22期振り返りブログ【みどりさん編】本気で取り組むこと

こんにちは、22期のみどりです。
もう振り返りブログを書く時期になってしまいました。牛ゼミに入ってからの2年間は本当にあっという間だなぁとしみじみ感じている締切日3日後です。本当にごめんなさい。
自分が所属しているプロジェクトの「トガプロ」マイチャレで目標の1つに『計画性を身に付ける』というのがありましたが、今のところ残念な結果になりそうです。卒論で巻き返したいと思います。(フラグ)

さて、この2年間を通して得られたもの・気付いたこと・学んだことは計り知れませんが、あえて1つ挙げるとするなら、『本気で取り組むこと』を選びます。

大前提として2年前の私を軽く紹介させていただくと、何事もコスパよく・バランスよく済ませたい(時間とか労力をできるだけかけずに、という意味でのコスパです)と思っている、乗っかれるものは乗っかっておこう人間だったと思います。

そんな状態でスタートした牛ゼミ生活でしたが、『本気で取り組むこと』の重要性を痛感したのが、渋沢杯でのディベートでした。当時の私は、国家公務員試験の勉強とディベートを両立させようと必死でした。今思えば、ディベートよりも国家公務員試験に重きを置いていたかもしれません。メンバーが作ってくれた論をなんとなく頭に入れて、なんとなく論をさらって、なんとなくやっている感じで渋沢杯当日を迎えました。


(真剣に話し合う試合中の様子)

結果私たち肯定班は試合に勝つことができ、やりきった満足感とこれまでの努力が実った達成感に包まれている中、私は一人後悔の念に押しつぶされそうでした。もっと全力で取り組んでいたらフリディスで手を挙げられたかもしれないのに。もっといい最終弁論ができたかもしれないのに。何より、もっとチームに貢献できたはずなのに、やりきらなかった自分が情けなくて仕方ありませんでした。みんなの努力に「乗っかって」掴んだ勝利がもたらしたのは、チームに対する申し訳なさでした。

この経験から、『本気で取り組むこと』がいかに重要かを学びました。当時の自分にとっては国家公務員試験もディベートもどちらも大事で、でもどちらも中途半端でどっちつかずになってしまいました。今考えてみても、ディベートに全振りすることが正解だったのか、それはわかりません。でも、自分の中で満足するまでやりきるべきだったと思います。そう気付けたことが自分にとって大きな収穫でした。


(一緒に戦った大好きな肯定班のみんなです)

ディベートでは悔しい思いをしましたが、この思いをぶつけられたのがトガプロの活動でした。特に、4年生の春に統括を担当した「春祭り」は、トガプロやゼミへの思いを強くしたきっかけになりました。春祭りでは、コロナ禍にあった一昨年・昨年度までのやり方が通用せず、利賀村内でも地域ごとにお世話になる方が違う上、参加人数も多く事前準備がとても大変でした。村の方との頻繁なコミュニケーションや人員配置・連絡など準備は多岐にわたり、就活も並行しておこなっていたため、投げ出そうかと思ったこともありました。しかし頼れるトガプロメンバーに支えられ、臨機応変に1週間の滞在期間を乗り切り、無事春祭りを終えることができました。参加してくれたゼミ員から「準備大変だったと思うけど、本当に楽しかった。ありがとう。」とメッセージをもらった時、心からやってよかったと思いました。後悔のないように本気で取り組んだからこそ味わえた達成感でした。


(大好きなトガプロ22期のみんなです)

牛ゼミは時間も労力もかけた分だけ思い入れも経験も大きくなります。なんとなくの力で楽して取り組んでいても、残るのはメンバーへの申し訳なさと不完全燃料感だけです。
この2年間をどんな2年間にするのか、全部自分次第です。これからの牛ゼミ員には後悔のない2年間を過ごしてほしいと思います。

拙い文章を最後まで読んでくださりありがとうございました。
素敵なメンバーが待っています。頑張ってください。