22期振り返りブログ【しんごさん編】悔いなき選択の先に

こんにちは。22期のしんごです。今から僕の牛ゼミでの2年間を振り返っていきたいと思います。

まず僕が牛ゼミに入る前のお話をさせてください。僕はソフトテニスサークルに入っているのですが、それなりに練習するサークルでして、尚且つ代表も務めていました。なので最初、ゼミは極力楽なゼミに入ってのんびりと三田生活を送ろうと考えていました。ですが、偶然牛ゼミのゼミ説明会に参加した際に「なんだこの面白そうなゼミは!?」と自分の心の中に昂る感情が芽生えました。

その後は、オープンゼミやイベントに参加して牛ゼミとは何なのか、そこにいる人たちはどんな人なのか、自分が入った際に何ができるか、どんな成長ができるのか、先輩や先生に話を聞きまくりました。その中で、ゼミ員全員がそれぞれ強い信念を持っていること、仲間と支え合っていること、そして当時2年生だった僕のことを真剣に考えてくれていることを感じとりました。そのような環境で2年間の三田生活を送れることは一生の財産になると確信し、どんどん牛ゼミの虜になっていきました。


(ユニタメ22期の集合写真)

今こうして振り返ると、あの時何となく惰性でゼミを決めるのではなく、自分自身・牛ゼミと向き合って心から納得できる選択ができて良かったと思います。

さて、ここからは僕が牛ゼミに入って一番大きな選択をしたお話をしようと思います。3年生の夏休みに入ったくらいでディベートか三田論かを選択することになるのですが、僕は牛ゼミに入った当初はフィールドワークをガッツリやれる三田論を選択しようと考えていました。というのも僕はフィールドワークをしたいという想いが牛ゼミの一つの志望理由でした。

自分の考えが大きく変化したのは3ゼミディベートの後でした。僕は対横田班として自分の持てる時間はディベートに捧げてきました。本番では立論発表を行い、フリーディスカッションでも準備してきたものを完璧ではないといえど喋ることができ、チームとしても勝利の感覚がありました。しかし、結果は敗戦…
その時の感情はただひたすらに悔しい、もっといい発言ができたはず、こんな結果で満足できないという想いが頭の中を巡りました。そして僕はこの悔しさともっと上手くなりたいこの気持ちを渋沢杯にぶつけることにしました。

僕は肯定班として渋沢杯に参加することになったのですが、肯定班のみんなを一言で表すならば「弱さを認め合い、チームで強みに変えていける仲間たち」ですね。肯定班は僕を含めて7人いるのですが、ガッツリ喋れる人とあまり喋れない人は半々でした。僕はチームの中ではあまり発言することができない人物で、回答としてこれがいいのかなって思いつつも、僕の発言でチームを劣勢にしてしまうかもしれないと考えてしまい、手を挙げられずにいる、そしてまた自信を失うという最悪の悪循環に陥っていました。しかし、そんな僕を変えてくれたのは肯定班のみんなでした。こういう不安・悩みがあるって伝えたらみんなは真摯に相談に乗ってくれるし、あるメンバーから同じような悩みを抱えていたと聞いた時は、もがき苦しんでいるのは僕だけじゃない、みんな何かと戦って成長しているのだと気付かされましたし、心強いなと感じるばかりでした。その後の渋沢杯では自信を持って発言することができ、自分としてもチームとしてもこの上ないディベートができたんじゃないかと思います。


(ディベート見学会後の写真です。肯定班も否定班もかっこよい。)

もっと上手くなりたい、勝ってあの時の悔しさを払拭したいと感じて選んだディベートの道は僕をまた一つ大きく成長させてくれたと思います。もちろんまだ全然ディベートは下手ですが、それでも自分のできない・苦手だったことが着実にできるようになったことの喜びを実感することができました。

さて、ここまで長々と語ってしまいましたが牛ゼミへの想いを話そうと思ったらとんでもなく長いブログになってしまいそうなので僕の話はこの辺にしておきます。拙い文章を読んでいただきありがとうございました!

最後に、ゼミ員への感謝とこれから牛ゼミを受けようと思ってくれている2年生に向けてメッセージを残したいと思います。まず、牛島先生、21期の先輩方、23期の後輩たち、そして何よりも22期のみんなに感謝を伝えたいなと思います。そして、2年生のみなさん、しっかりと自分自身の過去、現在、未来と向き合って、後悔しないゼミ選びをしてほしいなと思います。もしその選択が牛ゼミであるならば、この上ない幸せです。悔いなき選択の先にみなさんの心から願っているものがきっと待っています。ゼミ選考頑張ってください!応援しています!