こんにちは!23期のあいみです。
ちょうど2年前、牛ゼミの選考に向けて頭を悩ませながらESを書いていた際、この4年生振り返りブログを読みあさって、これからの2年間に大きく胸を膨らませていたのが懐かしい思い出です。
あれからもう2年経ったんですね、本当に三田での2年間は信じられないほどあっという間で濃密な日々でした。常にその中心にいたのは紛れもなく牛ゼミの存在で、授業やサークルなども頑張っていましたが、牛ゼミが三田生活のほぼすべてだったといっても過言ではありません。(ゼミのみんなで授業を受けていたからというのもありますね笑)
牛ゼミに入ることができたからこそ得られた経験の数々やたくさんの出会いに感謝しながら、今回の振り返りブログでは「挑戦の先にあるもの」をテーマに牛ゼミでの2年間を振り返っていきたいと思います。
牛ゼミで挑戦したことって何だろうと思い返すと、小さなことから大きなことまで本当にたくさんあります。
それだけいろんな面で初めての経験が多かったし、その都度私にとっては挑戦だったと思います。
そもそも始まりも挑戦でした。
元々ゼミに入りたいという思いが強かったこともあり、牛ゼミは倍率が高いし人気のゼミだからもし落ちたら…と考えると、興味はあるものの受けることを躊躇してしまう自分がいました。
しかし、オープンゼミで一気に心を掴まれ、「迷ったらとりあえずやってみる」を目標にしていた私は、牛ゼミの受験を決意しました。
今思うと、ここで挑戦できたことが大きな転換点になったように思います。
実際に牛ゼミの面接を終え、真っ先に感じたのは「やり切った」という達成感でした。
自分の全てを出し切れたから、これで無理なら仕方ないと腹を括ることができたのです。
面接前の自分は、結果のみに固執し、失敗することを恐れていたのに、面接後の自分は、自分にできる全てを出し切れたことに対して自信を持つことができ、挑戦が自分を次のステージに連れて行ってくれたような気がしました。
失敗を恐れず挑戦することが自分を更なる高みに連れて行ってくれることを学んでからは、挑戦に対して意欲的になったと思います。
ここで育んだ「チャレンジ精神」は、牛ゼミで過ごす中で何度も活かされたと思います。中でも、私が所属するめぐるめ福島での活動は、多くの挑戦に溢れていました。
めぐるめ福島は発足してまだ数年ということもあり、前年度の企画を踏襲するというよりは、0から考えていく企画が多かったように感じます。
特に、今年度は新たに「魚」を取り扱う企画を取り入れたことが大きな挑戦でした。
これまでめぐるめは農業のみを扱ってきましたが、今年度は新たに漁業も扱ってみたいよねという話になり、これまでの活動でお世話になった関係者の皆さんのお力をお借りしながら、無事新しい企画を形にできることになりました。(ちょうど今、進行中です)

去年の夏、持ちきれないほど沢山のにんじんを収穫した時の写真。なんかかわいくてお気に入りです
まさにこれが良い事例だと思うのですが、私が牛ゼミに入って感じた一番のギャップは「活動の自由度と実現度の高さ」でした。
これまでの活動内容に縛られることなく、これほどまでに自分たちで活動内容を一から決めることができるのは良い意味で衝撃的でしたし、自分たちの考えた企画がどんどん形になっていくのは新鮮でやりがいがありました。
このような環境は、多くの方々のご協力があってこそ成り立っていますし、関係者の方々と接する中で、私たちはその期待に応えられるよう一生懸命、誠意を持って活動していかなくてはならないなと強く思うようになりました。
さらに、どんな案に対しても否定から入るのではなく、できないか一度考えてみる仲間の姿勢もまたチャレンジを後押しする大きな要因だったと思います。
牛ゼミがやりたいことを実現しやすい環境なのは、それを一緒に考えてくれる仲間の存在と、見守り協力してくださる関係者の方々、先生の存在があってこそなのだと感じました。
ここまで、牛ゼミに入ったことで得られたチャレンジ精神について中心に話してきましたが、もう一つ得られたと思うのは「自己理解」です。
皆さんはどれくらい自分のことを理解していますか?
私は牛ゼミに入り、様々な活動をしていく中で、自分と向き合い、新たな気づきを得ることが何度もありました。
ディベート、三田論、ソーシャルプロジェクト等、多岐にわたる活動があるおかげで、その都度自分の得手不得手が見えてきたし、今までは苦手だと思って敬遠してきたことでも意外とやってみるとできるかもという発見があったり、これらは様々な活動機会がある牛ゼミだからこそ得られた気づきだったと思います。

みんなで何日もかけて三田祭展示を作ったのも懐かしい思い出です
牛ゼミは個性豊かで、まさに多様性の集団です。今までは自分と似た属性の人たちが多い集団に属することが多かった私は、日々ゼミのみんなと触れ合う中で多くの価値観・考え方を学んだし、自分の考え方が変わることもありました。
どの活動に対してもストイックに取り組み、常に向上心を持ち続けているゼミ員の姿は常に尊敬に値したし、優秀なみんなの中で私にできることって何だろうと考え続けた2年間だったと思います。
これは明確な答えが出る問いではなく、社会人になっても考え続けなければいけないことだと思うので、常に自分に問い続けていきたいと思います。
最後になりますが、挑戦の先には想像以上の可能性が広がっています。
私は、牛ゼミを受けようと一歩踏み出したあの時の自分の勇気を褒めてあげたいし、この先も自分の可能性を信じて挑戦し続けたいと思います。
このブログが少しでも皆さんが一歩を踏み出すきっかけになりますように。
拙い文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!