【15期ゼミ振り返り「このゼミだったからこそ感じることが出来たこと」-板橋編-】

こんにちは!牛島ゼミ15期のあきらです。
先輩方のゼミ振り返り記事を見て、「あ~、14期の先輩方、みんなすごい良いこと書いてるなぁ。」と感じてから、はや一年。もう自分たちもそんな時期かぁと少し憂鬱な気持ちでいます。

今回は「2年間の振り返り」ということで、他の人はもしかしたら、「ゼミで成長したこと」「学んだこと」といったような内容を中心に書くのかなと思います。ただ私は、自分が2年間どう成長したかっていうのを文字で表現するのは正直難しいなと感じています。
なので、私は2年間どんなことを考えながらゼミ活動をしてきたかなというのを振り返っていこうかなと思います。

「自分はどんなときでもポジティブでいよう。」

今振り返ると、2年間、このことを一番考えてきたと思います。
1学年で20人近くいるゼミ員。20人もいると本当にいろんな人がいます。積極的にチームを引っ張れる人。影で縁の下の力持ちの役割をしてくれる人。場をなごませてくれる人。などなど。
「このようにいろんな性格(特性)を持った人がいる中で自分にしか出来ないことはなんだろう。」
最初の数ヶ月間、ずっと考えていまいました。

そんな中、ある時(去年の10月あたり、三田論作成時期くらいだったと思います。)、ふと思いました。
「今のゼミのメンバーはいい意味でも悪い意味でも、時に『慎重になりすぎてしまう・考え込みすぎてしまう人』が多いのかも。」と。
いろんなことを議論したり、何かを決定していく中で、そのことについてしっかりと慎重に考えていける人がとても多いなと、それまで活動してきて感じていました。そのような非常に良い点もある一方、慎重になりすぎて、ネガティブになり、考え込みすぎてしまって、物事が前に運ばないという場面も多いのかなと当時思っていました。

それに気づいた頃からは、みんながネガティブになってしまったとき、考え込んでしまって物事が行き詰まってしまったときに、自分は出来るだけどんなときでもポジティブでいること。『根拠のない自信』を持つことを意識的にするようにしていました。
これが自分にしか出来ないことなのではないかと。

グループのミーティングなどでも、「大丈夫、どうにかなる!」「大丈夫、それでいこう。」といったようなことを私はよく言っていたと思います。ときには「考えが軽い」「もっとしっかり考えて」などとメンバーから言われるなど、周りからは何も考えてないやつだと思われたこともあったかもしれませんが、それくらいがちょうどいいのだと思いながら、意識的にその役をしてきたつもりです。

そのような自分の役割がはたしてゼミに対して、そのグループに対してどれだけ貢献していたのかはわかりません。もしかしたら、悪い影響を与えてしまっていたかもしれません。
ただ、ここで伝えたいのは、このように「牛島ゼミでの活動では、『グループの中で自分にしかできない立ち振る舞い』というのを非常に意識させてくれる」ということです。おそらく、「ゼミというグループの中で自分にしか出来ないこと」というのをここまで考えさせられるゼミは他にはないのではないかと思っています。
このことがこのゼミの面白い点の一つだと感じています。

そして、もう一つ、
「牛島ゼミに落ちてしまった人たちへの『責任』」
このことも絶対忘れまいと意識していたことです。
ゼミの選考では受かる人もいれば、落ちてしまった人もいます。実際に私の友人も何人か落ちてしまいました。
牛島ゼミに入りたくても、入れなかった人、その人たちのぶんも頑張らなければならない、何かを果たさなければならないという「責任」は常に持ちながら活動していました。

しかし、何かを成し遂げたと胸を張って言えるほどのことは出来なかったなと感じています。私はECFAというプロジェクトに入っており、その中で4年次は主に「スポーツ」というフィールドで活動しましたが、自信を持って何か成果を出せたとは言いきれません。
卒業論文でも、優れた論文を作れたとは思えません。

ゼミに入れなかった人たちの分まで何かを成し遂げるという「責任」を果たせなかったことは非常に悔しく思っています。
何か自分の反省みたいな文になってしまいましたが、ここで伝えたいことはこのような「責任感」であったり「悔しい気持ち」をゼミの活動で持てるのも、牛島ゼミの魅力であるということです。

「ゼミに入っての責任感?悔しさ?そんなことゼミなんかで感じるの?」と、おそらくこれを見ている2年生の皆さんは思うのかもしれませんが、牛島ゼミに入ってみたらわかります。この牛島ゼミでしか感じ取れないものだと思います。
このこともこのゼミの面白い点の一つだと考えています。

とても長々と書いてしまいましたが、とにかく牛島ゼミは色々なことを考えさせられるゼミです。
ゼミ員一人一人が色々な思いを持って、アツい気持ちでゼミに取り組んでいます。
他のゼミ員のブログ記事を見ても、それは伝わってくるのではないかと思います。

今回は私の2年間の「感想」みたいな記事になってしまいましたが、2年生の皆さんのゼミ選びの一助になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

そして最後にこの場をお借りして、牛島先生、お世話になった14期の先輩方・16期の後輩たち、そして2年間共に活動してきた15期のみんなに感謝申し上げたいです。

本当にありがとうございました!