7月22日【三田論テーマ決めPart2+有難豚試食会】

こんにちは!
いよいよ間近に迫った夏休みを楽しみにしつつ、期末試験対策に追われる日々を過ごしている、19期しょうじです。
7月22日は春学期最後のゼミでした。その活動内容は…

三田論テーマ決めPART2!

やはりテーマを決めるのは難しかった。
大きなくくりでテーマ分けをしても、なかなか深堀できず、ふんわりとしたものになってしまいます。どういう切り口を入れられるのかという、これからの展望も想像できるようなテーマでないと、進んでいきません。前回に引き続き、テーマ決めの厳しさを痛感した19期でした。

しかしこれだけでは終わりません。
今回のゼミは特別会。
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、いつもと場所が違う…!?

そうです。ここは都内某所のキッチンスペース。そして、この後はなんと、有難豚の試食会を行いました!

普段のゼミと違い、教室から飛び出しての活動は新鮮でとても楽しい!
みんなテンションあげあげでした。

そもそも。有難豚ってなんだ?

有難豚とは、

東日本大震災の時に甚大な被害を受けた宮城県名取市。そこにある養豚場も津波に流されてしまいました。人命が最優先、豚にかまっている時ではない…

そう思われていた中で、奇跡的に助かった豚たちがいました。
津波を生き延びた豚の子孫は「有難豚(ありがとん)」と名付けられました。

今回はその有難豚を育てている、高橋希望さんにご協力いただき、有難豚をいただくという貴重な体験をさせていただきました。

高橋さんは有難豚を少数ながらもこだわりを持って育てられています。
震災で壊滅的な被害を受けながらも新しい養豚の形を開拓し、挑戦されていました。
「人とは違う価値観を持った豚たちから、癒されたり、力をもらったりする」
被災後絶望的な状況から生き残った豚たちは、その子孫たちが今も大切に育てられています。

料理は絶品でした。
ポン酢も塩も焼き肉のたれも全部合う。
香りも味も見た目も最高でした。

自分たちで育てた豚を、自分たちで調理して、感謝し、いただく。
ただ「美味しかった」という感想にとどまらず、育てた方の想いや食に対する考えを見直す、非常に良い機会でした。

牛島ゼミでは、「有難豚プロジェクト」を行っています。
このプロジェクトは、有難豚の一生を追い、命をいただく尊さを学んだり、食べ物になる動物たちのストーリーを感じたりすることを通じて、食について考えるきっかけや、自分たちの食をより豊かにするきっかけ作りをしています。

これからもこの活動が続くといいな。皆さんも興味がありましたら、今後の活動報告をチェックしてみてください!!