12月25日【卒論中間報告ラスト】

こんにちは。23期のダイアです。

12/25、世間はクリスマスということでキリストの降誕を祝して大盛り上がりなわけですが、我らが牛ゼミはいつも通りのゼミ活動です。
いつもと違うことでいうと、今回のサブゼミが年内ラストのゼミであること。そして、卒論中間報告もラストということ!一年が終わったという達成感もありつつ、4年生の卒業も近づいており、寂しくも感じられます…

一人目は、北陸新幹線開通による高校生の進学先選択への影響についての論文でした。
地方出身の自分にとってもかなり身近な話だったので、非常に興味深い部分が多かったです。交通網が発達して、都市と地方の移動にかかる制約が縮まることは、進学やビジネスにおいて大きな影響をもたらすことは確かで、その「距離」とは今回の論文で述べられていたように物理的・時間的な距離だけでなく、心理的な距離の意味合いが非常に強いと感じました。進学先選択は進学先大学のイメージやレベルにも起因するためデータ収集が難しい中で、定量的なサンプルをもとに多面的に分析されているのが印象的でした。
僕の地元の松本にも新幹線が開通してくれることを強く願いたいところです。

二人目は、NFTを用いた地方創生に関しての論文でした。Web3.0やブロックチェーンなど普段の生活で聞きなれない用語連発の難しいテーマという最高のクリスマスプレゼントとなりましたが、今後IT技術の進展と人口減少が予測される日本において非常に重要なテーマであると感じました。「唯一無二」という付加価値がデータで与えられることを地方はどう生かしていけばいいのか、暗号資産を通して地方コミュニティに所属することに価値はあるのか、データとして「所持」していることは普遍的な価値というよりは属人的な価値になっていないかなど、日々進歩を続ける分野だからこそ様々な疑問が出てくる中で、各地方の事例をもとに、NFTによる地方創生が現状できている点と今後の可能性の部分を述べていただきました。

年末ゼミもなかなかハードな内容でしたが、これにて卒論中間発表もおしまいです!!4年生の皆さん、『一旦』お疲れ様でした〜!年明けの提出まであと一息です!!来年自分もやると思うと他人事ではないのですが。。

最後まで読んでいただきありがとうございました!