12月18日【卒論中間報告】

皆さんこんにちは!23期のだいきです。
12/14(木)に行われたゼミ内球技大会と12/18(月)に行われたサブゼミについてお話していこうと思います。

まずはゼミ内球技大会です。この企画は4年生の考案者の「ゼミの時間を使って球技大会をしよう!」という言葉から始まった大会です。この球技大会のチームリーダーはバレーかバスケの経験者または体育会所属者が割り振られ、リーダーでのドラフト制でチームが決まっていきました。このようにして決まったチームでバレーボールとバスケットボールの総当たりをしました。2時間で両競技を8試合行ったため、休みがほとんどなく、全員の息が上がっていました。私のチームはバスケ経験者が多く、なんと全勝をすることができました。しかしバレーに関しては他のチームが強く、苦戦してしまいました。事前に決められていたルールに則って勝ち点を集計し、最終的に2つのチームの勝ち点が同じになりました。そこで他のチームがどちらが優勝チームかを多数決で決めました。私の班は残念ながら負けてしまいましたが、チームの団結力は1番の班だったと思っています。余談として次の日はゼミ員は全身筋肉痛で苦しんだ人が多いとか…

さて、球技大会が終わり18日のサブゼミは引き続き4年生による卒業論文の中間発表がありました。また、この日から出席できる24期がゼミに参加しました。24期が決まってから3期でゼミを行うことが初めてで、少し新鮮な気持ちでした。24期と来年も充実した楽しいゼミ生活が送れたらいいなと感じる瞬間でもありました。前置きが長くなりましたが、サブゼミの本題に入ろうと思います。

1人目の研究テーマは「ご当地ラーメンの存続・発展の可能性」でした。ラーメンは消費者の固定観念などによって低価格競争で薄利多売から抜け出せないという課題を知りました。確かにニュースなどでラーメン店への取材で1000円以上に値上げするとお客さんが来なくなると言っていたことを思い出しました。さらにご当地ラーメンが地方に存在するという特性上、後継者不足などの課題も抱えているそうです。そのような状況に置かれているご当地ラーメンが存続していくためにはどうすればいいのかという意識のもとで、地域団体商標という制度やご当地ラーメン店への調査から研究していました。地域団体商標がどのような側面で効果的なのか、それとも効果的ではないのかがとても分かりやすく面白かったです。ご当地ラーメンといえば私は白河ラーメンが好きなので、近くに寄った際はぜひ食べてみてください。

2人目の研究テーマは「日本のCSA導入における農業の挑戦と関係性の革新」でした。CSAという制度は消費者が前払いで生産者に料金を支払い、生産者がそれに応じた野菜を提供する仕組みです。生産者側にアクシデントがあり、野菜の提供ができなくても問題ない制度であり、生産に伴うリスクと収穫の両方を互いに分かち合うシステムです。欧米で生まれたこのシステムがなぜ日本で浸透していないのか、日本でCSAを普及させるために必要なことは何かを課題とし、実際にCSAを行っている生産者の方々へのインタビューを通して論じていました。発表者の4年生はめぐるめで活動しており、フィールドワークで感じた自身の経験や考えなども聞けることができ、非常に興味深かったです。

球技大会の筋肉痛が微妙に残っているサブゼミでしたが、どちらも食をテーマにしたもので、私にとっては新鮮でおもしろかったです。来年自分がこのレベルの中間発表をできるのかが日々心配になってきますが、三田論を乗り越えてなんとかなりそうとも思っています。

年内のゼミも残り数回になりましたが、最後まで駆け抜けて2024年を迎えようと思います!ここまで読んでくださりありがとうございました。