19期場つなぎブログ【かな編】忘れられないゼミ員の発言

桜の蕾がほころび始めた頃、我が家には春の訪れと共にちっちゃな天使がやってきました。名前は“ななちゃん”!でも漢字表記にすると“南南”らしく、突然ダサくなりますね。(親の名前のセンス、怖すぎ…)

最近はコロナで「自宅に缶詰めで参っちゃうよ!」という方も多いかもしれませんが、私はななちゃんのおかげで毎日ハッピーインドアライフを送っています!

さて、19期場つなぎブログも最終回です。前回のさらさからのお題は「忘れられないゼミ員の発言」、(なんだか自分語り要素が強くなってしまって恐縮ですが、読んでいる人は5人くらいだと信じています。)早速いきましょう٩( ‘ω’ )و

私が忘れられないゼミ員の発言は同期から言われた「ちゃんと自分の良いところと向き合って欲しい」です。もうちょっとポップな発言を選んだ方がいいかなとも思ったのですが、私にとって忘れられない言葉はこれだったので、そのままいきます。

この言葉を掛けられた時、私は「あぁ、ばれちゃったなぁ」と思いました。諦めと焦りが入り混じった不思議な感じ。寝坊して待ち合わせの時間に起きてしまった瞬間のあの感覚と似ています。(伝わらないかなあ)自分の心の柔らかい部分が引っ掻かれたような気がしました。

私は中高時代から今までずっと、自分に対する周りからの評価と、自分の思う本当の自分とのギャップに違和感を覚えていました。「真面目」「しっかりしてる」「リーダータイプ」それらの評価は純粋に嬉しかったけれど、それ以上に本当はそんなできた人間じゃないという本心との葛藤で、私の心は常に重圧に晒されていました。
「自分が無価値な人間だってみんなにばれたらどうしよう」「ばれちゃったら私のそばにいてくれる人なんて、1人もいないんじゃないか」。そういう風に自分で自分を抑圧する中で私が身につけた自己防衛の方法、それが「自分を徹底的に責めること」でした。だから私は常に内罰的でした。私が悪い、こんな私なんかどうしようもない。臆病で、怠惰で、意志薄弱で。私は自分を追い詰め続けました。自分で自分を徹底的に追い詰めていれば、もうこれ以上、他人に責められることはないという安心感が、そこにはありました。
この行為は、自分自身を深く傷つけるという点で、一見「自己防衛」からは一番遠い行為に思えますが、自分を傷つけることで周りの評価から自分を守るという点で、私にとっては究極の自己愛の実現形でした。

しかし、冒頭の「ちゃんと自分のいいところと向き合って欲しい」という友人の発言で現実に引き戻された気がしました。私が私自身を殺していること、自分から逃げ続けていることがその子にはばれていたのだと思います。

ここでやっとゼミの話に戻りますが(笑)、牛島ゼミは、他の多くのゼミと比べて活動の内容がとても濃いし、グループで集まることも多いです。ディベート、ソーシャルプロジェクト、三田論、入ゼミ活動。これらを進めるために、もちろんゼミ員と多くの時間を共にしますし、相手の素敵なところ、尊敬できるところもたくさん見える反面、少し足りないところや直した方がいいところも見えてきます。
私は大学生活を通して、仲のいい特別で素敵な友達にはたくさん出会った自信がありますが、牛ゼミの同期ほど濃いつながりを持って素の自分自身をさらけ出して議論できる、あるいはさらけ出さざるを得ない友人に出会ったことはありませんでした。

牛島ゼミの活動は、フィールドワークを盛んに行っていて、華やかな部分ばかりが目立っているかもしれません。でも実際は、最初は何もかも上手くいかなくて、でも仲間と議論し実践し、試行錯誤してやっと何か小さな成果の断片を見つけられる。このゼミの活動はそういう泥くさい頑張りの積み重ねの上に成り立っていると感じます。

そして、これを成し遂げる過程では、自分の強みや個性から逃げ続けていた以前の私のような、表面的な上辺だけの自分では決して太刀打ちできません。このことに気づかせてくれて、自分との向き合い方、ゼミでの活動の仕方を見直すきっかけをくれた、「ちゃんと自分の良いところと向き合って欲しい」という言葉には感謝しています。

最後に、これから入ってくる20期の皆さんには、ぜひよく話し合ってお互いに正直に言葉を交換し合って欲しいと思います。その言葉は、私みたいな誰かが成長するきっかけになるものかもしれないから。

なんだか世の中って「話さなくても通じ合える関係」を美徳とする人も一定数いますよね。かく言う私もその一人でした。わかりやすい「言葉」が与えられてその枠の中に当てはめられた瞬間に失われる、行動や感情のディテールがあまりにも惜しかった。人間の感情や関係は%で成分表示できるものでもなく、「誰もうまく形にできない、他人には解することのできない何かがある」ことに喜びを覚えてしまうことがありました。でも今年一年で私は「言わなきゃわからないよ」派に華麗な転身を遂げました。20期の皆さんにも、とことんありのままの自分をさらけ出して、熱い議論を重ねて、手ざわりのある何かをつかみ取る経験を、ゼミを通じてしてほしいなと願っています。

自分語りの強い、抽象的なブログになってしまいましたが最後までお付き合いいただきありがとうございました。牛島ゼミには、ぱきぱき発言できて、クリティカルな先輩が多いのかなあと思っている2年生に、こんな風にグルグル考えてしまう人間くさすぎる先輩もいるんだなと知っていただけたなら嬉しいです。
キラキラまぶしい20期の皆さんにお会いできることをとってもとっても楽しみにしています。明日の選考,頑張ってください!