21期振り返りブログ【あやめさん編】「好き」の発見

こんにちは!21期のあやめです。
ゼミ生活も残すところ、2ヶ月ちょっとになりました。学生生活の節目が近づき、そういえば物心ついた小学生から現時点の大学生まで、自分の人生のほとんど学生だったん!と驚きを隠せない今日この頃です。

その大学生活の中で、新鮮な発見と驚きにたくさん触れられる牛島ゼミに入れたことは、「自分ナイス!よくやった!賞」圧倒的第1位です。
そう思えて楽しく今日まで来れたのも、同期、後輩、そして先生、たくさんの人に支えられているおかげです。ありがとうございました!(序盤で締めに入ってしまった‥)


👆トガプロでクイズ大会企画をやり遂げた後の写真。仕事の後のビールは最高

さてさて、今までのゼミ活動を振り返るということで、この2年を総じてしっくりくる言葉は、タイトルの通り「『好き』の発見」です。

それを特に感じたのは、3年生の頃から携わっているトガプロのさるなし商品企画です。
さるなし商品企画ってなんぞや?と思っている2年生に軽く説明しておくと、利賀村で生産されているキウイフルーツを小さくしたような果物「さるなし」を、ケーキ屋さんなどと協働して、さるなしスイーツを作るという企画です。

そのさるなし商品企画の中で、当時3年生だった私に、先輩たちは「これやってみない?」「あれやってみない?」と様々な仕事に対し声をかけて、挑戦するきっかけをたくさん与えてくださいました。
私は、深く考えずにとりあえずやってみるという性分を持つので、とにかく持ちかけられたもの、全てに手を出していました。(社畜耐性できた‥)
ですがそのおかげもあって、商品の案出しや広報のデザイン、メディア依頼など、たくさんのことを経験させて頂きました。


👆さるなし収穫中の若かりし頃の自分

そうやって色んなことに手を出すうちに、気づいたことがあります。
それは、朧げだった自分の「好き」の形がはっきりしていった、ということです。

例えば私は、何も決まっていない0の状態から、方向性を決めて形にしていくという過程が好きだし、どんな消費者にどんな文言で商品の魅力を届けて、どうやってメディアに取り上げてもらうか頭を悩ませることが好きだし、伝えたいことをどうやってデザインして表現するのか考えるのが好きだと分かったりしました。(実際に判明した「好き」はこんなものじゃありません、もっとあります)
こんなふうに自分の「好き」が分かると、もっと好きなことに取り組みたくなって、やっていくうちに得意になって‥っていうサイクルに入ることができます。
そして「好き」が突出していくとそれはもう、その人の個性・色として現れます。そういう意味で牛ゼミの2年間は自分の個性がはっきりしたとも言えます。

これって、牛ゼミの特徴でもあるんですけど、牛ゼミには「好き」とか「得意」が伸びていく環境があるんですよね。
牛ゼミは、学外に飛び出して普通の学生が経験しないようなフィールドワークを行ったり、人生で出会ったことがないような方がゲストに来てお話を聞けたりします。
その中で自分の興味のアンテナが反応するものが必ず見つかります。そしてその反応した方向に、真っ直ぐ進むことができます。
これは牛ゼミでの、経験の量と質が高いので、アンテナが反応する可能性が高いということと、「誰かが言った意見に対して、否定ではなく受け入れる」「失敗しても良い」という環境があるから、興味に対して真っ直ぐ進めるということです。そして先生がその環境を良しとしている。そんなゼミって中々ないんじゃないかなと思います。

その結果、その環境が良いと思う人たちが集まるから、より自由に自分の興味があること・好きなことに手を出せるし、伸ばせます。
個人的にも、ゼミ員の「好き」や「得意」は人それぞれ突出しているなと思うので、牛ゼミって個性強めの動物園みたいな場所だなって思ってます。

もちろん自分の不得意や苦手なことに向き合うのも、時には必要なことです。
でも牛ゼミには多種多様な人たちが揃ってるので、自分の苦手なことが得意な子がいたりします。それなら、自分の不得意は他の人に任せて自分が得意なこと・好きなことに取り組むほうが、効率も良いし、チームとしての戦闘力も上がる気がします。

そして、牛ゼミを志望する人の半数くらいは「成長したい」という思いで牛ゼミに魅力を感じていると思います。(※自分調べ)
例に漏れず私もそうだったのですが、この2年を振り返ってみると、実際に成長できたかどうかは分かりません。ですが、牛ゼミで「好き」をたくさん発見してのめり込んだ結果、自分自身成長できてたらいいなと思ってます。まさに好きこそものの上手なれですね。


👆何の脈絡もなく、トガプロ同期が実家に遊びに来てくれたときの写真を載せます。小野市の宣伝の意味も込めて‥

最後に、牛ゼミを志望する2年生の皆さんに言っておきたいことは、牛ゼミに入ったからといって、必ずしも自分の理想に近づけるわけではありません。
自分の理想に近づくことができる”種”が落ちているだけです。それに水や肥料を与えて、発芽させ、花を咲かせられるかは自分次第です。
私の種もまだまだ芽が出たばかりの状態です。社会人になって、花を咲かせられるよう頑張ります!
2年生の皆さんは、大いなる希望と自分への期待を胸に、牛ゼミに入るための扉を叩いてみてください。楽しみにしています。