【14期ゼミの振り返り「僕がゼミでしたかったこと」—小島編—】

2年生の皆さん、こんにちは!
皆さんはきっと何か牛島ゼミへ興味を持つポイントがあって、このページを読んでくださっているのだと思います。

でもまだそれを上手に言葉ができていなくて、「うーん」と考えている人も多いのでは?
そんな人へ少しでも自分の心を紐解くヒントになれば嬉しいです。

僕にはゼミで意識して取り組んできたことが3つありました。

「ディベート」

1つのテーマに対して肯定・否定、どちらも6人でいかに説得力のある主張ができるかを競うゲームです。

小島(写真1)

一番難しかったことは「チームの中でどうやって意見をそろえていくか」ということでした。
牛島ゼミではグループで活動し、答えのない「問い」を考えていく機会が非常に多くあります。
どれだけ「相手の意見」と「自分の意見」を擦り合せて、みんなで一つの「より良いもの」を導けるかが大切です。
でもそれってすごく難しい。

みんなが何を考えているのか分からない。
自分の言いたいことが伝わらない。

だから時間を掛けて分からないところは聞き直したり、どうすれば伝わるかと思ってホワイトボードに書き出してみたり、伝えるタイミングを考えてみたりと、たくさんの工夫を凝らしてみました。

普段だったら「まぁいいか」とあやふやにしてしまう、何気ない会話が皆さんにもたくさんあると思います。
それにモヤモヤを感じる人はぜひ取り組んでみてほしいですね!

「自分と生い立ちの違う人に会うこと」

モノの見方や考え方って十人十色だと思います。
一つの問題に対して、立場が違えば関心事も変わります。
ゼミに入ってから出会った人達には、本当に色んな人がいました。

小島(写真2)

 

上の写真はゼミでお世話になっている利賀村で合宿、民謡体験をさせて頂いた時のものです。
今まで「伝統」や「地元への愛着」なんて言葉、都会っ子の僕にはあんまり理解できなかった価値観だったように思います。

でも昔ながらの生活や、関わり合いを大切にする村の方との時間は、本当に素敵なものでした。

「この人達だったら、僕の目の前にあることをどんな風に見て、考えるのだろう」

ゼミでの出会いの機会を逃さないようにするうち、今までは当たり前に感じていたことを悩んだり、考えたりする機会が増えました。
迷わず真っすぐ進むことも時には必要ですが、一歩立ち止まって違う視点から物事をみるのも悪くないかなと今は感じています。

「自分の色を残すこと」

“something new”“creative first”

牛島ゼミの理念となる言葉です。

特に4年生になってからは卒論やプロジェクトでは、「新しさ」を問われることが増えたように感じます。
でも新しいものを一人で考えるのって、とても難しいと思います。
だから皆とアイデアを出し合って、切磋琢磨することが必要なんだなと感じる今日この頃です。

 

さてさて。

ここまで僕の2年間を振り返ってみましたが、いかがでしょうか。
きっと僕とは違う皆さんなりの「これからゼミでしたいこと」があるんじゃないかと思います。

ぜひ、一生懸命考えて、言葉にしてみてください!
皆さんなりの「理由」が見えてくると思います!