22期振り返りブログ【あやのさん編】自分はどんな人?

こんにちは、4年22期のあやのです。
2年前3月某日、この振り返りブログを食い入るように読んでいた日々が懐かしいです。
当時の自分には、漠然とした憧れが大部分でしたが、今読み返してみると、分かるなあ、と同時に今後の指針にもなるような金言がたくさん隠されていて、先輩方の教えを有難く頂いています。ありがとうございます。
さて、、そろそろなにかを書き出していこうと思います。(まだノープラン)

思い出すと私は入ゼミ時のESの志望理由の一つとして、「自分がどのような人なのか深く知りたい」というものを掲げていました。先生との面接時にはどういうこと?と聞かれたのをよく覚えています。
この時私は、自分がどういうことが好きで嫌いで、何が強みか又はできないことか等、を牛ゼミでの活動を通して、理解していきたいと考えていました。

そんな思いを持って入った牛ゼミ生活は、コロナ禍にかまけてオンライン授業の有難みを享受し、家でぐーたらぐーたらしていた日々とは一転。
色々なタイプの人と初めての活動に打ち込み、初めて見る現場も多く、刺激的な日々を過ごしています。(現在進行形)
それらを通して、自分の中から湧いて感じること、気がついたこと、色々ありました。

自分は人と関わることが好きだということ
でも1人で黙々と頭の中を整理する時間も好きだということ
知らない話や景色を見聞きしてその裏を想像するのが好きなこと
見えないところで動くのが好きなこと
最初に固めた意思を途中で曲げることが嫌いなこと
人間観察が好きなのに苦手なこと
新しいものを突き進めるのが苦手なこと

あーなんだか恥ずかしいですね。先輩同期後輩には嘘だろこいつ、とも思われていそうですね。でも自分としては1年7ヶ月で、ここに表せないほどこのたくさんの自分についての気付きがありました。
今回はそのたくさんの中でも2つのことを書いていこうと思います。

1つ目は、自分がびびりで保守的なことです。
(明るい話から入りたかったのに私の弱いとこの方が先に出てきてしまいました。あれれ。)
自分自身この性質はあまり自覚していないものでした。保守的ではあるものの割と要所要所でギャンブルしてきたタイプという自認もありました。でもそれがゼミに入って一変しました。新しい物好き、新しいものを面白いと言う周りのゼミ員たち。
自分がすごく保守的なのを最初に痛感したのは、プロジェクト決めでした。めぐるめに入って、福島班と八王子班の選択を行った際のことです。私は現在福島班として活動させてもらっていますが、当初は八王子班に入ろうと考えていました。というのも、当時の私には八王子班の方が長く存在する班だったし、活動のイメージがしやすかったのです。そんな時に、当時のディベート班員からは、福島班て今年からでしょー?面白そう!という声を掛けられました。
きっと特に他意はなかったのだろうけども、もう覚えていないと思うけども、その時の私には新しい、面白そうという言葉がやけに響きました。(みんなこの時も今もいつもありがとう。)
この時初めて自分は結構保守的な考えをしがちなのかな、それならばまずは1度くらい周りに影響されてみようかな、と思うようになりました。

でも元々の性格というのは中々簡単に変わるものでもないな、というのもその後たくさん痛感してきました。例えば自分が関心のあったプロジェクト内の食育の企画。進めていましたが、タイミングが合わなかったり他のメイン企画を充実させたかったり、といったことから頓挫しました。もちろん合理的な理由ですし、人数も少ない中仕方なかったな、という思いもあります。
ただ、それらの理由を破ってでもやってやろうという革新的な心意気がなかったと感じます。

このエピソードは一見すると、ゼミに入っても変わらなかったじゃん!というものに見えます。でも私としてはゼミに入らなければ、自分がそういう性格を持っていることにも気付けなかったし、振り返って反省(?)意識(?)することもなかったと感じます。自分のことが分かると気をつけやすくなる、付き合いやすくなる、そんな気がしていて、それはあと半年弱のゼミ生活ないし今後の長い人生でも多分に生きると思っています。保守に走らずまずは興味や面白そうを大事にしてみるぞ!自分!


(福島アスパラ畑写。みんなすっかり農家ルックです。愛。)

2つ目は、グループの中で補佐していくのが好きで楽しいことです。
これは主にディベートで気付いたものです。(といいつつ牛ゼミほんとにグループワークだらけで色んな所で気付かされました)

グループの中には、大抵どこかに、その物事自体が得意な人、アイデアがぽんぽんと湧く人、それを発せる人、求心力があって周りの人を引き込める人、そんな存在がいるような気がしています。
ディベートでも私にとってはそうでした。
どんな役割を担えるからどう、なんてことは全くない上で、私にとっては、そんな人たちの役は、自分にはできないことだったし、議論においてもスターターがいないことでスピードが遅くなることもあったことから、そんな人たちが羨ましくてしょうがありませんでした。

ですが、そんな羨ましさはディベートに真剣に向き合ってきた準備期間を通して、大分変わってきました。
羨ましい思いを抱えつつ、じゃあ自分には何ができるか試し続けてこれたからこそ、自分にはそんな人たちの考えを分かりやすく整理したり、さらに広げたり、皆に共有をかけていくことができると気づくことが出来ました。
さらに言うと、そういったことができる人には逆に私に出来る補佐的役割が出来なかったりすることにも気づけました。
(でも多分それは皆そうで、ディベ班7人それぞれ違ってくれていたからこそ、渋沢杯まで走れたな、とメンバー同士でも話していました。)


(はわーー。今でも鮮明に思い出せる渋沢杯。)

ここまでつらつらと身の上話を書いてきましたが、私がこうして自分について色々なことに気がつけたのはひとえに牛ゼミの環境があったおかげだと思っています。
常に真剣に活動できる場があり、仲間を信頼し時にぶつかりながらも真っ直ぐ自分のことを見てくれる人がいる。
そんな環境だったからこそ、しょっちゅう自分を見つめ直せる機会もあったし、悩みも葛藤もたくさん人に話せて、成長できたかは分からないけど、大きくなれました。
ただ、まだまだ牛ゼミ生活も4分の1が残っており、なんなら人生はまだまだ続きます。
ここで学んだこと、感じたこと、どれだけ今後に活かして行けるか、自分としてもお世話になった牛ゼミのこの場所、人への恩返しのつもりでやっていきたいです。

最後になりますが、お世話になった牛島先生、先輩方、同期、後輩、福島班での活動を支えてくださった江川さん(本当に巡り会えて感謝しています。)、ありがとうございました。まだまだお世話になりますが、よろしくお願いします^^
そして、2年生のみなさん。ゼミ選びは、沢山悩むと思います。私もその1人でした。牛ゼミがどんな場所か、皆のブログを通して少しでも知ってもらえていれば幸いです。あわよくば、選んでもらえればもっと嬉しいです。笑

長い。長すぎましたね。これもゼミへの愛情分だと思ってもらえれば。笑
お付き合い頂き、ありがとうございました!