11月25日【卒論中間報告 vol.4】

秋も深まり、すっかり寒くなってきましたね。体調はいかがでしょうか。3年のりょうたろうです。

まずは、三田祭お疲れ様でした。
牛ゼミでは三田論班なるグループが存在し、今年は2つの班が三田祭に向けて論文を書き上げました。それぞれのテーマを簡単にいえば、
①渋谷のミニシアターってなんで存続できてるの?
②シェアサイクルって可能性しかなくない?
というものです。論文って聞くと取っ掛かりにくい難しいものという印象を抱きがちですが、実はそうでもなくて、結構身近なテーマを扱うことができます。(もちろん研究分野によります)

特に牛ゼミでは、自分たちで立てた仮説を検証するために自分たちの足を使い、実際にインタビューや張り込みを行ってエビデンスを集めます。普通、必要なデータは企業や自治体からもらい、それを自分たちで統計ソフトや計算式にかけて検証をするのですが、こういう部分にも「実践」や「フィールドワーク」を大事にする牛ゼミの特色が表れていると思います。

肝心の三田祭期間中ですが、ブースに来客が少なくて寂しかったです。手間暇かけて掲示物を作り上げ、万全の受け入れ態勢を整えていた我がゼミとしては少し残念でしたが、チケット制で人数制限があっては仕方ないですよね。
しかし、掲示物を夜遅くまで作ったり、お揃いのゼミパーカーを着たり、ゼミ生が出ているステージをみんなで見に行ったりと、学園祭のような満足度で、これが世に聞く『三田充』ってやつか、となりました。そんな青春をもう一度味わってみたい人、ぜひ牛島利明研究会をご贔屓にお願いします。

で、本題の11月25日のゼミについてです。この日も4年生の卒論報告を行いました。
一人目の4年生カレンさんは、「サードプレイス(家庭でも職場でもない、居心地のいい場所)」をテーマにした論文で、二人目のりっぴーさんは「輸入置換」という概念を用いた、再生可能エネルギーに関する論文でした。
難しいなあと思った方、大丈夫です。ゼミ員も難しいなあと思って報告を聞いています。ただ、自分が知らなかったことや関心がなかった話題に触れることは、自分の知識の裾野を広げる機会でもあります。そういう機会提供の場としては、商学に関わることをなんでも研究対象にできる牛ゼミはとても優れていると思います。いいゼミですね。ちなみに卒論だけでなく、プロジェクトや他の活動についても同じことが言えます。

ということでお送りしてきた今回のブログですが、なんか牛ゼミ全肯定で気味が悪くないでしょうか。見返してみてそんな気がしてきました。長所と短所は表裏一体、物事には良いところがあれば悪いところもあるはずなのですが、僕には今のところ牛ゼミの欠点が見つかりません。強いて言うとすれば、男子が少なく肩身が狭いことくらいです。ディベートで培ったはずの批判的思考力はどこに行ってしまったのだろうと、少し悲しくなりました。次回のブログ担当の方には、より中立的な立場からの記述を期待しましょう。
それでは、ご機嫌麗しゅう。