【13期ゼミの振返り「牛島ゼミ2年間の”経験”」−首藤編−】

「牛島ゼミ2年間の”経験”」

こんにちは、牛島ゼミ13期のありなです!

いよいよこの振り返りブログを執筆することになり、卒業が迫っていることをひしひしと感じ、複雑な想いを抱えている今日この頃です。

2年間のゼミ生活を振り返ろうにも、まだ在学中ですので、ゼミ生活は思い出ではなく今はまだ日常なのです(笑)

ですが、ゼミ生活が日常の今だからこそ、美化された固定的なものではなくて、鮮やかな想いをこのブログに残しておけたらと思います。

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私は2年間牛島ゼミで過ごして、「無駄な経験はひとつもない」ということを実感しました。ただし「経験」とは、単に「何かをしたことがある」ことではなく、何かをした後に自分の中に残るものがあって初めて「経験」になると考えています。(こんな風に定義を考えるようになったのもディベートによる影響なのかもしれませんね。笑)

牛島ゼミは、私にとってたくさんの「経験」のできる場です。

ディベートリーグ・三田論執筆・Happy Cosme Project・Entertament City For All Project・利賀村での合宿・ありが豚BBQ・ワークショップ…多岐に渡る様々な活動をしてきました。

牛島ゼミに入って2年経った今、一見バラバラに見えるこれらの活動は全てつながっていたように感じています。そして、私の中で多くの「経験」となりました。

そう思えるのは、牛島ゼミの活動内容が特別だから、というわけではなくて、「経験が自分に与えてくれているものは何だろう?」と考えるようになったからです。牛島ゼミにいるうちに「なぜ」を問うことが習慣化され、物事のもつ意味や意義を考えるようになりました。また「なぜ自分はこの経験をすることを選択したのか?」を問うことで自分自身に

ついて考え、向き合うようになりました。

このように「なぜ」を繰り返し、物事の本質を追求し続けることで、あらゆる活動が「経験」となって還元され、蓄積されていくのを感じました。

現在は過去の積み重ねによるもの。言葉にすると、あたりまえのことのように感じてしまうかもしれませんが、この重要性に気付くことができたのは牛島ゼミあってのものでした。ゼミに入ったばかりの頃は何だかよく分かっていなかった「研究対象である現在を過去から紐解く」という牛島ゼミの産業史の捉え方が、2年経った今、自分の中にしっかりと根付いているように感じます。

そして、多くの「経験」を共にできたのが牛島ゼミのみんなであったことを、この上なく幸せに思っています。

温かく且つ鋭くゼミ員を見守り、たくさんのチャンスをくださった牛島先生。いつも13期を支え、引っ張ってくださった最強な先輩方。たくさんの苦楽を共にした同期。テキパキと熱意溢れる後輩たち。プロジェクト等で関わらせていただいた社会人の方々。本当にありがとうございました。

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そして2年生のみなさん。現在が過去の積み重ねであるのと同じように、未来は現在の積み重ねによるものです。もしも未来を想い描いて選択した行き先が牛島ゼミであったのならば、必ずチャンスをつかんでくださいね。