17期振り返りブログ【佐久間編】為せば成る、為さねば成らぬ何事も

こんにちは、17期の佐久間です。
このブログのタイトルは、江戸時代の大名上杉鷹山の有名な言葉から引用しました。みなさんはこの続きを知っていますか?

「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」

この言葉には様々な見解があるそうですが、私は「何かを成し遂げるためには、強い意志を持って自ら行動しなければならない」と解釈しています。

1つ名言を学んだところで本題にいきたいと思います。
私は「振り返る」という作業がとても苦手です。
勉強でも間違えた問題を解きなおす作業が一番嫌いで、日常生活においても、何かが終わるとすぐに次の新しい、何か自分に刺激を与えてくれるものを欲していました。

そんな私が出会ったのが<Something New>を掲げる牛島ゼミでした。
しかし1年間のゼミ生活を終えようとしていた3年生の2月、牛島ゼミに対して私が抱いていた想いは「思っていたほど楽しくないな」というものでした。ゼミ自体は好きだったし、毎週ゼミ員に会うことを楽しみにしていました。
でもやっぱり、なんだか面白くない…
この感情がよくわからなくてもやもやしていました。

そんな私がこの2年間の牛島ゼミでの活動で学んだことは、
自分から行動しなければ本当の面白さは得られないということです。

2年生当時、あたかも牛島ゼミに入ることによって充実感やワクワク感が2年間保証されているかのように感じていました。

そのため私は当初、牛島ゼミに入れば何か面白いことができる、何か新しいものが手に入ると受け身になっていました。だからこそ、どんなチャンスが落ちていても、これは面白くない興味がないとすぐに切り捨て、自ら動こうとしていませんでした。

しかし牛島ゼミに入れば面白いことができるというのは大間違いです。牛島ゼミにはたくさんのチャンスが転がっているのは確かです。しかしそれはただのチャンスであり、拾えるかどうかは自分の行動次第だと、ゼミ生活の折り返し地点で気がつきました。

3年生の時は、プロジェクトやディベートをゼミのカリキュラムに含まれているものであるからと受け身の姿勢でやっては、苦手だ興味があまり持てないと正直中途半端な気持ちで取り組んでいました。しかし4年生になってプロジェクトを継続し、規格外野菜を使ったレストランを開催するというチャンスを自ら拾う決断をしました。


(無事にイベントを終えた後のレストラン班メンバー)

今まで与えられたことを淡々とやっていた私にとって、自分たちで一から決め、最終的に周りを巻き込んで形にしていくことは簡単ではありませんでした。
コンセプトを決め、先生やOBの方の協力も得ながらレストランを探し、宣伝をしながら当日のコンテンツを詰める。しかし、左も右もわからない手探り状態で準備を進めていくことは、不安でありながらどこかワクワクするものでした。反省点はありながらも、周りの協力も得てイベントは無事成功を収めることができました。


(イベント当日の様子)

自ら行動を起こすことは、正直面倒なこともあれば多少のリスクが伴うこともあると思います。しかし、牛島ゼミに入ったからには何かやってやろう!という気持ちは、これまでゼミにいた人や、これから受けようとしている2年生が多かれ少なかれ思っている(た)気持ちだと思います。
特にこれから牛島ゼミを志望する2年生、残り1年ある18期はその気持ちを忘れないで下さい。このゼミから拾えるたくさんのチャンスを取りこぼしてしまうことのないように、これから充実した生活を送ってください!