23期振り返りブログ【まさとさん編】成長の場

はじめまして。23期のまさとと申します。

振り返りブログということで、牛ゼミで過ごした約2年間を振り返りたいと思います。

 

まず私は2年生の春学期のゼミ説明会で牛ゼミの存在を知り、活動の幅やソーシャルプロジェクトを通して、様々な体験ができることに強く惹かれたのを覚えています。
その後の説明会やオープンゼミに参加していく中で、ゼミの雰囲気やスイッチが入ったときの頭の良さに憧れて牛ゼミを志望しました。

それからあっという間に2年がすぎ、もうすぐ卒業となりとても寂しく感じています。

そんな私のゼミ生活は同期の頭の良さに驚くところから始まりました。
初めてのディベートにもかかわらず、資料探しや論理構成がてきぱきと進んでいくことについていくこともできず、とても苦しんだのを覚えています。
その後のケース&リサーチでも同期のレベルの高さに驚き、入るゼミを間違えたのではないかと思うこともありました。
ただ、今となってはそれも含めて牛ゼミに入ることができて、貴重な2年間を過ごすことができてよかったと感じています。

ディベートや三田論では、1つの事象に対してコンセプトマップのようにいろんな角度から検証し、考えを進め論理を組み立てていくという簡単そうだけど複雑な経験をすることができました。
ディベートも三田論もチームでやるからこそ生まれる新しい視点や新しい発見があり、それを生むいろんな人のいろんなバックグラウンドとそれを受け入れる牛ゼミの環境に何度も助けられました。

ソーシャルプロジェクトでは、めぐるめ八王子に所属し八王子農業の発展に向けて様々な活動をしてきました。
八王子のパッションフルーツを使って西小山のアンティエさんに商品開発をお願いしたり、勝どきのマルシェで消費者に直接野菜を販売することも体験できました。
その中でも、アンティエさんとの商品開発ではパッションフルーツの甘酸っぱい魅力を最大限活かせるようなパンやデザートを考えデザインも含めて商品化していく過程を体験することができました。八王子のメンバーでそれぞれが作りたい商品を考え、絵をかいてプレゼンし、商品化できそうな案を絞っていきました。
店頭での販売にも関わることができ、自分たちが考えた商品を買ってもらえた時の喜びは今までに感じたことのないものでした。
買っていただいたお客様のなかにはリピートしてくださる方もいて、「おいしかったからまた買いに来たよ」と言われた時の高揚感は忘れることがないと思います。
八王子の生産者の方との交流でも今までは知らなかった裏側を多く知ることができ、今まで以上に野菜の大切さと有難さについて考えるようになりました。(裏側が気になる人はめぐるめに入ってね!)

私はソーシャルプロジェクトを通じて今まで知らなかった新しい視点と体験をすることができ、普通の大学生活では知ることのできない牛ゼミならではだなと改めて感じました。

また、冒頭で周りのレベルが高く入るゼミを間違えたと感じたと書きましたが、この2年間でそんなことはなかったと考えるようになりました。
2回のディベート、三田論、ソーシャルプロジェクト、係での活動を通じて、それぞれが自分の場所でできることをやることが大事なんだと感じました。
資料を探すのが得意なひとがいれば、論理を組み立てるのが得意な人もいます。
逆に資料を探すのが苦手な人もいるし、論理を組み立てるのが苦手な人もいます。
だからこそ、チームとなり互いを補いながら一緒に作り上げていくのだと改めて感じました。
すべてが完璧である必要がなく、自分が自信を持てるものがなかったとしても自分なりに考えて行動することができれば必要のない人なんていないんだと強く実感することができた大切な2年間となりました。

最後になりましたが、ゼミ選びは三田の2年間の主軸を決めるといっても過言ではないと個人的には感じています。
その中で、ゼミで何がしたいか、また私生活や学業との両立や倍率など様々な不安要素があると思います。
それを解消するには、いろんなゼミに実際に行って感じていることを率直にぶつけてみることが一番だと思っています。
私はその点、ほかのゼミを一切見ることなく決めてしまったので、比較ができませんが、これからゼミを決める皆さんには実際にゼミの雰囲気を感じて、自分にあったゼミを見つけてもらえればと思っています。
ゼミの先輩と話すことでわかることも多いと思いますし、それがゼミを決める決め手になることもあると思います。
これからの2年間の分岐点になる人が多いと思いますので、皆さんにとっていいゼミが見つかることを願っております。

拙く、短い文章となってしまいましたが、以上で私の振り返りブログとさせていただきます。最後までご精読ありがとうございました。