19期振り返りブログ【ゆかさん編】総括、牛ゼミに入って良かった

こんにちは、19期のゆかです!今日から4年生がそれぞれの2年間を振り返るブログがスタートします。私はトップバッターということでドキドキですが、少しでも2年生の皆さんの参考になればいいなと思い、日吉時代から今までをありのままに振り返ってみたいと思います。

〈日吉時代〉

私はテニスサークルに所属し、サークル中心の生活を送っていました。テニスには結構真剣に取り組んでいて、週4で練習に行ったり、大会に出場するチームのキャプテンを務めたりしていました。サークル以外には、友達との遊びやバイト、短期留学など、楽しい大学生活を送っていました。ただ、勉強の優先順位はすごく下がってしまって、頑張ったのは4月病で入ったフランス語インテンシブクラスの授業くらいでした。私は高校時代までは皆勤賞、授業中もほぼ寝たことないのがちょっとした自慢みたいなクソ真面目人間だったこともあり、サークルや遊びに全振りした生活があまり充実していない気がしてきて、いつの間にかその生活が嫌になってきてしまったんです。

〈ゼミ選び〉

そんな時に始まったゼミ選びでは、ふわふわ楽しいばかりの生活を絶対に変えようと、3・4年ではゼミに集中できるところに入ろうと決めました。そんな時、「ゼミ員が同じ熱量で切磋琢磨しながら活動している」「実践的な学び・グループワークで社会に出ても必要な力を鍛えられる」と思った牛ゼミに出会いました。その後も何度もイベントに参加するたびに、ゼミ員の雰囲気に惹かれ、先輩方に憧れ、絶対に牛ゼミに入りたいと思うようになりました。自分はついていけないのではないかと不安に思ったこともありましたが、牛ゼミに対するワクワク感の方が大きかったので、勇気を出してゼミ試験を受けることにしました。

〈牛ゼミでの2年間〉

無事に牛ゼミに入ることができた私は、日吉時代に大量に溜め込んだ勉強エネルギーを牛ゼミで発揮する気満々でした。ゼミに入って初めての活動はディベート。そこで、自分は何もチームに貢献できないこと、ディベートにおいては同じスタートラインだと思っていたのにどんどん成長する同期の優秀さ、そして圧倒的な先輩方の凄さを一気に思い知らされました。
でも、元々自分の力不足や仲間や先輩との差は覚悟して牛ゼミに入ったので、まったく心は折れず、みんなに早く追いつけるように、とにかく何でも挑戦してみることにしました。そしてこれが、私のゼミ活動での目標になりました。それからは、挑戦の機会や、チームで誰かがやらなくてはいけないことが生じると、とにかく積極的に動いてみました。その中で、少しずつ自分の中で変化があったなと感じたこと例をいくつか挙げます。

1つめは、有志型プロジェクトの有難豚プロジェクトに入ったことです。ディベートやめぐるめの活動で精一杯になりかけていましたが、有難豚について知ってどんどん興味が湧いてきたので思い切って入ることに決めました。有難豚プロジェクトは貴重な経験の連続で、食べ物の背景を知ることで食の楽しさや幸せが何倍にもなることを実感し、今後の人生でも大切にしたい価値観に触れることができました。

2つめは、ディベートで情報収集に率先して取り組んだことです。初めは目の前にあった自分にできそうな作業だったという理由で頑張っていたのですが、そのうち膨大な資料を読み漁って必要な資料を探し出す地味な作業の積み重ねが、結構得意なことに気付きました。ちょっと面倒臭いと思われることもあまり苦に思わず取り組めるという、自分がチームに貢献できる強みを見つけられました。

