こんにちは、20期のみうです。
唐突ですが、みなさん、「人」という字の成り立ちって知っていますか?
3年B組金八先生というドラマにて、武田鉄矢演じる金八先生が、
“君たち、いいですか〜。人という字はねぇ、ひとりの「人」がもうひとりの「人」を支えている字です。つまり、人と人が支え合ってるから人なんです。”
という名言を残しています。
私も、「人」というものは、人と人が支え合うということから生まれた漢字だと思っていました。
しかし、実はこの漢字、横向きに立っている人をかたどった象形文字だったんです。意外じゃないですか?笑
そして、リーガルハイというドラマの中では、主人公がこの金八先生の名言をパロディーし、人と人が支えあう以前に1人の人間として自立することの大切さを訴えています。
いきなり、なんの話やねん!って思った方も多いと思います。私もそう思います。笑
でも、私がこのブログで話そうと思ってることは、「人」の成り立ちの本来の由来も大事だけど、金八先生が言っていることもやっぱり大切だと改めて感じた、という話です。
(キャラに反して目立ってしまっている初期写真)
周りに圧倒されて縮こまってた1年目
実は私、3年生の時、ゼミ中に発言するのが怖くて、基本的に黙ってました。笑
今、ブログを読んでいるかもしれない21期はびっくりするかもしれないけど、本当に発言できなかったんです。
それというのも、ゼミ員の発言レベルの高さ、思考力の高さにめちゃくちゃに圧倒されて、自分の発言なんて議論の妨げになるだけだ…と思ってたんです。
特に、zoomでは、声がかぶるとどちらかがもう一度話さないといけないので、タイミングも難しく、より一層発言のタイミングを失っていました。笑
気になることや、わからないことがあっても言い出せずに過ぎ去っていく日々。そんな日々が続き、活動に対するモチベーションも段々と下がってしまい、自分っている意味あるのかな?と思ったことも何度もありました。
それから約半年が経ち、対面での授業が始まりましたが、すでに活発に活動できている同期メンバーがめちゃめちゃ輝いて見えていました。しかし、人の意見を聞く、自分も意見を求められ発言する機会が増え、ゼミ員が小さな意見にも一生懸命、耳を傾けてくれることに気づきました。
そこからは、少しずつ気になったことはとりあえず質問する、ということを心がけてみたんです。
すると、自分の意見に「たしかに!」「そういう視点なかった!」という意見をもらうことも増えました。
ゼミ員の小さな反応が私はとても嬉しくて。その反応への喜びは、自分の発言への自信へと繋がっていきました。
(とがプロ19期の先輩たちと♡)
ご意見番へと大躍進な2年目
それから、気づけば4年生。尊敬して真似していた先輩たちは、もういません。
これから後輩も来るし、かつて自分が先輩に抱いていた憧れを抱けるような人になってるかな?1年間でちゃんと成長できたかな?
正直、不安でいっぱいでした。
いざ、新学期が始まり、ケース&リサーチがあります。
昨年は、人の発表もまともに理解できず、質問したいことなんて全く思い浮かびませんでした。気づけばなんとまあ、自ら手をあげて質問し、意見を述べているではありませんか!
気づけば、卒論発表やゲストトークなど、イベントの中で一度は手を挙げ、発言するようになっていました。しかも、ただ発言するだけでなく、かなり図々しい発言をするので、いつの間にか“ご意見番”みたいになってました。笑
(蝉の抜け殻を見つけ、喜ぶ成人女性2名)
20期同士で書きあった色紙の中でも、「みうの成長を感じた…」というメッセージがあり、それだけこの2年間で殻を破れたんだなと思いました。
そこで、この殻を破れた理由を考えてみたので、少し紹介したいと思います。(いや、誰得やねん)
ここまでの話でお気づきの方もいるかもしれませんが、
一つは、小さな意見にも耳を傾けてくれるゼミ員の存在があります。
そしてもう一つ、私の中で大きかったのが、人に頼ることを教えてくれた牛島先生の存在だったのです。
ある時、人の足を引っ張ることが怖く、グループ活動から手を引こうと考えていることがありました。そこで、牛島先生に相談したところ、「人に迷惑をかけるのは当たり前。その分、感謝すればいいんだよ」と言ってもらいました。
この時、私の中ですごく腑に落ちたんです。
確かに、誰かに頼りにされたら嬉しいし、自分が頼れば相手も頼ってくれる関係作りができるかも?と。
それからというもの、発言量が増えたこともそうですが、
自分にできないことを無理にしようとするのではなく、そこは助けを求める。自分にできることは精一杯するし、それで人を助ける。
という考え方ができるようになりました。
この考え方をし始めてからは、自分の発言に拍車がかかったなと感じています。笑
これは、いいのか悪いのか、今でも定かではありませんが、発言量が増えたことで、活動へのコミット具合が増え、活動に対するモチベーションも高まったと感じています。
という感じで、私のゼミでの2年間はみんなの支えなしでは、成り立たなかったし、自分が自立するためにまず、人の支えが必要なんじゃないかなって思っています!
2年生の皆さんへ
そんな2年間でかなりキャラが変わったであろう私が言えることは、牛島ゼミには頑張ろうとしている人を助けてくれる人がいて、それが自分の大躍進のきっかけになるかもしれないということです。ぜひ、たくさん悩んで、後悔のないゼミ選びをしてください!
ベタかもしれませんが、最後に…
憧れの存在で、目標となる姿を見せ続けてくれた19期の先輩方。
最初は静かだったのに、後半急にガヤガヤ言い始めた私を受け入れ、活かしてくれた20期。
適当で怠け者な先輩でも慕ってくれた21期。
そして、ずっと見守ってくれた牛島先生。
この2年間は、みなさんのおかげで悔いのないゼミ生活が送れました。本当にありがとうございました!