19期振り返りブログ【みずほさん編】2年間で、たくさんの苦手とちょっぴりの自信を手に入れました!

こんにちは~19期のみずほです。
ブログを書くのもこれで最後だと思うと寂しいですね。
2年前の今頃は先輩たちの振り返りブログを穴が開くほど読んで、まだ見ぬゼミ生活に期待を膨らませていたのについに私が書く側になるなんて。
牛ゼミ合格祈願!って1人で明治神宮に祈り倒したことが懐かしいです。

未来の21期に牛ゼミライフを少しでも具体的に思い描いてもらえるように頑張って書いていきます、よろしくおねがいします。

私の牛ゼミ生活を一言で表すなら、「自分の“できなさ“を至るところで実感した2年間」だったなと思っています。締めくくりにはなんとも似つかわしくない、とってもネガティブな字面になっちゃいました。ここで読むのをやめられると牛ゼミのネガキャンをしたみたいになってしまうので(笑)うまく書けるかはわかりませんがぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。

私はゼミの中で主にトガプロとディベート班に所属していたのですが、活動の中で、私ってできてないことがたくさんあるなあという劣等感に似たもやもやを何度も抱えてきました。

例えばディベートでは、頭の回転が速く試合中にキレのある発言をしたり、試合に向けての準備期間に周囲を圧倒する論理的思考力でチームを導いてくれたりと敏腕な同期に囲まれていました。一方の私はというと、準備期間の会議はチームメイトが繰り広げる難しい議論についていけずただただ資料を探す機械と化すわ、試合中はテンパっておかしな発言をするわ、散々でした。私だって決して頑張っていないわけではないはずだったけれど、みんなの足を引っ張らないことだけで精いっぱいの私はチームにどんな貢献ができているんだろう?とこっそり悩んでいました。


本番前はごはん食べられないくらい緊張するけど、みんなと一緒に戦っている安心感は凄まじい。

一方のトガプロでも、いっぱい悩みました。
トガプロのnoteでも振り返っているのですが、トガプロに限らずソーシャルプロジェクトって「何をどうやるべき」みたいな確固とした正解はないし、活動の成果も必ずしもわかりやすい結果としてあらわれるとは限りません。だから活動の中で「これで本当にいいのかな?」と不安になるタイミングが何度もやってくるものだと感じています。3年生の終わりの頃、次の年度の活動方針を考えるタイミングで同期と一緒に「私たちの活動が利賀にどんな価値をもたらすことができたんだろう、利賀が将来どういう方向をたどることが理想的なんだろう」とわからないながらに考えまくったことも記憶に新しいです。


もうすっかりふるさと気分な利賀

どうしてこんなにたくさんできないこと、難しいことに遭遇したかというと、牛ゼミには初めての活動がごろごろ転がっていたことが理由だと思います。

ゼミに入るまでの私の生活は主に授業・バイト・少しサークル・遊びで構成されていてそれなりに楽しかったけど、これってどうしたらいいんだろうなあともやもや悩むことや、自分の能力が足りなさ過ぎてすっごく努力が必要だわ、と気づかされる機会もそんなにないようなぬるめの生活をしていて。

こうして出来上がったゆるゆる人間が新たな飛び込んだ結果、最初に書いたように初めて経験するあれやこれやで壁にぶつかり、「私みんなと比べて全然できてないじゃん…」と感じることになったのです。

でも、自分のできないこと、苦手を実感しなければ克服に向かって努力しようという発想にもつながらないため、この経験はすごく大事だったなと感じています。実際に、活動を通して知った自分の弱いところを埋めるために、ディベートのディスカッション練習をたくさん積んだりテーマについて細かく調べて知識をつけたり、トガプロで答えのない問をとことん考え尽くしたりと色々アプローチする中で、少しずつ足りていなかった能力を補えているような実感があります。個人的に2年間で成長したなと思うことが

情報を適切に収集し、整理する力(ディベートの準備期間で特に。どんな情報が必要で、その情報はどこに載っていそうで、どう収集すればいいのか。それから、集めた情報を頭の中で組み立てなおして、どこまでわかっててどこからわからないのかの整理がスムーズになりました)

物事を前に進める力(主にトガプロで。いくつも企画に携わる中で、最初は何をどう進めていくのかさっぱりだったけれど、次第にいつ何をすべきなのか先を思い描けるようになりました。こういうことがしたいなって頭に思い浮かべてもそれを実行に移すのはなかなか難しいってシチュエーションはありがちだけど、何をしたら実行できるのかがイメージできるようになったことで物事を推進するみたいなことが得意になったなって実感。)

の大きく2つです。

できないことをたくさん知ってしまったかもしれませんが、同時にやってきたことに裏打ちされた根拠のある自信をいくつか手にすることができたのは、私の2年間での大きな財産だったと確信しています。

 

今このブログを読んでくれている2年生の皆さんへ。

私はこの2年間で、できなくて悩むことも大切な経験だなと身をもって実感しました。もしも今の自分に不安があったり、今後うまくいかなくて苦しいことがあったとしても、牛島ゼミでは周りに助けてくれるしみんな頑張ってるからもうひと踏ん張りしようと思わせてくれるゼミ員・先生がいます。しかも、1回失敗してもやり直すチャンスがごろごろ転がっています。こんなに自分の苦手ととことん向き合うのにはすごく適した環境だし、頑張る価値が十分にある場所じゃないかなあ。
どんな選択をしても不安になることはあるかもしれないけど、どれも絶対間違いじゃないと思うから。ここまでいっぱい悩んで決めた自分とその選択に自信を持って、残り半分の大学生活に飛び込んでくださいね。

そして最後に。

どんな時も大変そうなところを私たちに見せず、どんな時も明るく私たちをリードしてくださった、いつまでもあこがれの18期の先輩方。
頼りない姿をたくさん見せてしまったし、一体どれだけのものを与えられたか正直自信はないけど、一緒に頑張ってゼミをさらに楽しくしてくれた20期のみんな。
普段はゆったりと見守り、助けを求めたら安心できるアドバイスと考える場をそっとくださった先生。
そして、2年間とは思えないほど濃い時間を一緒に過ごしながら、時には違う考え方を知る機会を与えてくれて、時には鋭いアドバイスをくれて、時にはにやにやしちゃうような優しい言葉で励ましてくれてほめてくれたとっても楽しい19期。

ゼミを通して関わることができたすべての方に心から感謝しています。
本当にありがとうございました、ずっと大好きです!