3つめは、ゼミ外の関係者と関わる機会にはできるだけ足を運んだことです。めぐるめでお世話になっている生産者さんや商工会の方々、商品開発に協力していただいた洋菓子店の方々とのミーティングの機会にはほとんど参加しました。直接お話することではじめて聞くことができる考えや、感じることができる熱量や想いをたくさん知ることができ、関係者さんとの信頼関係を構築できました。
また、トガプロと一緒に利賀村のサマフェスに行ったこと、ユニスポとパラ大学祭に参加したことも、自分の興味の広がりや考え方の変化に繋がりました。これらは少し大きなことですが、日々のゼミ活動の中の本当に些細なことでも、とにかく何でも動いてみようの精神で色々なことに取り組んできた2年間でした。

〈牛ゼミでの成長〉

この牛ゼミでの2年間で私が成長したことは何か、ブログを書くにあたって考えたのですが、「これが牛ゼミでの大きな成長です」と胸を張って言えることは、今の私にはまだない、という結論に至りました。もちろん上に書いた通り、ゼミに入ったことで、「新たな価値観や知らなかった世界を知ることができたこと」「自分の強みに気付けたこと」など、他にも小さな変化を沢山感じることはでき、これは自分にとっては大きなことなのですが、これはまだ成長とは言えないんじゃないかなと思っています。
ただ、1つ言えることは、牛ゼミで経験してきた貴重な経験は、学生時代のゼミという枠組みだからこそできたものであり、その経験の中で少しずつ感じた変化や鍛えてきた力、またその多様な経験自体が、将来の自分の糧になるはずだということです。牛ゼミの先輩方が、「ゼミ活動では沢山の点ができて、社会人になってその点と点がふと結ばれることがよくある」とおっしゃっていました。私の中にも、色々なことを経験しようと意識して努めてきた分、点が沢山できているんじゃないかなと思います。これからの社会人生活の中では、その点と点を少しずつ結んでいき、牛ゼミでの経験が元となった成長を沢山していけるように頑張ろうと思います。
一応補足しておきますが、牛ゼミの活動をもう1度できるとなったら、何でもとにかく動く前にもっと考えることを大切にしながら活動したいと思います。そうすれば既にいくつかの点と点が結ばれて、ゼミでの成長をここにはっきりと書けていたかもしれません。でも、考え込む前に行動に移したからこそできた経験もきっとあったと思うので、自分のゼミ生活にはとても満足しています。(甘め判定ですね)

〈2年生の皆さんへ〉

簡単ではありますが、日吉時代の楽しいだけの大学生活を変えたいと思って牛ゼミに飛び込んだ私の2年間の振り返りでした。私が2年生の頃、牛ゼミを知れば知るほど自分はついていけないんじゃないかと、弱気になっていた時期がありました。もちろん入ってみて色々な能力が高いな、知識が深いな、と思う人は沢山いるのですが、みんな必ずしも初めからそうではないということも感じています。私はみんなに追いつきたくて、色々なことに挑戦して失敗もしてきましたが、ゼミ員は一緒に頑張ってくれたりアドバイスをしてくれたりする人ばかりで、沢山支えられました。だから今、牛ゼミに対して不安を感じている人がいても、勇気を出して、是非飛び込んでみてほしいです。皆さんが後悔しないゼミ選びができることを願っています。

〈最後に〉

日吉時代に溜め込んだエネルギーでとにかく何でも動いてみよう精神で取り組んだゼミ活動。うまくいったことも、うまくはいかなかったことも、数えきれない程ありますが、牛ゼミでの経験を経て、本当にたくさんの点を得られたのは私の大きな大きな財産です。私たちを常に優しく見守って様々な経験をさせてくださった牛島先生をはじめ、プロジェクト活動等で関わってくださった関係者の皆様、いつまでも憧れの存在である18期の先輩方、オンラインでの活動を頑張っていて沢山刺激をくれた20期、そして個性豊かで尊敬してやまない大好きな同期のみんな、2年間本当にありがとうございました。

ここまで振り返りブログを書いてきましたが、全然上手くまとまらなかったので最後の一文に私の想いを託すことにします。

総括 私は牛ゼミに入って本当によかったです。