5月24日【TEAM BEYONDワークショップ】

こんにちは!
前回ご紹介にあずかりました「たくちゃん」こと、18期(3年生)のたくみです。幼稚園の頃ですら呼ばれたことのない「たくちゃん」という可愛いらしい名前を頂き(幸いなことに浸透していませんが笑)、実年齢とのギャップに動揺している今日この頃です。

では、ブログの本題に入りたいと思います!

まず、今回はゼミが行われる前に17期の先輩方がソーシャルプロジェクトについての個別相談会を開いてくださいました。

ソーシャルプロジェクトとは、牛ゼミの大きな特徴の一つでもあるフィールドワークを行うプロジェクトです。3年生の選択必修型プロジェクトは、トガプロ、めぐるめ、unispo、FDP(Future Design Project)の四つのプロジェクトで構成されており、どれも今までの自分の人生の中で触れる機会の少なかった環境で活動を行うことができます。どれも魅力的なものですが、1年間通して参加するプロジェクトを1つに絞らなければいけません。

みんな本当に自分のやりたいことを選ぶために、様々な疑問や悩みを抱えていたと思いますが、今回の相談会でそれらをぶつけることができたと思います!
(自分は全時間をただのおしゃべりに費やしてしまいましたが、楽しかったので満足です笑笑)

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そして、そんな相談会後のゼミでは、「発見!パラスポーツ盛り上げ術」というタイトルの下、パラスポーツを盛り上げていくために何が出来るか考えるワークショップを行いました。
このワークショップは、東京都によるパラスポーツ応援プロジェクトTEAM BEYONDと牛島ゼミが共同で開催したものです。

しかし、パラスポーツについて知識が無いゼミ生も少なくなかったので、今回のワークショップを行う前に、パラリンピックやパラスポーツについて牛島先生に説明していただきました。

その説明の中で過去のパラリンピックのCM映像を見たのですが、個人的な感想として、

シンプルにカッコいい!!

と思いました。

障害がある”のに”すごい、だからカッコいい
というのではなく、
単純にスポーツとしてカッコいいと思いました。

動画サイトでもみることが出来るので、見てみてください!
きっとカッコいいと感じますよ!

(パラリンピックのCMを食い入るように見ています笑)

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そして、説明を受けた後、
そんな魅力を持っているパラスポーツを盛り上げるために何が出来るか考えるワークショップへと移りました。

今回のワークショップでは、「パラスポーツを通して、みんなが個性を発揮できる未来を目指す」TEAM BEYONDのメンバーの方々にお越しいただき、一緒にワークを行いました‼

これまでのゼミで学外からお招きしたゲスト講師のお話を伺うことはありましたが、一緒にワークショップを行うのは初めてだったので、どんな感じになるのかな〜と、少し緊張しましたが楽しみながら行うことができました。

ワークショップの内容は、といいますと

まず、スポーツフォトグラファー、スポーツライター、パラアスリートの方々をゲストスピーカーに迎え、それぞれの目線からパラスポーツの「魅力」と「課題」について語っていただきました。

スポーツフォトグラファーの方からは、
「写真を通して見ても、パラスポーツはカッコいい、絵になること。」

スポーツライターの方からは、
「ヨーロッパでは、パラスポーツのチームが地元に密着しており、地元が応援してくれていること。きっと、日本でもこうなれる可能性はあること。」

パラアスリートの方からは、
「パラスポーツを盛り上げて”あげる”という上から目線だったり、逆に、障害を抱えている”のに”頑張ってるというように変に下から持ち上げたりしない。他のスポーツのようにフラットな目線で見ること。」

それぞれの方が熱く語ってくださり、このようなことを学ぶことができました。特に、プレーヤーの目線を知る機会は少ないので、フラットな目線で見ることの大切さは心に残りました。

そして、ゲストスピーカーのお話を伺った後、グループに分かれてTEAM BEYOND の方々と

(1)パラスポーツの魅力とは
(2)なぜその魅力が伝わっていないのか
(3)どうすれば魅力が伝わるのか

の3点について議論し、アイディア提案を行いました。

ワークショップで出た意見を少し書きますと、
(1)パラスポーツの魅力については、
・人の力を超えたパフォーマンスを見れる
・ボッチャなど、老若男女問わず出来るスポーツもある
などが出ました。

以前、ボッチャを体験したことがありますが本当に楽しいです!
18期のきょうすけは楽しすぎて、今年すでに4回やってるそうです笑

そして、(2)パラスポーツの魅力が伝わっていない理由としては、
・触れる機会が少ない
・福祉的目線を持ちすぎている。単純に1つのスポーツである。
などの意見が出ました。

これらの意見を踏まえて、
(3)身近な人に魅力を伝えるために私たちができることに関しては、
・#推しパラ とタグ付けして、推しのパラアスリートをインスタに投稿する。
・某番組の企画に取り入れる
など、現実的なものから、非現実的だけど面白そうなものまで、幅広い意見が出ました。

そして、各グループでの話し合いを終えた後、全体に向けて意見を発表し、アイデアを共有しました!
アイデアの数が多すぎたため、個数制限が出るほど、各グループの話し合いが盛り上がりました笑

今回出た意見を多くの人に共有し、少しでも、個人の出来る範囲でやる事がパラスポーツの推進に繋がると思います。そして、それを継続することが1番重要であり、1番難しいことかもしれないと感じました。

そのためには、より多くの人が、より高頻度でパラスポーツに触れられる機会を増やすこと、そして、それを広めることが大切だと思うので、自分も積極的に関与していこうと思います!

いつもの生活のなかでは、パラスポーツだとか、それを含めたインクルーシブな社会について考える機会というものは少ないと思います。ですが、これを考えることは大切なことであり、普通のことだと個人的には思っています。

もし、このようなテーマに興味があれば、牛島ゼミのunispoやKEIOフットサルアドベンチャーという活動にも関心を持ってもらえるはずだと思いますので、ぜひ、ゼミ説明会にお越しください!笑
あんま興味ないな〜って人も、牛島ゼミにはいろんなプロジェクトがあるので、来てみてください笑

つまり、全員とりあえずお越しください!

最後、ゼミの宣伝になってしまいましたが、改めて、TEAM BEYONDのメンバーの皆さま、ゲストスピーカーの皆さま、貴重な機会を設けて下さり、ありがとうございました。

次は、愛されキャラの元気で可愛らしい食いしん坊「かなえ」です。(キャラ付けすぎてごめんなさい。)
お楽しみに!