15期のまーさです。
今回は三田論の振り返りをテーマに記事を書いていきます!
この1年間の中で、三田論執筆が一番わたしを変えた活動だと思います。
2年生の時、わたしが牛島ゼミを選んだ決め手は三田論でした。
きれいにまとまったポスターと、わかりやすく、楽しそうに説明してくださった先輩。
他のどのゼミの三田論よりもいきいきしたものを感じました。
「論理的な説明ってこんなにかっこいいんだ!わたしもこれがしたい!」
壁。カベ。かべ。
夏頃から始動し、いろんな壁に当たってきました。
問題提起がうまくたたない。
先行研究がなかなか見当たらない。
ほしい検証結果が得られない。
そしてまた問題提起の練り直し。
論文についての壁だけではありませんでした。
チームでひとつの論文を作り上げる難しさ。
ひとりひとり論文に求めるモノやモチベーション、費やすことのできる時間は異なります。
たくさん「壁」はやってきましたが、わたしは別にそれらを「乗り越えた」わけではないのかもなと思います。
「自力でよじ登って乗り越える」ことだけが解決とは思っていないからです。
ぶつかった壁に、素直に崩れてみる
問題提起の練り直しは論文の醍醐味でもあると思います。
一度立ててみた問題がうまくいかないのなら、また立て直せばいいのです。「この問題提起ではうまくいかなかった」ことが分かればそれは前進しています。
より中核を捉えたストーリーを育てていく過程はとても面白かったです!
完成した論文から見えるのは一本の筋であっても、そこに至るまでにたくさんの枝が隠れているということを身をもって学びました。
本当にそれは壁なのか?
「壁」とは、除外すべき障害物ではなく、吸収できるチャンスであると捉えられると思います。
チームの中で自分がどう振る舞い、どう考えを伝えるべきか。
自分の中にある問題について考え、成長するチャンスがたくさんありました。
うまくいかないことがあったら、その原因をソトで考えるのではなく、自分のウチで考えなければ何も変わりません。
今後も持続させたい意識に気づくことができたのは、本当に大きかったです!
「チーム」だからできる論文
ひとりではないからこそ生まれる「壁」がある一方で、やはりひとりではないからこそ生まれた「気付き」がたくさんありました。
これだから牛島ゼミのグループワークは刺激的ですね!!このメンバーで論文執筆ができて本当によかったと感じます。
自分が2年生のときに牛島ゼミの三田論で得た感動を、今度は自分が提供する立場になったのだと思うと感慨深いです。
そして同じように感じてくれた未来の16期が、この記事を読んでいることを期待しています!(笑)
最後まで読んでいただきありがとうございます。