【牛島ゼミがもっとわかる!4つの疑問】

はじめに / 説明会のお礼

個別説明会、また第1回・第2回商学部ゼミ説明会にお越しいただき、誠にありがとうございました。牛島ゼミの理念や活動は十分理解できたでしょうか?

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時間が足りず、牛島ゼミのブースにくることができなかった方もいらっしゃるかと思います。そこで今後も、三田祭論文展示、オープンゼミ@日吉、ゼミ見学@三田、各種イベントを企画しておりますので、初めての方もふるってご参加ください。

さて、牛島ゼミの説明を聴かれる中で、どのような感想を持ちましたか?
「おもしろそう」「座学だけではない」「主体性がある」「ゼミ員や先生の雰囲気がいい」など、さまざまなご感想をいただきました。

同時に、2年生のみなさまが気になる点や不安に思う点も伺っております。そこで今回は、説明会でのアンケートをもとに、ご質問・ご感想にお答えしていこうと思います。

 

みなさんからの質問・感想

1.「実践的な活動だと感じました。」

「実証研究」を大切にするゼミ

あなたが「牛島ゼミ」で思い浮かぶのは何ですか?多くの方はフィールドワークをイメージするかと思います。

私たちはフィールドワークを「実証研究」にとってもっとも重要な方法の一つだと考えています。例えば、11月の三田祭で展示する論文では、自らの足を動かして実証することにこだわりを持っていることにお気づきになると思います。今年は、下北沢・高円寺・原宿の古着屋に調査のご協力をお願いしました。

また、現在ゼミ内に4つあるソーシャルプロジェクトでは、それぞれの視点や問題意識から、実社会と対峙する形で活動を行っています。

ひとつ取り上げると、限界集落と関わる「トガプロ」では、地域の方々にインタビューし、クラウドファンディングによる資金調達や、ファーマーズマーケット出店という形で「地域の人や生産物の魅力を発見し、その価値をコンテンツや商品という形で都会のひとびとに提供すること」の実証実験を試みています。

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「自主性」にもとづく活動

牛島ゼミは、机上の論を組み合わすことのみで真に意義のある研究成果になるとは考えておりません。アンテナを張り、足を動かし、問題の当事者とともに考え、自論を社会に投げかけて思考する。

このことが、みなさんが社会の一員としてはたらきかけるときに不可欠なことなのではないでしょうか。

これらの実践的な活動は、ゼミの課題として行われているわけではありません。ゼミ員が自主的に取り組んでいるのです。牛島ゼミのひとりひとりに、自らはたらきかける風土が染みついているのです。

NIPPON TABERU TIMES」編集部への参加、KEIOフットサルアドベンチャーの企画運営、アニマルウェルフェアによるブランド豚の育成を目指す養豚家との連携など、個人や少人数で動いている活動もあります。牛島ゼミの3本柱のひとつ、「ソーシャルプロジェクト」の中にも、ゼミ員が自主的に始めた活動があります。

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2.「おもしろそうだけど大変そう。」

牛島ゼミの魅力は?

牛島ゼミのどのような点が魅力に見えるでしょうか。チームワーク、実証研究、ゼミ員の人柄、先生の理念、さまざまな理由があると思います。

その中で、何に「おもしろさ」を感じるかがたいへん重要です。「チームを動かしたい!」と牛島ゼミを選んだ15期のひとりは、自分の考えを伝える技術や、チームをマネジメントするリーダーシップなど、多くのことについて成長を見せています。

しかし、困難なしに成長してきたわけではありません。多くの問題に直面してきました。それでもなぜ楽しみながら続けられるかというと、活動を自分のものにし、やりがいのある活動をしているからなのです。

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「新しいもの」を創る

牛島ゼミの魅力だと感じていただいたことは、おそらく一筋縄では達成できなそうなことではないでしょうか。私たちは、だからこそ、活動をする意義があると感じています。

多くの活動やアイデアをチームの中で実現しようとすると、いままで想像もしなかったような視点や問題、解決方法に気が付くのです。チームの中で生まれるこの気付きこそが、成長するチャンスなのです。

同じ時間・目的を持った仲間がいる、このゼミ活動だからこそ、いままではできなかった「何か新しいこと」が実現できます。きっと牛島ゼミの多くの活動が、やりがいを感じるものになるでしょう。

