23期振り返りブログ【あゆさん編】逆転の発想

こんにちは、23期のあゆです。

2年前ESを書きながら先輩方の振り返りブログを読み漁ったことを懐かしく感じます。

今回このブログを書くにあたって、もう1度読み返してみたのですが当時の牛ゼミに入りたいという気持ちが新鮮に蘇ってきました。(そして感慨深いなあとしみじみしているうちに締切が過ぎてしまいました。本当にごめんなさい。)

なにを書こうかなと迷っていたのですが、ゼミ選びを迷っている2年生や牛ゼミに入りたくてうずうずしている2年生に向けて、ゼミ生活のゴールが迫っている立場から実際どうだったかを少しでもお伝えできたらと思います。ちなみにまだ卒論は、あります。

そもそも牛ゼミに入ろうと思った1番の理由は、それなりに頑張って慶應に入ったのにこのままじゃ大学生活もったいないし何か動かないとまずいなあという思いです。笑

大学1、2年生の頃もそれなりに楽しかったのですが、物足りなさというか頑張ったといえるものが特にないことへの焦りみたいなものを感じていました。
なので、三田ではゼミを中心に積極的に動きたいという思いを持ってゼミ選びをしていました。

そして、なんか面白そうな気がする!と思いオープンゼミに参加し、「来年からここの一員になる」と直感で思った時の感覚は今でも覚えています。
グループワークが一緒だった先輩から帰り際に「絶対牛ゼミ向いてるよ!!」と強めに背中を押してもらい、その言葉を100%鵜呑みにし、もうゼミ試に受かったような気持ちになったまま自信満々で家に帰りました。(今考えると単純すぎて怖いですが、

なんとか無事牛ゼミに入れることになった訳ですが、ゼミに入ってまず痛感したことは先輩方を始めとするゼミ員の層の厚さです。
牛ゼミはその活動のほとんどが毎週のグループワークやディベート、プロジェクト活動などの縦割りのグループワークであるため、割と早い段階で多くの人と関わることになります。
それらの活動を通して、私はこれまで出会ったことのないようなレベルの高いゼミ員に圧倒されました。
レベルの高い人たちとなんだか大雑把な言い方をしてしまいましたが、継続して努力できる人や斬新なアイデアや折衷案を出せる人、ついついヒートアップしてしまいがちな話し合いの場を和ませることのできる人など、それぞれの持つ強みはさまざまです。
牛ゼミの多岐にわたる活動はこのような強い個の集まりによって支えられているんだと思い知らされました。

そして、この環境にいられることをありがたく思うとともに、この環境に貢献できる自分自身の強みってなんだろうと考えるようになりました。

ゼミが始まってすぐの頃、会議の時に何か意見を出したくても、間違ってたらどうしようとか自分の理解力の低さが露呈してしまうかもしれないとあれこれ考えてなかなか発言できなかったことが悔しくて、そんな時に自信になるものがあったら何か変われるのかもしれないと思ったことがきっかけです。

そしてわたしは第一歩として、「いい意味で周りの人に影響を受けること」を意識することにしました。
昔からすぐ影響を受けるタイプで、友達が好きなものとかハマっていることにすぐに乗っかっていくタイプ(いわゆるミーハー)だったのですが、自分では短所として捉えていました。
自分の意思がない、みたいな意味で。ですが、この性格をプラスに捉えて、周りのゼミ員の前向きでチャレンジ精神があるところやタフなところを吸収(?)真似(?)しようと決め、せっかくなら恵まれている環境を生かして飛び込んでみようと思うようになりました。

ふわっと抽象的なことをつらつらと述べてしまいましたが、日々の話し合いに積極的に参加してみたり(これってこうゆう意味で合ってる?みたいに些細な質問が役に立つこともあります)、普段のコミュニケーションの中で色々な価値観に触れてみたり(たくさんご飯に行ってくれたみんなありがとう、これからも何卒)、とそこまで難しいことはしていなくて、、結局は目の前のことに必死で追いついていこうとする気持ちが大切なのかなあと思います。

これは余談ですが、相槌やリアクションを大きめにするのはおすすめです!笑(ただ全肯定すればいいってものでもないですが、特にオンライン会議は発言中の人が周りの表情が見えず心細かったりするので結構大事だったりします、)

そして、自分なりの試行錯誤を重ねながら、ディベートやプロジェクト活動といった牛ゼミの醍醐味を経験しているうちに、気づけば前向きに物事に取り組む姿勢のようなものが少し身についていました。これまでめんどくさいが口癖で効率ばかりを追い求めていたわたしにとってこれは大きな変化です。

たくさんお世話になった肯定班

ここまで聞くと、それって他のゼミや団体でも起こせる変化じゃないの?牛ゼミじゃなくても良かったのでは?と思われる方もいると思います。
でも、わたしにとっては牛ゼミに入ったからこそ得られたものだと思っています。
色んな面でこんな風になりたいと思わせてもらえる人たちに囲まれて、自分自身の興味を生かした活動ができているこの環境だったからこそ頑張ることができました。
ここまで〝周りの環境〟や〝人〟にばかり注目してしまいましたが、やはり〝なにをするか、なにを学ぶか〟も同じぐらい大切で、忘れてほしくない所だなと思います。

なので、今ゼミ選びをしている2年生のみなさんには活動内容やゼミ員の人柄などゼミのことをよく知った上で、本当に自分が身を置きたいと思える環境なのかを見極めてほしいなと思います。
価値観や興味の方向は人それぞれなので、ゼミ選びに決まった正解はありません。(それでも、たくさん考えて悩んだ末に2年生に牛ゼミに入りたいと思ってもらえることが1番嬉しいというのがゼミ員としての本音です!!笑)

渋沢杯打ち上げのディズニー

長くなってしまいましたが、みなさんの三田生活が実りあるものになりますように。

わたしも残りのゼミ生活を悔いなく過ごしたいと思います!

読んでいただきありがとうございました。