24期振り返りブログ【すずさん編】360km先に咲いた花

「置かれた場所で咲きなさい」という言葉をご存知でしょうか?

 

 この言葉は、ノートルダム清心女子大学名誉学長であった渡辺和子さんの著書の題名です。渡辺さんが神父様からいただいた英詩の一部 ”Bloom where God has planted you. ”からこの題名がつけられました。

個人的な解釈にはなりますが、「もっと美しい品種だったら」「もっと日当たりがよければ」と”たられば”に心を奪われる人生を送るのではなく、今いる場所で精一杯努力をして咲くことの大切さを伝えているのだと思います。(もちろん、置かれた環境に我慢し続けることを勧めているわけではなく、“心構え”のようなものとして捉えてもらえればと思います。)

 

震災遺構 奇跡の一本松(出典:陸前高田市観光サイト)

 

「逆境に咲く花は美しい」とよく言われます。『アスファルトに咲く花のように』と歌った曲が爆発的ヒットを記録したり、東日本大震災で津波にのまれても凜と立ち続ける木が”奇跡の一本松”と話題になりました(花ではありませんが)。穏やかな風が吹く野原で優雅に咲くイメージがある花の、困難を乗り越えて咲き誇る姿が人々の心を打つのでしょう。

 

みなさんは、逆境に立ち向かったことがありますか?

 

 逆境というとおおげさかもしれません。例えば、何かに一生懸命取り組んだり、誰かのために必死になったりした経験も、それにあたると思います。

 

ちなみに、私は昔はそうした経験がありませんでした。

小学生の時に習っていた水泳も、ある程度泳げるようになると飽きてやめてしまったし。中学生で美術部に入ったのも運動が得意ではないからという後ろ向きな理由。高校では人間関係に悩んで転部しました。

なんというか、人生に深みがない。「置かれた場所」に文句も言わず、咲こうとする努力もせず、ただ流されて生きてきた。それがずっとコンプレックスでした。

 

一人暮らし向いてない、たぷたぷ湯舟

 

100万都市と名高い(?)仙台で育ち18年。大学進学をきっかけに神奈川・東京に来たことは、そんな私にとって最大の「場所の変化」でした。慣れない家事に、多すぎる駅の路線、地元の数倍の家賃…そして大学2年生で初めて出会った牛島利明研究会。

当時牛ゼミ一本に絞っていたため、「牛島利明研究会」という文字列がやけに黄金に光り輝いているように見えました笑。

倍率2倍の選考を乗り越え、合格した喜びに浮かれまくっていたあの日からもうすぐ2年。振り返ってみると、少しずつでも自分なりに花を咲かせられたのではないかと思います。もしかしたら、まだ蕾かもしれませんが。

(余談ですが、昨年の部活の秋リーグと渋沢杯の時期が丸被りし、部活のスコアを整理しながらディベートメンバーと電話で議論をするという離れ業を成し遂げました。これで花咲いてなかったら暴れちゃいますね)

 

 私がここまで頑張れたのは、間違いなく同期の存在があったからです。

ディベートで議論の流れが分からず何度も何度も質問しても、同じ班の子が丁寧に説明してくれました。

ユニタメのイベントの準備で疲れていたときには、優しく声をかけてくれました。

そんな優しい面を見せてくれたと思いきや、ヤイヤイといじり倒して来る。その空気感がとても心地よかったです。

「何かのために」、「誰かのために」、「自分のために」そんなことを考える前にまず行動している。そんな人ばかりでした。

24期のみんな、本当に愛してる!

 

 高校時代の私が今の私を見たら、きっと驚くと思います。ものぐさで面倒くさがりだった私が今、牛ゼミでこんなに充実した日々を過ごしているとは!「人間万事塞翁が馬」という故事成語が頭に浮かびます。

 

「置かれた場所で咲きなさい」

生まれた環境で努力できる人は本当に素晴らしいと思います。

けれど、私たちは花ではありません。自分の足で「場所」を変えることができる存在です。

私はたまたま場所を変えたからこそ、努力することができました。

牛ゼミはそのような環境だと、心から思います。

 

 結びに、ここまで私たちを導いてくださった牛島先生、ユニタメの活動を支え続けてくれた関係者の皆様、私たちの永遠の憧れである23期の先輩方、私たちを信じて牛ゼミに来てくれた25期の後輩たち。

何より、ずっと一緒に走り続けてくれた24期のみんな。

本当にありがとうございました。

 

我らが24期!

 

そして、東京から遥か遠く360㎞離れた場所・仙台で、私を思い続けてくれた両親に感謝します。

 

最後に、牛ゼミを受ける皆さんに、満開のさくらが咲くことを心より祈っております。

 

補遺:

本文章を作るにあたり、24期全員の氏名から1文字(一部)とって本文に組み込む、ということに挑戦しました。こじつけや拙さが気になるかもしれませんが、温かく見てくださると幸いです。楽しかった!笑

 

参考(閲覧日2025/11/05):

置かれた場所で咲く ―シスター渡辺和子が学生たちに伝えたかったこと―|ノートルダムの風景|ノートルダム清心女子大学

https://www.ndsu.ac.jp/blog/article/index.php?c=blog_view&pk=1706783484a8ef75da6a6a09471ea621c66f385869

 

【震災・復興】震災遺構 奇跡の一本松 – 【公式】陸前高田市観光サイト|高田旅ナビ

https://takanavi.org/fukko/%e3%80%90%e9%9c%87%e7%81%bd%e3%83%bb%e5%be%a9%e8%88%88%e3%80%91%e5%a5%87%e8%b7%a1%e3%81%ae%e4%b8%80%e6%9c%ac%e6%9d%be/