24期振り返りブログ【ちゃなさん編】また会いたくなる人

もし神様がひとつだけ願いを叶えてくれるとしたら、

私は「また会いたい」と思ってもらえる人になりたい。

 

 

はじめに

誰かに「また会いたい」と思ってもらうことは、想像以上に難しい。

特に短い時間でそう感じてもらうのは至難の業だ。

けれど、ゼミに入るには、ESと3回の面接でそう思ってもらわなければならなかった。

倍率は2倍。決して甘くない現実に気づいたのが、10月のことだった。

 

では、ゼミ見学にたくさん行けばいいのか。

確かに回数を重ねれば判断材料は増える。

しかし、一度目の印象が良くても、二度目に「こんな感じの人だっけ?」と思われてしまうこともある。

そんな葛藤を抱えたのが11月だった。

 

それでも、憧れの23期の先輩と牛島先生に「また会いたい」と思ってもらえるように、

どうしたらいいのかを考え続けた。

 

その日から、何度もESを書き直した。

言葉の一つひとつを見直し、自分が何を伝えたいのか、どうすれば誠実に届くのかを考え抜いた。

面接練習も繰り返し行った。話すたびに緊張で声が震え、思うように言葉が出てこないこともあった。

それでも、自分の想いを少しでも正しく伝えたくて、何度も挑戦した。

そして迎えた本番の日。これが自分の人生の大きな分岐点になる気がして、心臓の音がいつもよりずっと大きく聞こえた。

 

12月10日。

「どうやら、また会いたいと思ってもらえたようだ」

そう感じた瞬間、これまでの努力が一気に報われたような気がした。

胸の奥がじんわりと温かくなり、心から嬉しかった。

 

 

ゼミに入って気づいたこと

 

 

実際にゼミに入ってみると、社会人の方々から「また会いたい」と思ってもらうことの難しさを痛感した。

大人は本当にすごい。毎日働き、誰かの生活や夢、未来を支えている。

そんな人たちに「この子の話を聞いてあげよう」「また話したい」と思ってもらうのは、

やりたい・頑張るだけでは届かない世界だと知った。

 

社会に出る前に、どうすれば大人に「また会いたい」と思ってもらえるのかを考える機会を得られたのは、

このゼミでの大きな学びだった。

 

 

観察することから学んだこと

 

 

ゼミでは、「また会いたい」と思わず感じてしまう、不思議な魅力を持つ人に出会うことができた。

私はその人のようになりたくて、「なぜまた会いたくなるのか」を観察してみた。

 

相手のペースを尊重する

私自身、話すのも歩くのも早く、相手のペースに合わないと会話がぎこちなくなってしまう。

けれどその人は違った。

どんな相手とも自然なテンポで会話をし、相手が話すのが早くても遅くても、おしゃべりでも寡黙でも、

無理のない空気をつくり出していた。

観察して初めて、その人のすごさに気づいた。

 

縁を大切にする

私は新しい人と出会うこと自体は得意だった。

けれど、その人は出会いを“点”で終わらせず、“線”としてつなぎ、“円”のように広げていく力を持っていた。

忙しい中でも顔を出し、笑顔で挨拶をする。

その姿に、縁を大切に育てるということの意味を教えられた。

 

言葉遣いが美しい

「やばい」「無理」「嫌だ」——そんな言葉をその人の口から聞いたことがない。

そして私が落ち込んでいるときには、底抜けの笑顔で励ましてくれる。

自分がマイナスな言葉を使わないだけでなく、

他人のマイナスな気持ちさえも明るく変えてしまう姿に、心から尊敬した。

 

 

最後に

「また会いたい」と思ってもらえる人になることが、どれほど難しいか。

この2年間でたくさんのことを学んだ。

今の私は、まだ「自分が会いたいから会ってもらっている」段階にいるのかもしれない。

けれど、これからはこのゼミで学んだことを胸に、

大切な人に「また会いたい」と思ってもらえるような人でありたい。