こんにちは!14期のかほです。
本日のサブゼミでは、ゲスト講師に信岡良亮さんをお招きし、ワークショップを行いました。
『人口2300人の島で起業してみえた日本に求められる次の力』
島根県隠岐郡の海士町(あまちょう)を舞台に、持続可能な社会づくりを目指している、株式会社巡の環(めぐりのわ)。
信岡さんは、その社外取締役を務めていらっしゃいます。
・大阪出身の信岡さんが、なぜ海士町に移住したのか。
・海士町はどんな町なのか
・そこで信岡さんが感じた、日本に求められる力とは何か
…などなど約3時間にわたり、お話を聴きながら、皆で考えていきました!!
まず前半の部では、グループごとに信岡さんに聞いてみたいことを洗い出し、
代表者が集まって討論会を行いました。
「田舎に行っても雇用がない」 という声に対して、
「田舎で雇用をつくる」 を目指すことにした、という信岡さん。
そのあと実際に海士町へIターンし、会社を設立し、島おこしに取り組んでいらっしゃることがすごいですよね。
まさに有言実行!
海士町では特産品開発のほか、高校魅力化プロジェクトや観光甲子園など教育分野でも活性化を図っているとのこと。
観光甲子園では、観光プランを考える上で地元について学ぶことで、ふるさと教育の一環にもなるんだとか!
若者がふるさとを語れること、これは素敵なことだなと思う一方で、自分はどうだろうか…とふと考えてみたり。
皆さんはどうでしょうか?
後半の部では、
「どうしてみんな一生懸命働いているのに未来は明るくならないのだろう???」
という信岡さんのお考えについて皆で考えていきました。
「田舎と都会」
まずはこのふたつのエコロジー(成り立ち)とエコノミー(運営)の関係を考えます。
…ちょっと難しくなってきましたね(笑)
田舎と都会のエコロジー(成り立ち)を考えれば、
これらを同じ軸で見るのではなく、新しい運営方法が必要だということです。
…ふむふむ。それで、エコロジーとエコノミーってどういうこと?
ということで、この後はそれを体感するワークを行いました。
「田舎は赤字で都会は黒字」
たしかにこれは事実で、けれどその背景にある成り立ちを考えると、また違った見方が出来ます。
エコロジーとエコノミー、はじめは「???」だったものの、段々と理解出来てきた気がします!
「過疎」や「田舎暮らし」など、とくに利賀プロジェクトに所属するメンバーには興味深いテーマだった今回のワークショップ。
活動が幅広い牛島ゼミですが、こうして少しずつヒントを得ながら、それぞれの活動に持ち帰って、役立てていけるところがいいなあと思っています。
信岡さん、ありがとうございました!