6月9日【第8回サブゼミ】ケーリサ発表⑤!

——このブログを「読む」立場から、「綴る」立場になったのか。

 

雨が打ちつける窓を眺めながら、ひとり、感慨深い気持ちに浸っています。

 

 

はじめまして!25期のりさこです!

憧れの牛ゼミブログに自分の名が刻まれる喜びを噛み締めながら、牛ゼミでの学び、仲間のひとコマをお伝えしたいと思います!頑張るぞ!

 

第8回目のサブゼミでは、引き続き25期のケース&リサーチ発表をしました!今回担当した4人も、各回同様充実した内容で、同期ながら圧倒と尊敬の気持ちでいっぱいです。

 

 

1人目は、はると!

「地場産業と伝統産業のビジネス」をテーマに、伝統産業の後継者不足問題にITを活用できるかという視点で分析していました。収益面ではITに持続可能性が見込める反面、職人が抱く抵抗感との摩擦にも触れていて、その多角的な視点と一貫性のある発表には、さすがだなあと思いました。

 

 

2人目は、しほ!

「イノベーションのジレンマ」という難しいテーマでしたが、定義や発生原因から端的に分かりやすく伝えてくれました。そして「このジレンマを、製薬会社ではどのように予防しているのか?」と、新たな問いを立て、独自の着眼点から検証していました。図やグラフを多用し、視覚的にインパクトを届けてくれたこともとっても印象的でした。

 

 

3人目は、しみゆい!

テーマは「ナッジ&スラッジ」。階段利用を促す身近なナッジ導入例を切り口に、スラッジ除去の効果検証に繋ぎ、論を展開させていました。階段やエスカレーター、エレベーターの配置が利用者に与える影響を分析、自分なりに結論づけており、そんな身近な例を研究に落とし込む力に、終始引き込まれていましたね。

 

 

4人目は、みつき!

はるとと同じテーマでありながら、全く異なる視点からの発表でした。伝統工芸体験を通して人々が伝統産業へ関心を高めた事例を比較し、そこで人々が抱く心理を細分化して分かりやすく伝えてくれました。現代の若者は体験という価値を渇望している、その根拠を示した様々なデータと論理的な説明には、納得しっぱなしでした。

 

3、4年生合同のグループになり、同期の発表を聞きます!頑張れ!

 

5月末から始まったこの発表も、次回でラスト!あっという間でしたね。

 

初めての調査発表に、自分も含め、同期たちが懸命に向き合い、発表の日を乗り越えていく姿を見て、なんだか誇らしいような、嬉しいような、そんな気持ちになります。

 

 

ここで突然ですが、

 

「ケース&リサーチは、なんのためにやるのだろうか?」

 

という問題提起をしてみます。笑

 

 

検証はできないので、あくまで仮説、いや想像にすぎませんが、以下、持論です。

 

ケース&リサーチとは、数々のテーマの中から興味があるものを選び、噛み砕いて理解する。

そこで生じた疑問にスポットを当て問題提起をし、仮説に基づき検証する。

 

こうした一連の調査発表を3年生のこの時期に経験できることは、牛ゼミならではの魅力だと思います。

ケーリサとは、短期間ではあれ、そのテーマへ理解を深めた「追求者」として、自力で研究、発表まで漕ぎつき、「自分にもこんなことができるんだ」と自信に繋ぐためにやる、といえるでしょうか。

 

私は最近、同期の勇姿を目の当たりにして、それだけではないと思い始めています。

 

自分や仲間の思いの詰まった発表を土台に見識を深め、より深く、より幅広く将来に生かすことのできる視野を養うためではないか。つまり、仲間の問題提起を起点として得た学びを人生の糧にするためではないか、とも思うのでした。

 

まあ、大袈裟かもしれませんね。笑

 

 

そんな貴重な経験をさせてくれる牛ゼミで、これからも同期や先輩方、そして牛島先生と「知」のキャッチボールを繰り返し、今までとは異なる新しい学びをたくさん経験していきたいです!

 

ここまで長―いブログを読んでいただき、ありがとうございました!

次回のブログもお楽しみに〜!

 

サプライズでゼミに参加してくださったOB1年のようさん。ゼミ員にパワーを届けてくださいました!ありがとうございます!