6月21日【 meguri杉本さん&今村さんトーク、FDPワークショップ】

はじめまして。前回担当のあかねから紹介いただきました、3年(18期)のけいこです。
女の子、好きなんですよ。あかねのことも大好きです。女子校に6年いたせいですかね。べたべたしすぎないように気をつけます。

さて、6月21日のことをお話しましょう。
本日は、『meguri杉本さん・今村さんトークセッション』『FDPワークショップ』の2本立て。盛りだくさんでした。

順番に、お話ししていきますね。

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『meguri杉本さん・今村さんトークセッション』

株式会社meguriの杉本綾弓さん、今村まりさんが「自分らしい生き方・働き方の軸の作り方」をテーマにお話ししてくれました。

今回は講義の中で紹介して頂いた、お二人が大切にしている言葉を1つずつ紹介してみたいと思います。

杉本さん

『見たいと思う世界の変化に、あなた自身がなりなさい』(マハトマ・ガンジー)

16歳にブックオフでアルバイトを始めてから、20種類ほどの職種を経験されてきたという杉本さん。

29のときにはフリーランスとなったけれど、お腹に子どもがいることが分かり、そこで会社を設立されました。

子どもとの時間をたっぷり取りたいから、会社員には戻らない。でも、フリーランスと経営者なら、5年後のわたしはどうなっているだろう。

そう考えたときに、ひとりではなく仲間と頑張っていきたい、と会社を始めたといいます。

何かが変わらないことを、自分の思い通りにならないことを、自分以外の何かのせいにしてしまう。自分を振り返ってみたら、数え切れないくらいそんなことがありました。

自分の人生を自分の手でデザインしてきた杉本さんだからこそ、伝えられる言葉ですね。

そして、今村さん。

『やりたい仕事がわからないときは、得意なことを徹底的に伸ばす』

今村さんのお話を聞いて、大学1年生の終わりに、とても尊敬している大人に「やりたいことがわからないんです」と相談したときのことを思い出しました。大学生になったらやりたいことがわかると思っていたわたしは、もう1年が終わるという焦りで泣きながら話したのを覚えています。笑

「37歳でも迷ってるよ。ずっと迷うんじゃないかな。これ!っていうやりたいことって、天から降ってくるようにある日突然わかるものじゃないんだよ」

迷いなんてないように、自信たっぷりにいつでも動いているように見える人だったので、とても驚きました。

そのときのことと今村さんの言葉が、わたしの中ですっと繋がりました。

やっぱり「やりたいことがわからないから、動けない」じゃないんだろうなって。

「やりたいこと」の輪郭は、やってみて、そのときの自分に向き合うことでしか見えてこない。動いてみて、しかも得意なことを徹底的に伸ばしておけば、やりたいことを見つけたときに、そのフィールドで自分の役割を見つけることができる。

やりたいことが見えているひと、って、きっとそれを自分が動くことで勝ち取ったんだと思います。努力の賜物、ですね。
まだぼんやりとしか見えない自分は、もっと動いていかないと、と気合いを入れました。

と、ちょっと自分のことを話し過ぎてしまいました。戻りますね。笑

お二方ともご自身の経験に基づいてたくさんの言葉を伝えてくださいました。
もっとあるんですよ。『結婚相手はプロジェクトパートナー』とか。ゼミ員みんなが湧いていました。笑

杉本さん、今村さん、ありがとうございました。
牛島ゼミにいると、人生の先輩に会う機会をたくさんいただけるのが、嬉しいところです。

(参考リンク)
ママで社長のコンサルタントが、経営者になって感じた「自分の人生を自分でデザイン」する大切さ」(西東京マガジン)
多様性とは、自分の人生を自分でデザインすること。「meguri」が「自然電力」とともに見た景色」」(greenz.jp)

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『FDPワークショップ』

素敵なお二人のトークセッションの後は、FDP(Future Design Project)のゼミ員による『FDPワークショップ』でした。

FDPは、牛島ゼミのソーシャルプロジェクトの1つ。養護施設の子どもたちに対して、「自分自身の大切にする価値観や可能性を理解し、将来のビジョンを持ってほしい」という目的を持って活動しているプロジェクトです。今回のワークには、現役ゼミ員時代にFDPを創設した13期卒業生の竹田さん、そして16期卒業生の平木さんも参加してくださいました。

ワークショップの内容は、盛りだくさん。前半と後半に分けてお伝えします。

前半

ディベートやプロジェクトで普段活動している班に分かれ、考えたのは「主体性がある人はどんな人?」というテーマ。

わたしたちの班では、「ポジティブさ」「高い意識を持っていること」「責任感を持って行動に移せること」の3つにまとめました。

そして班で決めたこの主体性の3つの基準に基づいて、それぞれを評価していくことに。ちょっと緊張しますね。笑

それぞれに向けて書いた紙を交換して、ワークの前半は終了。席替えをして、後半スタートです。

まず、牛島ゼミの3本柱「プロジェクト」「ディベート」「三田論」で身につくもの、を思いつく限り書いていきます。

そこから、「何を身につけるために、何の活動で、どう動いていくのか」というこれからの意気込みを考えました。

いまは、3年・4年ともにディベートやプロジェクト、卒論などを頑張っている時期。わたし自身も、手元にあることだけでいっぱいになっていました。

でも、どうして牛島ゼミに入ったのか。
ここで何をしたくて、どんなひとになりたいのか。
今回のワークショップは、ゼミ員が自分のことを振り返って、なりたい姿をもう一度考える、大切な時間になりました。

3年生が交代でお届けしたゼミ日誌1周目はこれでおしまい。トップバッターみさこにお戻しします。
みさこは、メガネをかけてパソコンに向かっているときはまさにバリキャリ!という感じ。でも笑顔がものすごいかわいいんです。やられちゃいますね。