20期振り返りブログ【みのりさん編】「人生のモラトリアムの終わりかけに振り返る牛ゼミでの2年間」

牛ゼミでの2年間を振り返るということで私からは、ゼミでの2年間を終え就活を終え卒論執筆を終えた4年の冬に「実は私こう考えていたのではないか?」と今更気づいた自分自身の本音のようなものをお話ししようと思います!

時間に余裕がある今だからこそ客観的に自分を振り返ることが出来ているのかもしれません笑

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私は元々何をするにしても腰が重い人間でした。
それは大学へ入学してからも変わらず、本当に何もしないまま秒で日吉の1年目は終了。今振り返ってもほとんど覚えていません笑

さすがにこれはまずい!と感じて語学のインテ編入と少人数セミナーへの参加を決意した日吉の2年目。

2年生からは、まずは少し好きになっていたスペイン語をもっと頑張ってみよう、興味のあった牛島先生のセミナーへ参加してみよう、というとりあえず何か動き出してみようというところから始めました。腰が重いのは相変わらずなので、それまで取り組んできたことの延長線上から少しずつ始めようと考えたからです。

そして2年生の1年間は過ぎ、やってきた三田生活の大きなカギを握るゼミ選び。

三田論展示の見学やセミナーの受講、ゼミ説へ参加する中で私は牛ゼミに入りたいと思うようになっていました。牛ゼミの活動内容はとても魅力的で、当時の私は三田論(実際に取り組んだのはディベート)とトガプロ(実際はめぐるめ所属)に惹かれていました。
今考えるとゼミ志望理由と全く逆のことに牛ゼミでは取り組んでいたことになりますね笑

しかし日吉の1・2年を怠惰に過ごした私にとって、牛ゼミへ入るかどうかということは大きな挑戦でした。充実した日吉生活を送ってきた学生が沢山目指すだろうゼミ試を突破できるのか、そして入ってからやっていけるのかという大きな不安を抱えていました。

結果的には牛ゼミ志望でゼミ試を受けることを決め、今このブログを書いています。

ゼミ選びで不安を抱える私の背中を押したのは、自分を変えるために一番効果的なのはあえて厳しい(私にとっては)環境に身を置くのが一番だという過去の経験です。
私は中高6年間バスケットボール部に所属していましたが、弱小校だった中学から県大会常連校の高校へと進学し、厳しい練習を仲間と共に最後まで活動し続けた結果、大きく成長することが出来たという経験が私にはありました。

「今まで何もしていなかった分大変かもしれないけれど、自分を変えるためにはあえていろいろなことを経験できるゼミに入りたい」という思いから、最終的に私は牛ゼミを選びました。

実際に入ってみると、そこには日吉時代の何倍も濃い時間が待っていました。

コロナの影響でまだ会ったこともない同期と約2か月間リモートで何度も顔を突き合わせ議論を重ねたディベートも、活動形態が制限される中どうしたら目標が達成できるのか皆で考えながら活動したプロジェクトも、一歩踏み出さなければできなかった大切な経験です。

何より腰が重い人間だからこそ、「ゼミ」という枠組みの中で活動できたのは本当に良かったと思っています。自分一人ではなかなか行動に移せなくても、先輩方や同期と一緒に取り組むことで責任感や主体性が生まれ、動きだすことが出来たということが多くありました。

だけど最後に一つだけ、ゼミの仲間にも(主に締め切り関係で)沢山迷惑をおかけしましたこの場を借りて謝らせてください!!!!!

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振り返ってみると、大きく変わったとまでは言えないかもしれないけれど、牛ゼミに入る選択をしない未来よりは良い現状になっているのかな、と感じています。
このブログを読んでいる2年生にも、自分の日吉時代に後悔の念を抱いている方がいるかもしれません。「今までの自分をすこしでも変えたい」という方がいれば、ぜひ牛ゼミで三田生活を送ってみませんか??