14期ゼミの振返り「悩んでいる時は成長している時」−其原編−

「僕は大学に合格が決まったときに、自分のやりたい勉強をとことん頑張ろうと考えました」
牛島ゼミ14期 其原です。
最初の文章は、僕がこのゼミに入る時に書いたESの冒頭一文です。

へえ!牛島ゼミに入りたい人ってみんな、座学が嫌って訳じゃないんだ~
などと思ってもらえれば幸いです。

僕はこのゼミで、3つのことを期待してました。

1つ目は、優秀な仲間に出会うこと。2つ目は知識を得て、興味を社会の多方面に拡げること。3つ目は、ゼミで自分の力を出し切ること

最初の「優秀な仲間」というのは、やはり新たな組織に所属することになるので
自分が尊敬できる仲間と活動を共にし、自己の能力を高めたいと思っていました。

どんな人に会いたかったか、具体例を挙げると

・行動力を生かし、幅広い知識を得ることのできる人
・グループでの議論を引っ張っていくことのできる人
・難しい事象についての説明が丁寧かつ明瞭な人
・ゼミの活動以外にも、情熱を注いでいる活動のある人

こんなところでしょうか。で、牛島ゼミには上記の人が全員揃っています。

特に14期(同期)のみんなは、必ずどれかには当てはまっているんじゃないかな。
恐ろしいゼミです。

其原(写真1)

 

次。知識を得られたか? 答えは当然YES。

ディベート・三田論では正統派の、いわゆる「学問的知識」を蓄えることができましたが、
さらにプロジェクトでは、今まで自分が見てこなかった世界に飛び込むことで
自分の中にあらたな価値判断軸が生まれた気がします。ちょっとだけ、世界の見方が変わりました。

僕はソーシャルプロジェクトで、ECFAに所属していました。
そんなECFAの理念は「誰もが楽しめるまち」。一見理想を語っているだけに思うかもしれませんが、それを具現化するための手段・考え方に出会えました。

ECFAでお世話になっている企業の方が教えてくださった「インクルーシブ・デザイン」。

普段は市場のメインターゲットから除外されがちな人(例えば視覚障がい者、車いすの方)の意見を取り入れることで、革新的な商品・サービスを創りだす。これに本気で取り組まれている企業さんの活動に同行させていただき、色々とお話させていただきました。

社会の問題の先端部分に僕たちを連れて行ってくださり、本当に感謝です。

其原(写真2)

 

そして、このECFAプロジェクトを始め、牛島ゼミで養った「社会を読み解くチカラ」というのは社会人になって生かせるかが重要だと思っています。

「学生時代に学んだことは社会で使えない????」
こんなことを言う人に、このゼミで学んだ全てを見せつけないといけませんね。

さいご。自分の力を出し切れたか?

出し切ったとは思ってます。でも「結果」は十分には出せなかったと思います。

ディベート、三田論、入ゼミ、ECFA、2年間でいろんな舞台がありました。
ディベートでは、「最終弁論」というスピーチ担当をやらせてもらい、
この最終弁論は、自分でも天職と思えるような役回りでした。

ECFAでは、特に4年になって率いる立場になると
バリアフリーなお店を調べたり、障がい者も健常者も一緒に楽しめるイベントを立ち上げたりと自分の興味を深め、行動へと移すことができました。

其原(写真3) (1)

 

でも、もっとできたはず。自分の無力さを感じる毎日でした。

牛島ゼミはチームプレイが基本で、ゼミに入る時に「チームプレイは得意です」なんて言って入ってきたはずなのに、みんなに引っ張られる毎日。

どうやったらチームを引っ張ることが出来るか、自分の意見に共感してもらえるか。
めまぐるしい毎日の中で、常に悩んでいました。
一年中、頭の片隅にはいつもゼミがありました。

悩んでいる時は成長している時

牛島ゼミで過ごす中で、自然と自分の心の中で唱えていた言葉です。

もちろん今は前向きに、この悔しさが将来に繋がるんだろうな、と捉えています。
数年後また一回り大きくなって、先輩方や後輩のみんなと語らうことができたら嬉しいです。

 

~このブログを読んでいる皆さま、特に2年生へ~

まずは読んでくださったことに感謝申し上げます。
僕が2年生のゼミ選びの時、牛島ゼミは非常にキラキラしていて正直心配でした。
「本気で勉強してんのかな?」って思ったこともあります。(先輩方すみません)

入ってみて感じたこと。
それは、ゼミ説明会やパンフレット等で見かける華やかな写真一枚一枚の裏には、
先輩方の並々ならぬ努力と苦労があったということです。
このゼミは自主性がかなり求められるため想像よりも困難は多いですが、
それでも牛島ゼミは、本当に楽しいゼミだと心から思います。

其原(写真4)

 

1,2年で思うように頑張れなかったな。そんな人にも弊ゼミの門戸は開かれています。
ぜひ牛島ゼミに挑戦してみてください!

最後に一言。

がんばるけえね!よー見とけよ!