18期振り返りブログ【あかね編】学びに学んだ2年間

みなさん、こんにちは!牛島ゼミ4年生のあかねです!

久しぶりに家の机に向かっていると、ゼミの2年間こうして机に向かった日々が懐かしくて、「ああ、これこれ!この感じ!」という気分で今ブログを書いています。笑

さて、みなさん今頃はゼミ選びを決めかねている頃でしょうか? 入りたいゼミのためにESを一生懸命書いているところでしょうか?

私が、このゼミを志望したのはズバリ、自分が大学2年を通して、「こういうことがやりたい!こういう先生の元で学びたい!」と思っていたものがすべてこのゼミにあったからでした。

その要素は3つ。
1.ディベート、2.実践的な勉強、3.牛島先生でした。
どうして、その要素を大切に思ったのかは長くなってしまうので割愛しますが、どれも大学1.2年の少人数セミナーを通して考えた要素でした。

ゼミに入って、2年間で色々なことを学び、体感したい。自由に動ける「学生」という立場を生かして、濃い2年間にできるといいなと考えていました。

結果として、この2年間で想像の数十倍様々なことを学び、振り返れば濃すぎる2年間になったと思います。

私は、もうすぐ、卒業です、、、
あと2年間、濃くて楽しい三田生活を楽しめるみなさんが羨ましい。

卒業式といえば、小学校の頃、
「〜が楽しかった、5年生!」みたいな感じで呼びかけやりませんでしたか?
今回は振り返りブログということなので、呼びかけ風にゼミ生活を振り返っていきたいと思います!笑
2年間全部なんて冗長になってしまうかもしれませんが、牛島ゼミ員一人の2年間は簡単にまとめてもこんなに濃いものなのかと思いながらお付き合い頂けると嬉しいです^^

では、いきます!!

-「ディベートで自分の特性を知った 3年の春夏」-
ゼミに入った瞬間から、渋沢杯や練習試合に向けて、ひたすら同期と一緒に過ごす日々に突入しました。どのような立論がいいのか、皆が本気で考えるなかで、自分は他者と比べてどのような特性を持っているのか、どのような考え方をするのかを知ることができました。例えば、意見や感情は表に出したり、時にストイックに物事に取り組んだりする特性であったり、リーダーよりプレイヤーの方が向いているなという感覚であったり、自分について無数に知ることができたと思います。


↑渋沢杯優勝!!

-「主体性とは何かを知った 3年の秋」-
渋沢杯を終えて、ついにプロジェクトに本格的に取り組み始めた際、人一倍たくさんのタスクをこなしている先輩と行動する機会がありました。そこで、「たくさんのタスクを抱えていて大変じゃないですか?」と聞いてみたのですが、「今取り組んでいることは全部自分がしたいことだから今本当に楽しい」と笑顔で放たれた言葉に衝撃を受けることになりました。

「やりたいと思っていることだったらそんなに頑張れるの!?」と半信半疑に、その言葉を確かめるべく、実際に議事録などめんどくさいと思っていた仕事に積極的にやりたいと思って取り組んでみるとこれがとっても楽しかった。自分の目の前に「やらなきゃいけないこと、だからやる」と考えるのではなく、「新しい経験をさせてくれるかもしれない、やりたい」と思って積極的に取り組むのとでは全然違ったものに感じるし、成果も全然違うのだと知りました。


↑子豚にバイオリン弾いてみました

-「理解した主体性を行動に移した 3年の冬」-
さて、「主体性ってこういうことなのかもしれない!」と思って、希望に満ちていた私ですが、ここで悲しいお知らせが舞い込んで参りました。
なんと、次年度はFuture Design Project(FDP)も有難豚プロジェクトも継続する人が少なく、存続の危機に立たされてしまっていたのです。やる気を出した途端に出鼻を挫かれてしまい、プロジェクトをどのように続けるのか、メンバーや先生とも話し合いながら相当考えました。そして、この状況は見方を変えれば、自分がやりたいように自由にプロジェクトを動かしていけるということなのだと気付きました。「やりたいこと」をできる最高の環境で思い切り活動しようとやる気が再燃しました。


