皆さん、お久しぶりです!23期のあすかです☀️
いよいよ10月に入り、みんなの待ち遠しかったゼミが再開しました。皆さま、この夏はいかがお過ごしでしたか?
われわれゼミ員は、7/20(木)の春学期ラストのゼミ活動後も、合宿に渋沢杯に向けたOP戦、三田論準備、各プロジェクトにと大忙しに過ごしておりました。気付けば暑さも消え、学校のある日常に戻りました。
そこで、今回は7/20(木)から夏休み期間中の活動を振り返っていきたいと思います。長文になってしまいましたが、皆さまとこの夏の思い出をシェアできたら嬉しいです🎵
●7/20(木) 春学期ラストゼミ
春学期ラストゼミ 記念すべき最終回の活動内容は……
ユニタメプレゼンツ
“「耳が聞こえない世界でのコミュニケーションの取り方」ワークショップ ”でした✨
ワークショップの内容については「当日のお楽しみ」「羞恥心を忘れる心があると良いかもしれません」と言われており、各々何をするんだろうと期待する気持ちと若干の不安な気持ちも持ちつつゼミに向かいました。教室に着くと、班ごとに耳栓が配られ着席するよう促されます。
もうお分かりいただけましたかね…?!
今回のワークでは、まず疑似的に聞こえない状況を作り、聞こえないながらも相手とコミュニケーションを取ろうとすることで、その難しさや面白さを体験しました。
ゲームの前に、簡単な手話の意味を学びます🖐️例えば、胸の正面あたりで、開いた両手を交互に上下させる「楽しい」「嬉しい」や、親指と人差し指で眉間を摘み、次に手を開き、指を揃えて上から下へ軽く下ろしながら頭を下げる「ごめんなさい」などです。クイズ形式だったのですが、分かりやすく連想しやすい手話が多く、もっと沢山調べてみたいなと感じました。
そろそろ音のない世界にも慣れてきたところで、次に音が聞こえない環境ならではの体験ゲーム「読話伝言」を行いました。「読話伝言」とは、お題の例文を声に出さず口の形で表し、その内容を伝言する、という読唇術の伝言ゲームのようなものです。これが想像以上に難しく、班員5人でやっても上手くいかないことが多々…
最後に先生も含めたゼミ員全員でやってみようということなったのですが、母音が似たような文だと読み取りにくく、上手く伝わっているもののどこか惜しかったり、変な面白みのある伝言ができたりと大いに盛り上がりました。
今回のワークショップを通じて、「音のない世界」を身近に感じられた一方、聴覚障がい者の方は「毎日」試行錯誤を重ねながらコミュニケーションされていることが分かりました。確かに、「聞こえる世界」と「聞こえない世界」は大きく違うものかもしれません。ただ大切なのは相手を気遣う『想像力』。もっともっとお互いの気持ちや考え方を知ること、相手の気持ちになって考えること。これができれば、聞こえる聞こえない世界を繋いでいけるのではと感じました。
●8/3(木)-8/5(土) ゼミ合宿
牛ゼミ恒例 夏のゼミ合宿🐮
今年は4年ぶりに1泊2日の合宿という形で5つの班に分かれ、それぞれの地域の伝統工芸品について調べて、体験を通じて学びを深め、3日目に発表を行いました。ゼミ員が訪れた地域は以下の5つです。
❶草木染め-群馬県高崎市
Q.草木染めとは??
A.独特な発色が一番の魅力!!植物から抽出した染料に含まれる色素の色や大きさが均一ではないことが、絶妙な色合いを生み出します。
一人ひとりの個性溢れる作品を見ることができました✨使い込むほどに色に深みが増す経年変化も魅力の1つということで、これからも楽しみに使えますね。
❷益子焼-栃木県芳賀郡益子町
Q.益子焼とは??
A.益子焼は江戸時代末期から
①優れた陶土を産出 ②大市場東京に近いことから、
鉢、水がめ、土瓶など日用の道具の産地として発展し、その後民芸運動が進む中で、「芸術品」としての側面も持つようになりました。体験したみんなが作った益子焼がプロの方が作ったかのようにとても綺麗で、私も欲しくなりました。
❸江戸切子-東京都浅草
Q.江戸切子とは??
A.ガラスの表面に砥石や金盤、ダイヤ盤で様々な模様をカットする技法。模様に関しては、伝統的な題材の模様や斬新なデザインのものも作られています。
光に当てると、とても綺麗に文様がくっきりと見えるのが素敵でした。
❹達磨-群馬県高崎市
Q.高崎達磨とは??
