21期振り返りブログ【みのりんさん編】牛ゼミ比較 -2年前と今-

こんにちは!HPの中の人です。
さてさて、今年も『4年生振り返りブログ』の時期がやってきました。
このブログでは、現4年生にいままでのゼミ生活を振り返ってそれぞれの思いを綴って頂きます。ブログを通して、2年生にゼミ生活を少しでも具体的にイメージしてもらえたら、という思いもあります。ぜひESや面接対策に役立ててください✨
毎日更新するので、チェックしてもらえると嬉しいです。
では!

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こんにちは!21期のみのりんです。

入ゼミ選考を受けてからもう2年が経とうとしていることに驚きを隠せません。牛ゼミで過ごしたこの2年間、濃密であっという間の2年間でした。

振り返りブログを書くうえで、一昨年に自分が選考のために書いたESを引っ張り出してみました。
「フィールドワークへの興味、尊敬できる先輩、成長できる環境、この3つが私が牛島ゼミを志望した理由です。」
と書かれていました。
当初自分が思い描き憧れていた牛ゼミと、実際に牛ゼミに入ってどうであったのかをこの3つの志望動機に沿って振り返っていこうかなと思います。

フィールドワークへの興味
もともと、日吉の2年間ではテストやレポートの前は詰め込んで勉強して、それ以外の日々は授業を受け身で受けるような学生生活でした。そんな自分にとって牛ゼミのフィールドワークでは、机の上から飛び出して現地で何が起こっているのか実践的に学べるという事がとても魅力的でした。
実際に入ってみて、三田論とめぐるめプロジェクトでフィールドワークをする機会がありました。
三田論では、シェアサイクル産業と街の構造の関係性について研究しました。実際にシェアサイクル産業が成長している千葉県の海浜幕張に行って、シェアサイクル利用者を見つけたら突撃でアンケートを取る、ということをしていました。実際に現地の利用者から話を聞くと、想像通り通勤・通学の利用者が多いということが検証できたり、一方で習い事へ行くための利用など想定していなかった声も聞くことができて、まさに現地へ行って実際に起きていることを学ぶというフィールドワークの醍醐味を味わうことができました。

めぐるめでは実際に福島県に行って、耕作放棄地の現状の視察やアスパラの収穫などを通して農業の難しさや楽しさを体験しました。インターネットで調べたり、農家さんからのお話を聞いたり、情報は事前に収集していたけれど、実際に福島へ訪れて見て、体験して感じることは新しいことばかりでした。耕作放棄地は想像以上に木や草が生い茂っていて、これを再生する労力はとてつもないなと感じましたし、農業の体験は私にとっては非日常で楽しかったけれど、これを毎日しかも一人で行うこともあると考えると、農業をするうえで体力がどれほど重要なのかを知ることができました。現地に行ったからこそわかることがあり、その後の活動の指針も自ずと決まったように感じます。
実際に現地で何が起きているのか、これは牛ゼミに入る前の自分は行動してまで知ろうとしていませんでした。牛ゼミに入って、自分から動いて現地で起きていることを知りに行くことの重要さと楽しさを感じることができたなと思います。

尊敬できる先輩
ゼミ選びをする際、牛ゼミ以外にも7つほどのゼミの説明会に参加をしました。ゼミを絞るうえで印象に残っていたのが、牛ゼミの先輩の運営のスムーズさ、お話しやすい空気感でした。それに惹かれて、オープンゼミやプロジェクトインターンに参加をし、温かい空気感はありつつも、鋭い意見を持っている先輩方を見て、「こんな風になりたいな」とぼんやりと思っていました。
さて、実際入ってみてこの印象は全く変わりませんでした、というよりも、入ってからなおさら先輩の偉大さを感じました。特にソーシャルプロジェクトめぐるめの活動では、はじめの1年間は先輩におんぶに抱っこ状態でした。能動的に活動をしたいと思って入ったのに、自分の意思をあまり発信することができていなくて今でも少し後悔しています。いざ自分が4年生になり、新しい福島というフィールドを開拓する中で少しずつ発信できるようになりました。
牛ゼミのゼミ員は先輩だけではなく同期や後輩皆に尊敬できるところがあり、周りに恵まれているととても感じています。私がゼミ見学の時に感じた「こんな風になりたいな」という像になれているかは定かではありませんが、周囲のゼミ員から刺激を受けながら、少しづつ近づけたかなと思っています。

成長できる環境
牛ゼミに入ることへの懸念点は、サークル活動やアルバイトとの両立でした。活動が充実している分、他のことに手が回らなくなるのでは?という心配がありました。そんな時、こうしかふぇで牛島教授とお話しできる機会があり、この心配事を伝えました。そこでに話していただいた「少し忙しいくらいの“ストレッチゾーン(安心感のある場所を出て、少しストレスを感じる状態)”に身を置くことで成長できる」という言葉が心に残っています。ゼミ活動とその他の活動との両立でどんな成長ができるのか、までは思い浮かべられていなかったけれど、当時のぼんやりとした成長意欲を持っていた私は「ストレッチゾーンに身を置いてみよう!」と決意しました。
実際に入ってみて、まず両立の難しさに関しては想像よりも感じることがありませんでした。というのは、周りからの協力と刺激のおかげかなと思います。牛ゼミには忙しい時はお互いさまで協力してくれる風土がありました。それに加えて、活動をいくつも掛け持ちして仕事をこなしている人がたくさんいて、自分の忙しさなんてたいしたことないぞ、と思うことができました。
ゼミ活動を通して、成長したときはいつか?と聞かれたら、ストレッチゾーンにいた時(三田論の提出直前やめぐるめの企画書考案時など)だと思います。少しだけ無理をして物事を進めようとするとき、当時はがむしゃらでしたが、時間に追われながら色んな手を考えて話し合って、、としていたあの時が成長できた時かなと思います。

当初自分が思い描き憧れていた牛ゼミと、実際に牛ゼミに入ってどうであったのか、 思っていた通りのこともあれば、入ってからわかったこともありました。

今この振り返りブログを見てくれている2年生は、今牛ゼミにどんな印象を抱いてくれているでしょうか?どのゼミを選べばいいのか、という問いの答えは入ってみるまで、もっというと入ってもう卒業を迎える私でさえわかりません。たくさん悩む選択肢のうちに、牛ゼミを入れてくれたら嬉しいです。最後はぜひ自分の行動で正解を作っていってください!

最後に、プロジェクト等で関わってくれた全ての関係者の方、偉大な20期の先輩方、パワフルな22期の後輩たち、大好きな同期の皆、2年間見守ってくださった牛島先生に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。今後の牛ゼミに幸あれ!