21期振り返りブログ【ちうみさん編】上京理由ここにあり

こんにちは!21期のちうみです。
ついに卒業という二文字が近づいてきてしまいましたね…(泣)
牛島ゼミの一員として活動した2年間は、本当にあっという間でした。

(利賀村の方と一緒にスイカ🍉夏っぽくてお気に入りの写真)

私が牛島ゼミに入った理由は、「何か頑張ったと胸を張れるものが欲しかったから」です。大学1,2年生の時はサークルもバイトも勉強も人並みに頑張ってきました。頑張ったけどたかが人並みで、「このままだと慶應に入った意味がないな、上京を快く認めてくれた両親にも申し訳ないな」そんな思いで過ごしていた頃に第2回ゼミ説明会がありました。何となく牛島ゼミの活動楽しそうだなと気になってはいましたが、個別説明会で対応してくれた先輩方が自分たちの活動をキラキラした表情でお話ししているのを見て、直感で牛島ゼミに入りたい、そう思いました。

ただやっぱり心配だったのは入ゼミ選考の倍率です。それでも、倍率の高さに恐れてここで逃げたら絶対に後悔すると思いました。牛島ゼミに入れないならノンゼミでもいい、まさに当たって砕けろの精神で選考を受けました。

選考日の午前0時前、一本の電話が鳴りました。3時間前から部屋にこもって待機していた私は心臓バクバクです(笑)恐る恐る出てみると、「内海さんと一緒に活動したいと思っています」と一言。その瞬間涙が止まらなくて家族全員私の部屋に集合して喜び合ったのを今でも覚えています(笑)

そんなこんなで無事に牛島ゼミに入ることができた私ですが、このゼミに入って本当に良かったなと思うことの一つは「自分の性格を変えてくれた」ことです。
説明会などでは「批判的思考力が身に付きます!」「論理的思考力が身に付きます!」といったスキル面での成長についてよく聞くと思います。もちろんそれらの能力を伸ばすことは大事だし、同期もそのような面で大きく成長した人が沢山います。
でも牛島ゼミは、性格や価値観といった面の成長の場でもあると思っています。

私自身どのように性格が変わったかというと、大きく2つあります。
1つ目は、やる前からできなかったらどうしようと考えてしまう心配性な私が、自らやりたいことを発信してチャレンジできるようになったことです。

挑戦したことの一つとしてトガプロの「さるなし商品開発」企画があります。何とか商品が形になり販売段階に差し掛かった時に、「購入者限定の動画を作りたい」とみんなに伝えました。ここまであまり活躍できていなかったので動画編集という特技(?)を活かしてチームに貢献したかったのと、単に商品を販売するだけではない何か新しい付加価値でより多くの方に利賀村を知ってもらいたいという思いから出た言葉でした。動画以外にもいろいろな選択肢があった中、ある意味私のわがままであったものの、チームのみんなは嫌な顔一つせず「やってみよう」と言ってくれました。さるなし生産者や協働先のパティシエなど多くの方にご協力いただき何とか一つの動画を完成させることができました。完成した動画をチームのLINEに送った時には「感動した」と言ってくれたり、村の方もFacebookで広めてくれたりと、みなさんに喜んでもらえるものを作ることができて本当に嬉しかったです。自分がやりたいと思ったこと、そしてそれを行動に移すことで貢献できたという事実が自信となり、その後も色々なことにチャレンジできるようになりました。

これは、牛島ゼミの理念である”Something new creative first”の言葉通り、自分たちで考えて新しいことや企画を生み出す機会が多い、かつ、誰かがやりたいと言ったことを全員で後押ししてくれる牛島ゼミだからこそできた成長だと思っています。


(利賀村で生産されている幻の果実「さるなし」。)

2つ目は、興味がないことは完全にシャットダウンしてしまっていた私が、もっと新しいことを知りたいもっと色々な経験をしたいというマインドに変わったことです。

牛島ゼミは他のゼミと比べても本当に色々な経験ができるゼミだと思います。例えば、オンライン合宿では私の班はロシア料理のお店にインタビューして料理を教えてもらったり、トガプロでは利賀村という限界集落に足を運んで村の方と交流したり。本当に商学部の一ゼミなのかなって疑うくらい幅広い経験ができるゼミに入ったからこそ、自分の興味関心の輪を広げることができました。

ひとつ上の先輩が4年生振り返りブログの中で「牛島ゼミはきっかけの宝庫」と書いていました。本当にその通りだと思います。これほど幅広い経験ができれば、一つでも自分の心がときめくものに出会ったり、そこからやりたいことが見つかったりすると思います。私も「魅力的なモノを発掘発信することで、誰かの世界を広げたい」という自分が将来やりたい仕事を見つけることができました。


(大好きな三田論ミニシアター班。想像力豊かで面白すぎるメンバーたち♡)

最後になりますが、とにかく私が伝えたいのは牛島ゼミに入って人生が変わったということです。自分の性格を変えたい2年生はぜひこのゼミに興味を持ってくれたら嬉しいです。

 

そして、大好きな21期の20人、いつも前で導いてくれた20期の先輩方、フッ軽でキャラが強い22期のみんな、卒業しても活動を支えてくださるOBOGの方々、いつも笑顔で迎えてくださり私の第二の故郷である利賀村の方々、どんな時も見守ってくださった牛島先生。
このゼミに入っていなかったらみんなに出会えなかったと思うと恐ろしくて夜しか眠れません(笑)

「牛島ゼミに入ったことがまさに私の上京理由です。」そう胸を張って言えるくらい充実した2年間でした。本当にありがとうございました!