【利賀プロジェクト振返り(1)】

明けましておめでとうございます!
今年もよろしくお願い致します。
新年早々ではありますが、14期のえりなから順番に2014年の振返りをします。
ぜひご一読ください♪

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入ゼミブログをご覧のみなさん、こんにちは!14期のえりなです。

今回からは、14期として活動してきた3年生が今年1年のゼミ活動を振り返っていきたいと思います。

第一弾となる今回は、牛島ゼミの活動の3本柱のひとつであるソーシャルプロジェクトの中から、利賀プロジェクトについての振り返りです!

そもそもソーシャルプロジェクトとは?

ソーシャルプロジェクトは、実際に社会の現場に出て、問題の発見から解決まで自分たちで考えて行動する、という点が大きな特徴です。

今年度は、Entertainment City for All(ECFA)、めぐるめ、Future Design Project(FDP)、利賀プロジェクトの4つに分かれて活動してきました。

それでは、私が所属する利賀プロジェクトについて書いていきたいと思います!

えりな①

 

富山県南砺市利賀村。

この村は、人口の半分以上を65歳以上の高齢者が占める、いわゆる「限界集落」です。

私たち利賀プロジェクトは、この利賀村をフィールドにして活動しています。

「限界集落」と聞くと、高齢化、田舎、過疎化…など、マイナスの印象を受ける人も多いのではないかと思います。

私も、牛島ゼミに入って利賀村と関わるようになるまでは、「限界集落」という言葉にあまり良いイメージは持っていませんでしたし、限界集落に行ったこともありませんでした。

では、そんな私がなぜ利賀プロジェクトに入ろうと思ったのか?

それは、利賀村という限界集落に行って村の人たちと深く関わりながら活動できる機会は、普通の大学生活を送っていたら、あるいは牛島ゼミに入っていなかったら絶対にないし、今しかできない!と思ったからです。

あとは、純粋に、たくさんの村の人たちと関わったり、お祭りに参加したりするのが楽しそう!と思ったのも理由です。

こうして利賀プロジェクトに入り、実際に何度も利賀村に足を運び、村で行われるお祭りやイベントのお手伝い、草刈り、そば打ち、山菜取り、料理教室、利賀村を紹介する記事の作成など、さまざまな活動を行いました。

どれも都会にいたら絶対にできないようなすばらしい経験で、とても楽しかったです!

また、村の方々と関わりながら活動していくことで、すてきな出会いもたくさんありました。

利賀村で出会った人たちは、おじいちゃんおばあちゃんから若い方まで年齢は幅広く、そしてそれぞれが過ごしてきた環境もさまざまですが、みな力強く、そして生き生きとしている姿が印象的でした。

利賀村の方々は、あったかくて、優しくて、明るくて、元気で、魅力的な方ばかりで、そんな村の方々と一緒に活動できることをとても嬉しく思います。

えりな②

また、利賀プロジェクトとしての活動では、多くの学びを得ることもできました。中でも私が特に実感したのは「問題意識と目的意識をしっかりと持つこと」です。

ソーシャルプロジェクトは、やるべきことは決められておらず、自分たちで現場に足を運び、問題を発見するところから始まります。

私はこれまで、自分で問題を見つけて行動する、という活動をほとんどやったことがなかったため、現場に行って自分で問題を見つけることの難しさを強く感じました。

しかし、何度も利賀村に足を運び、村の方と関わりながらさまざまな活動をしたり、お話ししたりするなかで、だんだんと自分の中で問題意識を持てるようになっていきました。

この問題意識がプロジェクトでの活動の出発点となるため、「自分が何に対して問題だと考えるのか?」をはっきりさせることが非常に大事であると実感しました。

また、活動をしていくなかでは、「何のためにこの活動をしているのか?」を常に意識することが大切であると思います。

プロジェクトの活動は、プロジェクトメンバーだけでなく、利賀村の方々などさまざまな人が関わって行われます。

そのため、それぞれの活動を何のためにやっているのか、すべての人が同じ目的意識を共有して取り組むことが必要不可欠であり、それによってより良い成果が得られると感じました。

こうしていま振り返ってみると、楽しいことも、大変なことも、難しさを感じることもありましたが、プロジェクトの活動を通して「ここでしか得られないもの」がたくさん得られ、利賀プロジェクトに入ってよかった!と改めて思いました。

利賀村や利賀プロジェクトについて興味のある方は、ぜひゼミ員に話をきいてみてください!

以上、14期ゼミ振り返り第一弾、利賀プロジェクト編でした(^O^)