思います。2年生のみなさんが満足のいくゼミ選びができることを祈っています。そしてそのゼミが牛島ゼミであればすごく嬉しいです! ご縁がありますように!

4年生がゼミ生活を振り返るトークイベント “Dog days are over” 開催!
2020年12月21日(月)16:30~18:30
三田キャンパス&オンライン
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