20期振り返りブログ【まいまいさん編】結局成長って何なんだ

こんにちは。20期のまいまいです。

憧れの牛ゼミを志望し、無事一員となれたあの頃から早2年、時の流れというものは早いですね。喋ることは大好きですが文章を書くのはあまり得意ではありません。皆様、お手柔らかにお願いします。

まず自己紹介から。

3年生の頃はディベートを選択、ソーシャルプロジェクトはめぐるめ・有難豚・いきかたずかん(いきかたずかんは3年生の時のみ)に所属し、入ゼミ係も務めました。年がら年中何かしらの所属先で「本番」を迎えていたような。それだけ牛ゼミにどっぷり浸かっていたし、浸かっていたかったんです。

正直、20期(稀にみる低倍率でした)でなかったら私は牛ゼミには入れていなかったと思っています。だからこそ、入れたからには爪痕を残したかった、そのための手段が「興味のあるものはすべてやる」だったわけです、単純ですが。


(恒例の集合写真。距離感にまだ打ち解けてない感じが出てる。)

そう考えると、今の3年生(21期)はあの高倍率を勝ち上がった猛者たちなのだから、すごい。

このブログのメイン読者であろう2年生は、そんな21期と活動をするチャンスを手にしてるんです。絶対に逃さない方がいいと私は思います。

さて、振り返りブログということで、「私は牛ゼミに入って成長できたのか?」という問いを解き明かしたいと思います。読みづらい文章で恐縮ですが、もしよろしければお付き合いください。

そもそもゼミに入るまでの私は無意識的に「勝ちやすい環境」を探し、比較的簡単に努力の成果を見られる所に身を置いていた気がします。例えば高校の部活動。皆さんは少林寺拳法って知っていますか?少林サッカー?いいえ、何の関係もありません。中国ではなく日本発祥のマイナーな武道です。(少林寺拳法関係者どうかこのブログを読まないでください。)

私の高校においては初心者がほとんどで、大会も都大会から始まる(故に関東・全国大会に出場しやすい)部活動です。ここなら経験のアドバンテージなく上を目指せそう、そんな思惑もあったのだと思います。実際に団体戦では全国大会出場あと一歩のところまで行ったし、個人でも引退がかかる大会で関東大会出場を果たし、ある程度成果を手に入れまぁ満足。そんな感じでした。

ゼミの話に戻ります。

元々人柄に惹かれ入った牛ゼミでしたが、入ってから同期の優秀さに衝撃。冒頭でも述べた通り、私は本来このゼミに入れないレベルの人間だった、と痛感したのが最初の印象です。

でも入ったからには何かを成し遂げたいし、そのためにはとにかくたくさんの挑戦をさせてもらうしかない、とがむしゃらに活動に参加しました。当時の目標は「会議に全部参加する・毎回何かしら発言する」です。ゼミの活動優先順位を高く設定していたこともあり、この目標は70%くらい達成できたと思います。やり切った感も持ってました。

3年生の時は多分、それでもよかったのだと思います。でも4年になって、それだけじゃ足りないことに気が付いた。


(3ゼミ対四年班の会議の様子。経済学の論文の意味がわからんくて解説してもらってた。)

ソーシャルプロジェクトで企画を前に進める。ディベートで戦略を考える。このようなことが、私以外のみんなは4年生になったらできるようになっていたんです。

その原因は、目標の小ささ・満足を感じるレベルが低かったことにあると思っています。私は一年間、自分視点で小さな目標をたてて頑張り、やった気になっていましたが、その間に同期はもっと大きな成長をしていたのです。

実際ディベートでも、会議で役に立てていない感覚はありながらも満足できるポイントをどうにか見つけてそこに腰を落ち着けていました。戦略を考えられない、資料探しも下手、複数の論点になった瞬間に手が挙げられなくなる…。出来ないことを挙げたらきりがないくらい。一方でレジュメーカーという役割をもらってそこに自分の居場所を見つけたために、何となくやった気になっていました。


(愛すべきディベート否定班メンバー。われら、チームたけのこと申します。)

ただ単に自分の出来ないことから目をそらしていただけなのかもしれませんが、活動に向かう背中から「私はこうやって頑張っているけど、あなたはどうなの」と問いかけてくる存在が近くにわんさかいれば、自分の目標は小さいなぁ、満足のレベルが低いなぁと気が付くことはできます。私は結局、入ゼミ当初に掲げていた「挑戦」にたどり着く前に満足してしまったようです。というか、プロジェクトやディベ班に入る・会議に参加することが「挑戦」に置き換わってしまっていて、目標が小さくすり替えられていた。これに気が付くことができたのは、牛ゼミならではの飽くなき成長意欲の塊である同期の存在です。同期のおかげで、未来を見据える目線が少し上に向いた気がします。

つまり私は、望んだ成長の半分も達成できないまま、ゼミを卒業することになります。

あの時こう考えてもう少し行動に移せていたら…。本当はもっと頑張れただろうし、成長の幅も広がっただろうな、と、少し悔いも残りますが、「成長」のハードルが上がったことを得たものと捉え、このエネルギーを次のステージに繋いでいこうと思います。

きっと牛ゼミ同期とは一生連絡を取り続けるだろうし、その都度ハッとさせられる活躍報告を聞くことができるでしょう。そんな仲間に出会えたことは、何にも代えがたく幸せなことです。締めの言葉に変えて、感謝を伝えて終わろうと思います。

楽しく実のある時間をありがとう。これからもよろしく!