【14期ゼミの振返り「まずそもそも「ゼミ=2年」という思考をやめた先に見えたもの」-横澤編】

ちょうど2年前、私はこの入ゼミブログを読んでゼミ試に向けて準備をしていました。そして今、自分が4年生として最後にブログを綴るのはとても感慨深いものです…涙

きっと2年生の皆さんは入ゼミ試験を前にしてそれぞれ悩んできたことでしょう、そして人によっては試験が終わるまでずっと悩み緊張し続けることでしょう。

私から、お伝えできること…特にスゴイことは言えませんが、

自分の直感を大事にしてください。

 

私は物事を深く考えられるタイプではないので、直感に頼りすぎている感は否めません。でも、2年間のゼミ生活、そして就活を経て、考え詰めたときこそ直感って馬鹿にならないな!と感じたので、気楽になりたい方はぜひ参考にしてくださいね笑

そんな直感人間の横澤は牛島ゼミの理念である、”Something New, Creative First “になれたのか!?これが今日のテーマです。

というのも、ゼミの理念って実は先生が公言するのをためらったくらいです。難しすぎて!

そんなことも知らず、ゼミに入ってからは略して「さむにゅーくりふぁー」(by14期そのはらくん)と一時期連呼していた自分を反省すべく、改めてGYUライフを振返ります。

横澤(写真1)

結果から言うと発展途上というか、まだまだです。

私のGYUライフは、突き進む、足が止まる、の繰り返しでした。

もともと所謂普通の学生なので、ゼミ生期間は自分の器を広げることに精一杯。突き進むたびに、この方向でいいのか。追いかけるスピードに自分自身もついていけず、ひとつひとつの活動が、流れていってしまうようで、なんとなく焦りのようなものを感じていました。  そういうときに、一旦足を止めて休憩!登校拒否・音信不通を決め込むなんてことも…動けなくなる自分が嫌になったときは、周りの優秀な同期を見て勝手に励まされていました。

特に3年生のときはディベートでも、三田論でも、プロジェクトでも、とにかく自分がなにか貢献することに必死だったように思います。その一方、なにかきっかけを掴みたい一心で、某限界集落に行ったり、ブラインドサッカーを体験したり、先生がゼミで紹介してくださった方に会いに行ったり、宮城で豚と触れ合ったり(しかも出荷まで見送って食べたり笑)今思えば色んなチャレンジをしました。

たくさんの出会いの中で、4年生になってひとつだけマイテーマを決めました。それが卒論として執筆した「アニマルウェルフェア*1」。食べることが大好きな自分が、消費者という立場を飛び越して宮城で震災を経験した養豚家と出会い、生産現場に足を運んだことからこの言葉を知りました。

未知の世界に飛び込んで勉強すればするほど、新しい知識や出会いが増えていきました。そうしてアニマルウェルフェアという観点から突き詰めたことで見えてきた畜産業界を取り巻く課題。肌で感じたその課題をどれだけ論文に反映させたかはここでは秘めておくとして、卒論を通じて痛感したのは、自分の知らないことってたくさんあるんだなということ。そして自分からアンテナを広げない限り、知らないまま終わってしまうということ。ゼミ生の目の前にたくさんのチャンスを転がしてくださる先生は、完全に全身アンテナ人間です笑

ゼミ生活を通して、私成長しました!とここに書けたらいいんですけど、

自分の身近な範囲から一歩出てみること。それがここ最近少しできたのは先生のおかげです。

今後は時間をかけて、いつか、自分のやってきたことの意味を形にして残せる人間になりたいものです。その成果が新しいこと、かつクリエイティブでないといけないわけですが笑

当分は自分の可能性と限界を感じながら、もやもや過ごしていく気がします。でも、ゼミ=2年という考えはもったいない。卒業後も今の発展途上の自分を大切に育てて、いつか成長できた姿を先生に見せられるよう精進します。

最後にもう一回結論。

さむにゅーくりふぁーって難しいー。笑

横澤(写真2)

この写真はディベート班での1コマ。話し合いが行き詰まった先に、新しい発想が生まれた歓喜の瞬間!散々個人の活動について書いてきましたが、牛島ゼミの活動の大半はチームプレーです。細かいことまで挙げたらキリはないですが、自分がこうして楽しくゼミ生活を過ごせたのは紛れも無く同期の存在あってこそです!出会いに感謝。

長くなりましたが、ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。

14期の横澤でした〜

 

〜もしアニマルウェルフェアって何だろうって少しでも気になる方へ〜

*1アニマルウェルフェア:家畜がストレスなく健康に育つ環境のこと