21期振り返りブログ【すずゆさん編】アンテナ360度のゼミ員たち

21期のすずゆです!
振り返りブログを書くときがとうとう来てしまったのかと今何とも言えない感情を抱いてます。ゼミでの2年が経ってしまって、えっ!もう?みたいな驚きと迫りくる卒業に焦りを感じてます…!

振り返りブログの書き方がイマイチ分かってないので、先輩方のを熟読したのですが、どの方も牛ゼミとはどういうものなのか、その中で自分がどう成長したのかをそれぞれ綴られているので私は同じ内容をゆるーく書いていきたいと思います。

まず私がどう成長したのかを書くうえで牛ゼミとはどういったゼミなのか、私なりの考えをお伝えします。
私が思う牛ゼミとは何か、牛ゼミというかゼミ員たちは一言でまとめると「アンテナを360度保っている人たち」です。
これは常にアンテナを張って、色々なことに興味を持っている人たちということです。
全集中かつ全方向で物事を見ていて、炭次郎みたいな人たちがたくさんいるゼミということですね(これ褒めてます)炭次郎がたくさんいるなんて書くと、想像しただけで怖すぎるんですけど、でもそうなんです。
じゃあ私もそうなのかと言われると全く違うタイプの人間でした。今までの私は興味を持つものが限られていて、自分の関心のないものはシャットアウトして千と千尋のカオナシのような顔で話を聞いてました…自分でその姿を見ていないので何とも言えませんが
でも、ゼミに入ってからは、ちょっと知らないワードを聞くと、何それ??となって
完全に興味を示すまでいかなくても、カオナシのような顔はせずに、ふむふむという感じで頭の隅に置いておくくらいにはなりました。牛ゼミにはプロジェクトも含めてたくさんの活動があります。ゼミ員たちと一緒に長い間活動していく中で、ゼミ員1人1人から感化されての結果なのかなと思うのですが、そのゼミ活動の中でも印象的だった2つのことを今回は振り返りたいと思います~

1つ目は三田論です。
三田論ではテーマも自由に選ぶことができるためどんな論文にするかも自分たち次第で決まります。自由で幅が広いからこそ、自分たちがどう行動するのか、どれくらいデータを集められるのかにかかってるということです。特に私の所属していたミニシアター班では先行研究が非常に少なかったためデータを集めるのにも一苦労でした(みんな頑張ったよ、本当に)
何も先が見えない中で、自分たちが持っているデータをどうやって組み合わせて論文という形にするのか、メンバーで毎日話し合い、ゴールのない迷路に迷い込んだみたいな時もありました。ただ、そこで立ち止まっていたらゲームオーバーです。私たちがどうしていたのかというと、ひたすら「行動する」ことを心がけていました。ミニシアターの経営者の方だけではなく、配給会社の方にも話を聞き、ダメもとで閉館した映画館の経営者の方にアポを取ったら運良く返信をもらって、素敵なご自宅に招いてもらいオススメの映画を教えてもらうということもありました。(インタビューもちゃんとしてます)壁にぶち当たり、何かヒントはもらえないかと藁にも縋る思いでインタビューをしたり、資料を集めたり、本当に大変だったのですが、実は楽しいと感じている自分がそこにはいました。もとからつらいのが楽しいと感じるタイプの人間ではなかったのですが、三田論での活動で、何か得られるかもと思い、必死で行動し道を少しずつ切り開いていくというサイクルに面白さを感じるようになっていたのです。恐るべし、三田論!たとえ関係のなさそうな話でも実はミニシアターの存続に関係があった!なんて発見があった時には、どんな些細な行動でも無駄ではないことを実感したりもしました。

出来上がった三田論冊子を持って喜んでます!

2つ目はプロジェクト活動です。
私はユニタメ、プロジェクトZに所属しています。ユニタメはUnispoという前身のプロジェクトから変わって今のユニタメになりました。理念も新しくし、活動方針も変更するということは、はい、お察しの通り大変なことですね笑 それでも優秀な同期、新しいアイデアを持ち込んでくれる22期のおかげで想像よりも全然楽しいプロジェクトでした!
利賀村を舞台にしたアブウド採らずのイベントを夏に行ったり(利賀村の皆さま、トガプロメンバー、協力してくれた方々ありがとうございます)、バスケの試合を初めて観戦しに行ったり、新しいからこそ出来ることも多くて、ユニタメのメンバーで本当に良かったです。

余談ですが、夏に利賀村に行ったのも良い思い出です!ゼミに入らなければ東京生まれ東京育ちの山とは無縁に育った私が限界集落に行くこともなかったでしょう
ユニタメに所属しながらも、他のプロジェクト活動にも参加させていただいたり、幅広いことに挑戦できるという牛ゼミの魅力を実感した瞬間でした☆

最後に
かなりゆるく振り返ってしまったんですけど、牛ゼミでの全てのゼミ活動において大切なことは「楽しむ」ということだと振り返って感じてます!「楽しむ」ゼミ員がいるからこそ、幅広く色々なことに興味を持ち、やりたいという思いを行動に移してやり遂げることが出来ていたんです。これからも、この心持ちだけは絶対に忘れないで生きていきたい…!切実にそう思っています!
私は牛ゼミを選ぶという選択は自分にとって最適解だったと2年前の自分に伝えたいです
大変だと感じることも多かったのですが、それを何万倍も上回る勢いで楽しかった思い出が多いです…!
2年生の皆さんもこのゼミで良かったと2年後に言えるような場所にぜひ巡り合ってください!どうやってそんなゼミ探すんだよ?って思う2年生がいると思いますが、私はゼミ選びの際にゼミ員1人から話を聞くのではなく複数のゼミ員から話を聞いてゼミ選びを行っていました。複数の人から話を聞くことでゼミの一面的なところだけではなく多面的にゼミを見られるからです。2年間を過ごす場所と考えた時にどのようなゼミに入るのかはとても重要です。選択する時に悩んだり、迷ったりすることはいたって普通のことです。その「悩む」という過程をおろそかにしないで、ぜひ一生懸命考えてください。そうすれば、きっと納得のいく答えが出ると思います!

最後になりましたが
常にゼミを見守ってくれる牛島先生
方向を示して導いてくれた20期の先輩方
お互いを常に思いやりを持って接し、私がドジっても優しくカバーしてくれる21期の同期たち
どれくらい優しいのかというと、カニだらけの浜辺でイヤリングを落とした時にも、「カニに盗まれてるかもね~」って笑いながらイヤリングを探してくれました(そして最終的に見つけ出してくれた!神!)
優秀で頼りになるし、体力にも限界がない22期たち(来年期待してるよ~!)
今までありがとうございました!!

ここまで長々つらつら書かせていただきましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!Danke schön!