21期振り返りブログ【のどかさん編】牛ゼミに導かれて

こんにちは、牛島ゼミ4年ののどかです。

2年生の時に利賀プロジェクトのTwitter、そして牛ゼミの存在を知った時の衝撃を今でも忘れることができません。
冗談抜きで「運命に導かれた」と思い、牛ゼミに入ることを決断しました。
そんな運命を感じ牛ゼミを志望していた私と、入った後の現実の私のゼミ生活のお話をしようかなと思います。

“牛ゼミにたどり着くまで”
小学生の時から有名な大学に入りたいという思いを持っていた私は、それが達成できたことに満足し、ぼーっとした日吉時代を送っていました。
何のために慶應に通っているんだろう、と思っているうちになりゼミについて意識し始める2年生になりました。
「せっかくなら慶應商学部のゼミでしかできないことがしたいな、そしたら慶應に通っている意味も見出せるはず」
なんとなくそう思っていた時に見つけたのが牛島ゼミのTwitter…ではなく、利賀プロジェクトのTwitterでした。
東京の大学で富山県の利賀村にフィールドを置いているゼミはおそらく慶應にしかなさそう、他のソーシャルプロジェクトの活動もこのゼミでしかできなさそう!という、直感を信じ込み牛ゼミの世界に飛び込みました。

“牛ゼミとみんな”
振り返ると牛ゼミでしかできなかった経験として一番大きいものは「人との出会い」です。

まずは、牛ゼミのゼミ員(もちろん牛島先生含む)との出会いです。

三田論期間中、「欲しい情報がない…」「論文の方向性がどこに向かっているのかわからない…」という焦りの中、みんなでミニシアターの経営者の元にインタビューに通い、観客の人にインタビューをして回りました。
正直、とっても大変でした。自分1人だと諦めていたはずです。
でも、このメンバーならできる!伝説の三田論を作ろう!とみんなで言い合って渋谷を駆け回ったのも、牛ゼミのゼミ員だからこそだと思います。
苦しい時に発言してくれる子、班の中で足りていない役割を積極的に担ってくれる子、みんなを鼓舞して明るい雰囲気にする子、きちんと物事を整理してまとめられる子…誰1人同じではないけれど、誰1人欠けてはいけない、そんなメンバーで溢れたゼミだと実感しました。


(一緒に渋谷を駆け回ったみんな、これからも色々なところを駆け回ろうね!)

プロジェクトではめぐるめと有難豚に所属していました。
(冒頭で散々利賀プロ書いたのに、実際所属したのは違うプロジェクトでした。魅力的なプロジェクトがいくつもあるのも牛ゼミの良さです!)
めぐるめと有難豚プロジェクトにはどちらも企画があったのですが、どちらのプロジェクトでも難しい場面というのはありました。
例えば、企画書を書くときや、新しい提案をいただいたとき、企画が実行できなさそうな時などです。
困難からは逃げようとする私は、「そこまでやらなくてもいいのでは…」と逃げ腰になって、目を背けている時が多々ありましたが、そのような場面には必ずきちんと考えて困難に対処し、新しいことをやり遂げようとする仲間の姿がありました。
そんな仲間がいたからこそ、面倒くさがりな私が動画を作ったり、関係者の方と連絡を取ったり、ちょっと企画を進めてみようという自分のできることを見つけるようになったのだと思います。


(色々なところで多用されている八王子班のいい写)

ゼミ活動だけではなく就職活動の相談にものってくださった牛島先生、
20期の先輩方、21期のみんな、22期の後輩たち、
一人一人の選択が少しでも違ったら出会うことがなかった皆さんと、牛ゼミという素敵な環境で一緒に活動できて本当によかったです。

二つ目はの牛ゼミでしかできなかった出会いは、牛ゼミ以外の関係者の方との出会いです。

ソーシャルプロジェクトで一緒に活動をした人、三田論でインタビューに協力してくれた人、オンライン合宿で協力していただいた人など、想像以上に多くのゼミ外の方と関わる機会がありました。

一緒に活動をしてくださっている時はもちろん、1人の社会人として、たくさんの情熱と共に目の前のことに取り組んでいらっしゃる姿を何度も、何人も拝見しました。
達成したいことや日々のお仕事があるのにも関わらず、大学生に力を貸してくださる方と出会うことができて、自分もなりたい将来像のようなものがぼんやりと見えてきました。
そのような方と出会うことができたのは、間違いなく牛ゼミという環境の中に私がいたからです。


(この写真お気に入りすぎてパソコンのディスクトップにしました。かわいい。)

慶應大学とは直接関係がないような方にもたくさん力を貸していただいて、社会は優しさで溢れているなと感動するほど、たくさん力を貸していただきました。
ありがとうございました。

“牛ゼミと私”
2年生の時、オープンゼミできらきらとした目で活動をされている先輩の姿に憧れたのも牛ゼミを目指した大きな要因でした。
活動をする中で、自分はそんなにきらきらとした目で楽しく活動できているのかな。目の前のことに追われて活動を惰性でしているんじゃないかなと悩んだことがありました。
だけど、私には私の要領や考え方があるし、何も憧れや理想に近づこうということばかりを意識するのではなくて、自分自身の素質を磨いていけばいいんだなと気づきました。
私にとって牛ゼミは「慶應商学部に進学した意味を見出すことができた場所」そして、「自分自身と向き合った場所」だったと思います。

—————–
冒頭に「せっかくなら慶應商学部のゼミでしかできないことがしたいな、そしたら慶應に通っている意味も見出せるはず」という思いで、牛ゼミを志望したと書きました。
1年半経った今、当時の自分にかける言葉は「牛ゼミと出会うために、慶應に進学したと思えるよ」です。
浅い言葉だけど牛ゼミに入って良かったと心から思っています。
—————–

〜最後に〜
そして、振り返りブログにこんなに苦しめられるとは思っていませんでした。
500文字書いては500文字消して…を1週間ほど続けていたら、締め切りまであと10分の今です。
私は元々提出物などを超ギリギリに出すタイプで、それをよく21期のゼミ員には笑われていたのですが、振り返りブログまでこんなギリギリだとは…人間って2年間たってもあんまり変わらないんですね。
私は牛ゼミでここでしかできない経験をしたい!という思いが強くて、他のみんなと比べると「自分のここを変えたい」「成長したい」と言う気持ちが少なかったのかなと思いました。
ふと後悔してしまいましたが、牛ゼミを卒業するまであと5ヶ月弱もあることに気づきました。
慶應の商学部の牛ゼミにしかないこの環境を使って、最後の最後までゼミとそして何より自分に向き合っていきたいと思います。