【15期振り返り記事「本当のチーム」-村越編-】

こんにちは、15期の村越です。

私の大学生活の半分を過ごした牛島ゼミでの二年間を振り返るということで、このゼミで学べたコミュニケーションの取り方について書こうと思います。

コミュニケーションの中でも、傾聴することの大切さを実感した二年間でした。

ゼミに入った当初、自分の意見を伝えることが一番大切なことだと信じていました。

だから、議論の中でも自分の意見を伝えることを意識していましたし、実際、意見を言えずに終わってしまった会議はありませんでした。

 

ある日、出席者の半数以下しか意見を言わず、会議が停滞していたことがありました。

なんでみんな意見をいわないの?といらだっていた私に、友人の一人が
「意見を言うことは確かに大事かもしれない。けど、何も言ってない人は、人の意見や行動の裏側にある考えとか気持ちとか、そういうものを理解しているんだと思う。それも議論の中では必要なことなんじゃないかな?」
と言ってきたのです。

自分自身、人の話は聞いているつもりだったし、考えも気持ちも理解しているつもりでした。

しかし、それはすべて「しているつもり」だったとその時に初めて気づきました。

それ以降の会議では、常に人の言動の裏側にある思考や感情を考えることを意識しました。

そう意識することで、自分の知らなかったものの見方を知ることができ、視野を広げることができました。

そして、「みんなとどのように活動していくか」、「みんなをどのように巻き込んでいくか」といった、
本当の意味での「チーム」について考えられるように私は変わりました。

 

以上が、この二年間を通して私が学んだことです。

 

このブログを最後まで読んでくださった2年生の皆さん、ご存知かとは思いますが、牛島ゼミはグループワークが中心です。

メンバーには、それぞれのバックグラウンドがあり、価値観があります。

そんな他人の価値観を知ることができる環境がこのゼミにはあると私は思います。

私は、傾聴することの大切さに気付き、意識することで、視野を広げるという自分なりの成長を遂げることができました。

だから、このゼミを選んだことに悔いはありません。

皆さんも、もう一度、二年後の自分がどのように成長していたいのか考え、
悔いの残らないゼミ選びをしてもらいたいと思います。

そして、
この場をお借りして、一緒に活動してくれた15期16期、二年間大変お世話になった牛島先生にお礼を申し上げます。