↑FDPをきっかけに高校生に授業をしたりもしてました

-「人生初の挫折を味わった 4年の春」-
熱意にはあふれているけどたった一人という状況でどうしようと考えていた時、有難豚にきょーすけが入ってくれました。マメで仕事がよくできて優秀な上に、何事も諦めずに最後まで努力してくれる彼が入ってくれていなかったら、有難豚の今はなかったと思います。本当に1年間感謝しっぱなしでした。

そして、FDPにはあゆみが入ってくれました。常に何事にも全力で、人の気持ちに寄り添おうとするありさとしっかり者で創造力に溢れるあゆみの3人で行う会議は、毎回本当に熱くて密度が濃くて、ひたすら互いの考えを語り合って、これまでの人生でも一番好きな会議だったなと思います。本当に青春でした。

しかし、就活でよく聞かれては答えに困っていた「挫折経験」を、この時に初めて経験することになりました。しっかり準備をして想いや計画を伝えたはずだった私たちのプロジェクトに入る19期が残念ながらいませんでした。

振り返ってみて、自分達の経験や価値観に捉われて、相手の状況や求めているものを考えていなかったからだと反省したのですが、今後や後輩に対して想いを強く持って挑んだプロジェクトガイダンスだったために自分達の力不足と絶望感に苛まれた時期でした。(この後、試食会を通して有難豚には4人もの19期が入ってくれました!^^)

-「チームで取り組んでいたから実行できた 4年の夏秋」-
失意は持ちつつも、自分達ができる限りのことをして楽しもうと気持ちを切り替え、いよいよ春に立てた年間計画を実行に移していく段階に移りました。
私は、計画段階までは前向きに、積極的に動くのですが、実行に移すとなると急に弱気でマイナス思考になってしまいがちです。それに、やる気に波があります。それゆえ、これまでは計画を実行し、成功させるのが苦手でした。

しかし、FDPにも有難豚にも、波なくコンスタントに動き、最後まで念入りに行動して成功を目指す仲間がいてくれたおかげで計画は無事に達成、大成功しました。プロジェクト活動を通して、自分一人の力では成し得ないことがチームでは達成できることをものすごく感じました。また、自分が弱っている時には、温かい言葉をかけて仕事を代わってさえくれる、人の温かさや優しさも感じることとなりました。頼りになる同期と優しくてしっかり者の後輩達とプロジェクトを共に出来てこの上なく幸せなゼミ生活でした。


↑OBOGの皆様と一緒にぎゅっとんを頂けました

-「卒論で個人的な成長も感じた 4年の冬」-
ここに来て、卒論という個人作業になりました。チームで動くことが多いゼミ生活だったので一人で何かに没頭することは久しぶりでした。元々、個人で考えることは好きなのと、論を考えればディベート会議を思い出し、発表準備をすれば「FDPの活動を通して人前で話せる度胸ついたなあ」などと成長を感じることができたので、卒論を書くのは四苦八苦しながらも結構楽しかったです。テーマは自由なので、私は家業について書きました。本当に、自分の想いや考えを追求させてくれるゼミだなと改めて感じました。


↑卒論発表

振り返ってみると、自分の考えの元に動いてきたはずなのに、
「現状を知り、知識を蓄え、実行し、チーム活動を行い、個人の成長を体感して終わる」
という、なんだか全て牛島先生に仕組まれていたのかと思うような流れが出来上がっていました。全てを見通した上で、放牧の末、適切な時に助言をくれるような先生なのであながち間違っていないのかなあとも思います。笑

ゼミに入ってきた時に期待した通り、ブログじゃまだまだ伝えきれないくらい濃い2年間を過ごさせてくれた牛島ゼミには感謝しかありません。

牛島ゼミは、とにかく何か新しいことをすることを肯定してくれます。
もちろん、この行動を論理的に説明することも大切ですが、そこはディベートで培う力で何とかなるものです。
新しいことに挑戦したい人や、やる気に満ちている人の追い風になってくれる、そんな場所なので、三田生活を充実させたいなと思っている2年生、ぜひ牛島ゼミでの生活を思い描いてみてくれると嬉しいです!

長い文章を最後まで読んでいただき、本当に有難うございました!


↑牛ゼミの自撮り担当でした笑