こんにちは。20期(4年)のあっきーです。
久しぶりのブログ記事ということで、若干身構えています。
振り返りブログを書くにあたって、これまでの様々な先輩方の記事を漁りました。どれもしっかりと言語化されていて読みやすいので、ゼミ試まで時間がない2年生はそっち優先で読みましょう。笑
時間がある方は是非ちらっと見てもらえたら嬉しいです。牛島ゼミでの生活を随筆風に振り返っていこうかなと思っています。
【前置き】
まず、ゼミ生活だけを書くとどうしても“牛島ゼミの人”みたいなフィルターがかかってしまうと思うので4年間を振り返ってみます。大学入学当初からざっくりおさらいして、「牛ゼミこういう人もいるんだ👀」 ということがわかってくれれば大丈夫です。笑
大学1,2年のときは基本もやもや生活でした。受験生のとき、ずっと目指していた第一志望にA判定で落ち、一緒に取り組んできた友人はほぼ全員受かるという残酷な状況でした。
完全に立ち直りきれずに大学生活が始まったせいか、自分が思い描いていた大学生活とは乖離があり、楽しみつつも全体的にどこか冷めていました。
一方で「何とかして大学生活充実させなきゃ」みたいな義務感(以後、「強制充実マインド」と略します。)にもとらわれていました。
日吉時代は、この「強制充実マインド」によって、突き動かされていました。長期インターンを始めたり、寮の運営に携わったりとある程度頑張ったのかなという気がします。点数で言えば5点中3点くらい、及第点といったところですかね。
ゼミ選びもこの延長線上で行いました。「強制充実マインド」を軸に、充実しそうなゼミを選んだ結果、牛島ゼミになりました。今思うと大きな反省ですが、「ゼミに入って○○やりたい」とかはそこまでなく、何かしらで密度の濃い時間を過ごせたらいいな、くらいにしか考えてなかったです。
【ゼミ生活】
幸いにも牛島ゼミの一員になることができ、喜んでいたのもつかの間、グループワークでなかなか役に立てず「俺、牛ゼミ向いていたのかな?」と思うことが多々ありました。当時、意外と個人ワークとかの方がうまくいったこともあって、「グループワークより個人ワークの方がいいかも…」と心配になることもありました。
最初はキレッキレに話す同期、的確なフィードバックをくれる先輩に圧倒され、元々受け身な僕は与えられた役割をなんとかこなすだけ。就活や他の活動を言い訳に、前のめりに取り組むことはできていなかった気がします。
牛島ゼミっぽくない僕が、本当に充実したゼミ生活を送れたのか。
改めて自分に問いかけてみたところで正直言って分かりません。よくある逆転劇みたいにターニングポイントがあったわけでもありません。ただ一つ思うのは、過ごしていくうちに自然とゼミ活動全般を自分事として捉えられるようになったのかなと思います。
せっかくなので二つほど具体例を挙げてみます。
一つ目は、三田論。春学期に取り組んでいたディベートでは、チームの一員としてついていくのが精いっぱい。夏休みから三田論が始動し、三田論ではもう少しメンバーの役に立ちたいとぼんやりと思っていました。
最初こそどう頑張ればいいのか分からず右往左往していましたが、気づけばAmazonで道の駅の本をたくさん注文したり、はりきってアンケート調査したりとのめり込んでいました。メンバーに自分が思い描いている論展開を会議のたびにぶつけてみたりと試行錯誤していた記憶があります。当時はがむしゃらに日々考えていた気がしますが、今思えば当事者意識が高まっていたのだろうなと思います。
(三田論アンケート調査の様子。光がいい感じです。)
二つ目は、トガプロ。3年生のときはとにかく当時の4年生についていくので手一杯でした。正直自分で能動的に動いたという感触はあまりないです。ただし、4年生になってからその辺りの感覚はかなり変わってきたと感じます。
トガプロ同期を見ていると、各々が「○○をやりたい」、「△△に挑戦してみたい!」と意欲的なメンバーが多いです。一方自分自身はどちらかというと「何かしらで密度の濃い時間を過ごしたい」くらいのビジョンしかありませんでした。この点に負い目を感じていた時期も正直ありました。
ただ、4年生で引っ張る立場になった時、逆にこだわりがないからこそ色んな企画に顔を出し、他のメンバーが「誰か入ってくれないかな?」という場所に自分が入れたらな、そんなことを考えながら過ごしていました。担当者がいなさそうなパートを担当したり、人数足りていなさそうなところに入ったりと自分なりにモチベーションを保ちながら取り組むことができました。縁の下の力持ちというと言い過ぎた感がありますが、縁の下で何かしらは支えられたんじゃないかなと思っています。
2年間を通じて、「僕はトガプロで~~を成し遂げました!」と言えるものはそこまでありませんが、それでも僕にとって学びしかない活動でした。
(利賀のイワナ。ひたすらに美味です。)
【振り返ってみて】
ひたすらに濃い二年間だったし、感じることも多くありました。
個人的には、ゼミの出来事を自然に自分事として捉えるようになったことが大きかったかなと思います。
じゃあなぜ自分事として捉えられたか?当事者意識を強く持つことができたか?を考えてみると、やはり同期、先輩・後輩、教授と周囲の人のおかげだなぁと感じます。
結局「人」でまとめるのかよ!と思うかもしれませんが、そうなんです。結局「人」でまとめることしかできませんでした。笑
元々、当事者意識を高めたいと思っていたわけでもないし、論理的思考力をつけたいと志高く入ったわけでもありませんが、気づいたらしっかり得るものは得られたのかなと感じています。
ゼミ自体や自分が関わる組織に愛着があるからこそ、自分自身も成長できた。そんな感じですかね。最後は書きながら感傷に浸っていますが、こんな感じです。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました!
牛ゼミブログっぽくない記事ですが、たまにはこんな感じのゆるっとした記事があってもいいんじゃないかでしょうか?(無理やり自分を肯定しています。)
おしまいです。