こんにちは!16期ECFAのひらちです。あだ名というものに縁がない名前だから、毎回違う名乗りをしている気がします。
今回はECFAのまとめを書かせていただきます。
〈ECFAまとめ〉
ECFA
—–Entertainment City For All
—–誰でも楽しめる街づくり
あなたにとって“楽しめる街”とはなんですか?
僕にとっての“楽しめる街”は、今ある街でも十分ですそれは僕が「目が見え、耳が聞こえ、手足も不自由なく、その他限りなくありうる障害を持っていない」からこそ“楽しめる街”。
「果たして僕らは本当に、“誰でも楽しめる街”をつくることはできるのだろうか?」最近はこんなことを考えています。
《記憶》
—–僕がこの一年間でやってきたことは何だった?
いわゆる社会的マイノリティの方々と出会い、そしてその現状を理解する人々に出会った。
視覚に障害を持つ人でも一緒に野球ができるように、独自で「リアル野球盤」をアレンジ、考案した。天候の関係で実行できなかった。
車椅子に乗った二人の方と一緒に江ノ島の街を歩いた。色々な場所に“楽しみづらさ”があることを知った。
Soarというウェブメディアのトークセッションを聞いて、それでも彼らは生きていることを知った。
インタビュー班に入り、僕は田端にある小さな映画館に足を運んだ。
「見えなくても映画はみえる」
音声ガイドを導入して、月に何度か手話や活弁付きの映画も上映し、車椅子のまま入れるスペースを設け、小さい子が泣いても気にならないように親子室が設置された、
そんな小さな映画館のオーナーに取材させてもらった。「障害者専用映画館だよね?」と言われ、その周囲の認識に、オーナーは嘆いたと言う。
「僕らは映画を見たいと思っている“あらゆる人間”に映画を見せるためにこの映画館を作った」そう語っていた。
《記憶/》
これが、誰でも楽しめる街づくりの根本にある考え方だと学びました。
障害だとかマイノリティだとかではなくて、楽しみたいと思っている人間全員に楽しんでもらおうと考えた結果、たまたま、障害を持つ人やマイノリティと呼ばれる人に焦点が当てられただけ。
一年の活動を通して、何が成果物かと聞かれると、僕は答える術を持ちません。でもこの活動の根本にある考え方を学べたと思っています。
これを読んだあなたは、「これではトートロジーだ」と思うかもしれません。Entertainment City For Allを通じて、「全員に楽しんでもらおうと考える」を学ぶなんて・・・。
僕の一年が無駄だったかどうか次の一年で、あるいはこの一生で、証明したいと思います。
とまあ、なんと内省的なまとめだったのでしょう(笑)
ECFAのまとめのつもりが、個人的な反省文になってしまいました!なんとまあ暗くて長い文章だ!ってことで終わらせていただきます!
最後まで読んでくれてありがとうございます。
16期ECFAひらち
〈ECFAまとめ/〉