12月9日【ディベート見学】

こんにちは!3年のしゅんです。これは最初からそうだったのですが、ゼミ員の中で自分のことを「しゅん」と呼ぶ派と、「しゅんしゅん」と呼ぶ派に分かれています。個人的にはまあどちらでもお気に入りの呼び方なので、特に気にしていませんが、、、(笑)
みなさんの気分に応じて呼んでみてください☺︎

さて、今日は12月9日に行われたディベート見学会について書いていこうと思います。

ディベートに参加するメンバーは、今年度の渋沢杯に出場した21期ディベート組の最強軍団です。テーマもそのまま大会のものと一緒で、「雇用・労働の規制緩和を推進することは日本経済にとってプラスである」でした。もうこのテーマで5試合も経験しており、ある程度戦い方などは蓄積されているものなのですが、試合に使う資料作成からもう一度ゼロから始めて、戦法や相手の攻め方などを研究し直しており、ディベート組の熱い本気度が伺えました!さすが牛ゼミ、「Something new creative first」の精神が根付いていますね!

ちなみに、試合前のディベメンバーの様子はこんな感じです〜 ※しゅん撮影📷


(2人はこれから敵同士になるのですが、いつもはこんなに仲良いんです☺️)


(手✋はもう少し大きく上げてください)


(背後に何か映っていますが、気にしないようにしましょう)

試合の展開

さて、いよいよ試合が始まりました。最初は立論発表ですね。テーマに沿って、お互いの大筋の論理展開を説明していきます。4ページの立論レジュメにディベート班のすべての思いが詰まっています!

簡単にまとめると、肯定班は規制緩和がイノベーションに繋がり、労働生産性を増加させると共に、女性の労働参加を促すことを主張しました。

一方で、否定側は労働規制緩和が長時間労働を引き起こし、労働生産性を低下させると共に、派遣雇用緩和が非正規労働を促し、所得格差が拡大すると主張しました。
肯定班・否定班とも時間ぴったりに自分達の論をまとめて2年生に伝えることができました!
次は、反対尋問です。「Yes or No」で答えられるような、短答の質問を繰り返します。相手の認識や立場の確認を取るような質問を多くすることで、相手から有益な回答を引き出すことができます!自分視点ではなく、相手視点に一度立ってテーマを考えることで、相手の強いところや弱いところを見つけられます!

そして、反駁発表では、今までの相手の立論と反対尋問の回答から、敵陣の論を批判します。「相手のデータの信頼性がないこと」に始まり、「解釈が間違っていること」や「論理が正しくないこと」まで広く批判していきます。

いよいよ議論は大詰め、フリーディスカッションです!試合が最も盛り上がる、ディベートの肝で、ここでの議論がいかに論理的で説得力があるかが、勝つか負けるかの分かれ目になります!単に自分達の主張が正しいことだけでなく、相手側の主張を聴き入れながら穴を見つけられるかどうかも大切になってきます。

最後は、試合の締めくくりとなる最終弁論です。これまでの議論の流れをまとめて5分で発表するという大役で、ここで整理して客観的に試合を振り返ることができるかどうかで、勝敗を大きく左右します。


(自分もシャッターチャンス逃さまいと、必死でした(笑))

そして、試合は否定側の勝利ということになりました!どちらのチームも自分の今の最大限の力を出し切り、悔いなく終われたのではないかと思います。渋沢杯の時よりもさらに成長しており、その議論の白熱具合も素晴らしかったです!


(試合後のディベート班。右の肯定側は肯定の◯、左の否定側は否定の×のポーズ)

2年生は今回のディベート見学いかがだったでしょうか?その迫力に圧倒された人、議論が早すぎてついていけなかった人、めちゃめちゃディベートやってみたいと思うようになった人、様々だと思います。同じようにここにいる大部分のディベートメンバーも昨年はそうだったと思います。しかし、この1年間、議論に議論を重ね、納得のいくまで準備していった結果、ここまで素晴らしい試合ができるようになったのです!またそれは、本当の信頼関係が築ける素晴らしい仲間の存在が大きかったと思います。2年生もディベートのように、夢中になれることが探せるゼミ選びをしてみてください!

21期ディベート班、本当にお疲れ様でした!☺︎
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!