11月28日【ゼミ見学⑤】

こんにちは、22期3年のかなこです。
今回は11/28(月)の活動報告をしていきます!三田祭期間があったこともあり、久しぶりのゼミとなりました。牛ゼミも他ゼミと同様、三田祭で三田論展示を行ないました。沢山の2年生の方が来てくださり、非常に嬉しかったです。私は三田論を執筆した1人なので、論文に興味を持って訪れた方が一定数いらっしゃったこともとても嬉しく思いました!商学部的観点を含むものであれば自由にテーマを選べること、先行研究や文献を読むだけでなく、インタビュー等のフィールドワークを行なえることが牛ゼミの三田論の特徴だと考えています。ということで是非牛ゼミに入ったら三田論も検討してみてください。

ではようやく本題の活動報告に入ります。今回のゼミでは卒論の中間報告が行なわれました。
1つ目は広島にある塩田についての発表でした。江戸時代に塩田危機が起きたにもかかわらず、塩田の所有や経営が維持できた要因について検証していました。製塩業は昔ながらの産業ということもあり、産業史の要素が多く含まれる内容で、今までの卒論発表とはまた違った視点があり興味深かったです。実は牛島利明ゼミって経済・産業フィールドの中でも産業史・経営史に分類されるんですよね。普段の活動内容はthe産業史というわけではないので、私は忘れかけていました。

2つ目は都市農業における6次産業化についての発表でした。6次産業化とは、生産者が加工や流通・販売にも取り組むことで生産物に新たな付加価値を産み出して所得の向上を目指すことです。都市農業だとやはり土地も狭いし、ソーシャル・キャピタルの低さもあるので6次産業化にも難しさがあると感じました。結構めぐるめに通じるテーマで、この発表もまた牛ゼミらしかったのではないでしょうか。

三田論を書いた後に卒論を聞くとやはり先輩方の発表は分かりやすいと痛感しました。問題提起→仮説→検証→結論が論文の大きな流れですが、ちゃんと筋が通った流れにすることに三田論ではかなり苦労しました。卒論が牛ゼミで2回目に書く論文なので、来年は三田論からさらに成長していきたいと思いました。

ここまで読んでいただきありがとうございます。活動報告を書いてきましたが、実はこのブログで私が最も伝えたいことは「本登録忘れないでね!!!」です。どのゼミを受ける場合でも仮登録・本登録をしないと選考を受けられないので2年生の皆さんはお気をつけください…。というわけで次のブログもお楽しみに!