Gyu場つなぎブログ【しゅんのすけ編応答】4年生の立ち位置

今回の場つなぎブログのテーマは「タテのつながり」でした。
難しいテーマで困っているようですが,19期はいままさに3年生(後輩)から4年生(先輩)に移り変わるタイミングなので,たしかにその通りなのかなと思います。
ここでは少し補足する意味で,ゼミにおける4年生の存在について触れておきます。

4年生の立ち位置
ディベートのインゼミや大会への出場,三田祭論文の発表など,ゼミの課題という点での主役は3年生です。それに比べれば,4年生の基本は個人作業の卒論だけという感じになりますので,もちろん任意で取り組むプロジェクトはあるものの,グループで集まる機会も減って力を持て余し気味なムードが漂ったりするものです。
しかし,タテのつながりという点で言えば,4年生がゼミのあり方に与える影響っていうのはかなり大きなものがあると感じます。

ゼミに入って1年目,3年生の間は事情も分からず,どうしても目の前の課題に取り組むだけになってしまいがちです。でも,三田祭が終わる11月頃になるとグループワークで集まる機会もめっきり少なくなりますので,就職を心配しつつも余裕が出てきて,それまで経験を踏まえ,それぞれ残りの1年をどう過ごそうかと考え始めます。

歴代の4年生を見ていると,「先輩にしてもらったことは自分も後輩にしてあげたい」という気持ちを持つ人が多いようです。ペイフォワード(Pay it Forward)的な感覚に加えて,1年先に行っているものの自負心みたいなものもあるのかもしれません。


(対3年4年生チーム。衣装で遊ぶ余裕が。)

典型的な事例をあげれば,3年生の最初のディベートの際,必ず3年生対4年生の試合を組むということがあります。これは,自分達のレベルと外部の大会に出られるレベルとの差を実感する重要な機会となっています。秋に大会に出場する直前にも,4年生有志が3年生の模擬戦の相手になってくれます。3年生は約2か月,4年生は実質数日の準備なのですが,ほとんどの場合,なぜか4年生が勝利します。
ディベートには論題についての細かい知識が不可欠ですので,準備期間が極端に少ない方が勝つというのは不思議と言えば不思議ですが,全体を俯瞰してどう議論すべきかの筋を素早く見通す力がついているということが大きいように思います。

先輩に勝てずに終わる3年生にとっては屈辱でしょうが,もう一つ上を目指すための貴重な機会となります。そして,実は4年生にとっても自分たちが取り組んだことの成果や成長をあらためて実感できる場にもなっているようにも思います。
自分のためだと頑張れなくても,誰かのためなら頑張れる。そしてそれが結局自分のためにもなっているという事例です。

何か新しいことを残していく
そして,ゼミに何か新しい要素を付け加えてくれるのも多くの場合4年生です。一例として「極彩」というインタビュー冊子&トークイベントがあります。2年生向けの入ゼミイベントでもあり,ゼミで2年近くを過ごした4年生の考えていることを3年生に伝えるという側面もある企画です。これも数年前の4年生が1期下の後輩を誘って企画し,ここ何年か3,4年生有志が取り組む活動として継続しているものです。

タテのつながりというのは,先輩後輩が上下関係として固定化されてしまうと息苦しいものになりがちです。その意味では,後輩が1年間お世話になった先輩を送り出し,今度は自分たちが先輩の役割を取るという循環を毎年繰り返していく2年間のゼミというのは,慌ただしくはありますが,適度なタテのつながりを作るのにちょうどよい期間なのかもしれません。


(こうしごとフォーラム)

近年では,OBOG会とは別に,卒業生有志がお互いに仕事のことを語る「こうしごとフォーラム」というイベントを不定期で開催する動きも出てきています。
OBOG会は一緒にゼミ生活を過ごした仲間と旧交を温める場という側面が強いですが,「こうしごとフォーラム」はそれとはまた違った感じです。それぞれが所属する会社とは別に,出身ゼミの縁で何か面白いことが見つけられるような新しいつながりが生まれればいいなと思っています。

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