15年間続いてきた私たちの活動は、毎年違った色を見せています。来年度のゼミ員と、どのような「おもしろい」活動ができるのか、たいへん楽しみにしております。

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3.「牛島先生がいいひとそう!」

牛島ゼミは、牛島利明先生を指導教授として授業が執り行われます。しかし、先生の指示によって活動が行われているのか、というとそうではありません。

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学生が創り上げるゼミ

ゼミの基本方針”Something new, Creative first”や、ディベート・三田祭論文などの年間のおおまかな流れは先生が打ち出しているものです。しかし、その他のことは基本的にゼミ員が自ら決めます。

ディベートのチーム運営、論文のテーマ決め、ワークショップの内容、入ゼミ活動の方針など、そのほとんどがゼミ員に裁量権があります。

ゼミ員は常に自分で考え、自分で決断し、自分で運営する度量を求められます。先生は相談をいつでも聴いてくださいますが、結論まで示してくださるわけではありません。

まさに学生の「主体性」に任されているのです。このことが、自分が納得する「おもしろい」と思える活動である源泉といえるのではないでしょうか。

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牛島利明先生とじっくり話せる機会があります。

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“Gyu Lunch”現在日程が決まっている回は満席になっていますが,今後も日程が追加される予定です。

4.「選考が不安です」

この時期から、選考について真剣に考えていただき、ゼミ員一同たいへん嬉しく思うと同時に、身の引き締まる思いです。

さて、選考について既に2年生から不安に思われる声をお聴きすることがありましたので、簡単にではありますがお答えしたいと思います。

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ゼミの理念と活動

去年度は、独自のエントリーシートと、ゼミ員及び先生との面接を行いました。今年度の選考については現在調整中です。

牛島ゼミとしては、ゼミの理念や活動内容について、深く理解していただくことを求めております。ゼミ員から説明を聴いたり、説明会でお配りしているパンフレットや、HP・ブログなどに目を通していただけるとよいかと思います。

今後も3月の選考までに、説明会やオープンゼミ、ゼミ見学、各種イベントを企画しております。実際にゼミ員や活動を見ていただき、自分にあったゼミかどうかを感じ取ってください。

とりわけ、ゼミブログに関しては、牛島ゼミに所属する一人ひとりの考えがわかる内容です。Twitterでもお知らせしていますのでぜひチェックしてみてください。

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ネットやウワサだけではわからない疑問

「イベントにはすべて参加していなければいけないのですか?」「総合教育セミナーをとっていなければいけないのですか?」などの質問がありました。

牛島ゼミではそれらを必須だと考えてはおりません。あくまで、牛島ゼミを理解し、ともに活動できる方に入っていただこうと考えております。

不安がある方、質問がある方は、ぜひ説明会などに足を運んでいただき、お話していただけると幸いです。

3.まとめ

以上4点について説明しましたが、いかがでしたか?
疑問点に少しでもお答えできたのならばうれしいです。

ゼミを選ぶ上でそれぞれ考えていることは違います。気になる点がありましたら、ぜひゼミ員に質問をぶつけてみましょう!私たち牛島ゼミ一同は、2年生が納得できるゼミ選びができることを応援しております。

 

4.今後の予定

三田祭論文発表

日時:11月20日(金)―23日(月) 三田祭期間中
会場:南校舎4階441教室(三田)

牛島ゼミの活動における三本柱のひとつ、三田祭論文の発表を行います。テーマの選択から導きたい結論までその年の3年生らしさにあふれます。説明会などで聞きそびれたゼミに関する説明にもお答えします!

オープンゼミ

日時:12月10日(木) 16:30~18:30
会場:日吉キャンパス 第4校舎B棟 22教室

牛島ゼミの主要な活動の一つであるディベートを2年生のみなさんに実際にお見せする予定です。詳しい内容は決定次第お知らせします。

Gyu Lunch

牛島先生とゆっくり話をしてみたいという声にお応えして、先生自らがひっそりと打ち出した新企画です。
各回定員3名で実施します(予約制)。

<<現在日程が決まっている回は満席となっていますが,今後も日程が追加される予定です>>

ゼミ見学

日時:11月26日、12月3,17,21,24日(月・木)4・5限
会場:三田キャンパス
[応募予約フォーム]
※要予約

三田祭論文発表後、普段のゼミの様子を知っていただくために、ゼミ見学を行います。三田の教室で、通常のゼミ内容をお見せします。複数回実施しますので、ご都合のつく日程にご参加ください。