A.群馬県高崎市で200年以上前から達磨づくりがスタート。
年間90万個を生産し、全国1位🥇
眉毛は鶴、鼻から口髭は亀が描かれており、縁起の良い動物が表現されています。
❺箱根寄木細工-神奈川県足柄下郡箱根町
Q.箱根寄木細工とは??
A.日本屈指の樹種を誇る箱根山系。
様々な樹木が持つ自然の色を活かし、それぞれ集めて精緻な幾何学模様を作り出す技術のこと。
今回は木材のピースを組み合わせてオリジナルのコースターを作ったそうです。コースターは日用品なので、汎用性が高そうです✨
❻和紙漉き-埼玉県秩父市
Q.和紙漉きとは??
A.約1300年の伝統と歴史のある和紙漉き。
和紙づくりに欠かせないモノのひとつが、“漉き舟”と呼ばれる水槽です。和紙づくりも、その歴史も、漉き舟があってこそ。
私の班は、この「和紙漉き」体験に伺ったのですが、和紙の里周辺の草花を採取して、オリジナルの葉書やミニタペストリーなどの作成を体験することができました。草花を使って自分の名前を書くゼミ員がいたりと、世界に1枚だけの個性溢れるオリジナル和紙が完成しました✨
お昼ご飯は、御食事処「すきふね」を訪れ、打ちたての絶品そば・うどんを味わいました。手打ちのそば・うどんを提供してもらえるだけでなく、天ぷらや山菜などのメニューも豊富に取り揃えられており、大満足でした。
2日目は、長瀞の舟り体験をしました。天下の景勝地長瀞の自然や特別天然記念物岩畳を見物しながら、変化に富んだ荒川の流れに身を任せ、スリル満点の舟下りを楽しむことができました。猛暑が続く毎日でした。
3日目は、各々の班が各自の1泊2日旅行の内容をまとめ、発表を行いました。
映えある優勝は……
《《《達磨班》》》
でした🥇おめでとうございます✨
●OP戦→渋沢杯
これまで、何度かこのゼミブログにも出てきた「渋沢杯」。
私たち3年生は、初回ゼミでディベートの班分けが発表されてから、10月8日(日)の渋沢杯本番まで、「優勝🏆」を目指して準備を進めてきました。渋沢杯は、今年で21回目を迎えた、経済史・経営史分野のゼミを中心におこなわれている6大学対抗の学生ディベートリーグのことです。
今年のディベートのテーマは、「日本銀行の『量的・質的金融緩和』政策は日本経済にとってプラスであった」でした。
※「量的・質的金融緩和」政策とは、2013年4月から2023年3月までに行われた日本銀行の金融政策を指す
7月に実施した4年生の皆さんとのゼミ内ディベート、商学部内の3ゼミディベート、北星学園大学・高崎経済大学さんとのOP戦と、幾多の練習を重ねてきました。
結果はというと
第21回渋沢杯、慶應義塾大学……
《《2勝0敗 優勝》》
を頂くことができました!!!!!!
5年ぶりに慶應に優勝トロフィー🏆が戻って参りました。本当に本当に嬉しかったです。初めは実感が湧かなかったのですが、トロフィーを持った時にようやく優勝を感じることができました。
本番に向けて幾度となく話し合いを重ねました。その中でそれぞれが意見を交わし、新しい意見が生まれていきます。一人ひとりが最後まで妥協することなく自分の可能性を広げ続け、お互いを高め合った結果が身を結んだのだと思います。思いのほか上手くいかず、議論が停滞することもありました。しかし、班員全員が「優勝」という2文字に向かって我武者羅に走り続けた結果、より団結力が高まり深い議論を行うことができました。ゼミ員の絆とこの素敵な瞬間を心に刻み、今後のゼミ活動にも活かして参りたいと思います✨
応援して下さった、牛島先生、4年生の皆さん、3年生の三田論班のみんな、本当に本当にありがとうございました。
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ディベートでは有終の美を飾ることができましたが、わが研究会のイベントはまだまだ目白押しです。
三田祭がもうすぐそこに迫ってきており、ただいま追い込みの時期に入っているところです!
今年は、【南校舎 456教室】にて展示を行っております。ぜひお越しください!ゼミ員一同お待ちしております🎵
活動報告は以上となります。
拙い文章でしたが、最後までお読み頂きありがとうございました。