5月23日【ケース&リサーチ vol.1】

こんにちは!5月23日のサブゼミの報告をします。3年(22期)のだいすけです。

ゴールデンウイークを越えた辺りから、授業にくる人数がどんどん減っていっているのを感じます。僕は木曜日一限の授業をとっているのですが、最初は繋がりにくかったwifiも今ではすぐにつながるので快適です。鋼の意志でこれからも頑張って通おうと思います。偉い!!!

さて今回のサブゼミではついにケース&リサーチが始まりました! ケース&リサーチとは、12の指定テーマ(①コーポレート・ガバナンス、②インセンティブ・システム、③イノベーション、④スタートアップ(起業)、⑤ファミリービジネス、⑥地場産業・伝統産業のビジネスシステム、⑦フードシステム、⑧サーキュラーエコノミー、⑨地域コミュニティ、⑩関係人口、⑪不利益分配、⑫インクルーシブデザインと弱さの力)から一つを選択し、具体的な企業・産業・地域のケース分析から問題を提起してリサーチを重ね、仮説、検証、結論を発表するというものです。簡単に言えば20分間、決められたテーマに沿ったリサーチ・プレゼンテーションです。みんな日常では考えないようなテーマに苦戦しつつも先輩や牛島先生に相談して何とか発表を形にしています。

トップバッターとなったFさんは、『マイパブリックとグランドレベル』という田中元子さんの本を参考文献に、日本の都市開発地域のコミュニティの希薄化について発表しました。マンションのロビーというケースに着目し、どうやったらコミュニティが形成されて生きたグランドレベルにすることができるのか、そして都市開発地域ではどうかという検証を行なっていました。

続いて発表したTくんは、『逆説のスタートアップ思考』という馬田隆明さんの本を参考文献に、日本の大学発スタートアップ支援体制の今後について発表していました。日本のスタートアップが少ない現状に対して大学発スタートアップに着目し、アメリカ・ドイツ・イギリスでの策と比較し検証を行なっていました。

最後のSさんは、『「インクルーシブデザイン」という発想 排除しないプロセスのデザイン』というジュリア・カセムさんの本他を参考文献に、日本のバリアフリー社会実現への課題について発表していました。バリアフリーコンフリクトに着目し、点字ブロックやハイブリッドカーのメリットデメリットについて検証を行なっていました。

発表のあとは必ず発表者に対しての質問、そして牛島先生からのフィードバックが行なわれます。発表者だけでなく聞く側のゼミ員も、発表をより理解しようとする積極性や問題点を見つける鋭い思考を養うチャンスなので、油断できません! また、牛島先生からのフィードバックは想定の範囲外から飛んでくる指摘も多く、次の自分の発表に活かそうと思えることが何個もありました💪これからも気を抜かずしっかり頑張っていきたいと思います!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!